ウィークエンドけそ(第32回/2021.3.28号)
くずざんぽー、けそです!
今週も、勝手にやってるテキストラジオ、『ウィークエンドけそ』のお時間がやってまいりました。
皆さんは、どちらで、いかがお過ごしでしょうか?
引き続き、(休憩もしょっちゅう挟みつつ)英語の勉強をゆるーく続けている私。最近、ホー太郎さんのこちら(↓)の記事を読んで、
「えー私も英語サクサク読める体験をしてみたい…」と思い、Kindleで英語の本をゆっくり読んでいます。今は、「難しくない本を、日本語に訳さずそのまま前から読む練習」をしようと思って、Kindle Unlimitedでこれ(↓)を読んでいます。
(『怪人二十面相』の英語バージョンです)
現在の私は、線を引きながらじゃないとまとまった英文が読めなくって。つまり大学受験特化型の読み方で、電子書籍とかネットの記事だと詰む!しかも毎回頭で和訳しちゃうから時間がかかる(和訳しながら読むってことは文の後ろから読んで戻っていく形を取らなきゃいけないので、時間がかかっちゃう)。…ということで、自分の実力で余裕を持って読める本を、これまでの読み方と変えてみる練習だと思ってやっています。練習とはいえ、中身がつまらないと続かないので、ちょうどいい感じです。
英語学習についてはいろんな方法を試しては何日か続けたのち挫折している私ですが、それでもゆるく続けて伸ばしていきたい!!今まではモチベーションがなかったけど、最近は「あーー英語力があればなあ…」って悔しく思うことがいろいろあるから!!!(英語字幕がサクサク読めたら、DAUプロジェクトで公開されてる作品をネットで観たりとかできたのにー、とか)
さて、この番組では、今週けそがビビビと来た、SNSの話題・ラジオで聴いたもの・YouTubeで観たもの等の中から、特に皆さんにお伝えしたいものを紹介していきます。
ということで、今週の最初の部門!
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今日は、ずっと気になっていたこちらの本について。
私たちは、大人になるにつれて
「やるべきだ」「せねばならない」
といった文句に脅かされすぎてはいないだろうか――。
「やめる」ことは、逃げでもなんでもない。
それをやらなくたって、死にゃあしない。
自分なりの「しないこと」を考えてみれば、
人生はきっともっとラクに、自由になる。
現在39歳の人気文筆家が、
40歳までに「やめること」を綴った
等身大エッセイ!
(同書のAmazon掲載紹介文より引用)
本の目次から少し引用すると、こんなことが扱われてる。
「ポイントカードをやめる――異星人になってみる」
「年齢を数えるのをやめる――迷うのは30代で終わり」
「年賀状をやめる――意識をアップデートする」
いいですねいいですねー。風の時代ですねー。
ということで、今興味があるところだけ読んでるんだけど(私ももともと「完読しなくちゃそれは読書とは言えない」って思ってたんだけど、ほんとは読書ってもっと自由なはずじゃんね!?)、特に印象に残った項目が「喪服をやめる――百点満点のマナーを降りる」。
そこに書いてあったのは、以下みたいなこと。
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・ 20歳になった頃、(著者の岡田さんは)喪服を買い与えられた。吊るしの喪服は、とりあえずいざって時には何も考えずこれを着ればOKな制服のようで、ほっとした。しかしその喪服も、30代半ばの引っ越しの際に処分した。今は、バーニーズニューヨークで買った黒い服を小物を合わせて着ている。喪服は弔事にしか着られないが、これは冠婚葬祭どれでもいける。
・もちろん、「それでは礼を欠く」という意見があるだろうこともわかっている。(岡田さん)自身も、若いころは人のマナーをジャッジばかりする「喪服警察」みたいな時期があった。化粧してくる人とか焼香のマナーがわかってない人を「失格」と思っていた。しかし、葬儀の場面で一番大きいのは「そこに横たわっている一つの死」。葬儀の場は「ドレスコード世界一決定戦会場ではない」。
すべてを完璧にすることが苦痛でないという人たちは、今まで通りにちゃんとしていればいい。数十年単位でずっと同じ喪服を着続ける人たちを責める気もない。めったに着ないから、いいものは長持ちしますもんね。
でも、心理的な負担はできるだけ軽減したほうがいい。「満点の正解」を目指す不毛な競争から、一緒にもう少しだけラクになりたいな、と思っている。正礼装なら思考停止できるという人も、兼用やレンタルで開き直るほうが悩まないという人も。ちゃんとした人はちゃんとしたまま、そうでない人はそれなりに。最低限のマナーと、もう少しだけ甘めの判定で。
(『40歳までにコレをやめる』より引用)
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なんでこの話題が気になったかっていうと、私自身、いっつもフォーマルな場でのマナーのことが不安だから。正解じゃなくても不正解ではないくらいにおさめられてるかな…大丈夫かな…ってことばっかり考えちゃうから。でも最近、「そのことで、一番大事にすべきところがないがしろになっちゃってない?」って思うことが増えてきたから。
例えば、結婚式に招かれたとき、高いヒールを履かないといけないとずっと思ってた。それがマナーだって、何かで読んだから。ただ、そうすると足が痛くて痛くて、肝心のパーティーに全然集中できなくなっちゃって。お祝いに集中できないなら、それ意味ある?ってあるとき気づいて、高いヒールの靴を履くのはやめた。
親族の葬儀のとき、冬だったからタイツ履いてもいいかなって妹に聞かれて、「うーん、さすがにカジュアルになっちゃうから良くないかもだね…」って答えた。でも、列席者にはタイツの人もいて。その時は、「私よりも大人なのに、それでいいのか…」って勝手にがっかりするような気持ちになっちゃったけど、今なら思う。そのせいで風邪をひいたり、式典に集中できないなら、そんなマナーを引き継いでいく意味なんてないんじゃない?って。
あるいは、誰かの思い込みが、「マナー」の形で化石みたいに続いていっちゃってることもある。例えば女子学生の就活時のファッションについて、「化粧をしないといけない」「スーツはスカートが正式」って教え込まれていたのを鵜呑みしていたのも、今から考えればおかしなことだ。
「マナー」という正解があると、堅苦しいけど合わせるのは楽だ。
でも、それを全部飲み込んで引き継いでいくことは、もうやめようと思ってる。自分の精神衛生を守り、もっと「苦しくない世界」をつくるために。
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続いては
ウィークエンドミュージック
のコーナー。
今一番観に行きたい映画、『JUNK HEAD』…の、エンディング曲にハマっています(まだ観てないのにね)。呪文みたいな歌詞が、脳内エンドレスループになっちゃう。こういうお腹のキャラクターが好きなんだよーーー
『JUNK HEAD』より、『人類繁盛』
『JUNK HEAD』はストップモーションアニメーションの映画なのですが、作者さんは本業が内装業の方で、途中まではひとりで独学で創り上げたらしい…(そのあと人を増やして完成させたそう)。すごすぎる!特にスチームパンクとキモかわいいキャラクターが好きな方はツボだと思います。予告編も面白いから観て~↓
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最後の部門!
すんごいお金かけなくても、作って遊ぶことはいつでもできるんだよね!
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今週の『ウィークエンドけそ』、いかがでしたでしょうか?
この番組では、皆様からけそへの、褒め言葉・人生相談・質問をお受けしております。
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もうすぐ4月ですね~。環境が変わる方もいらっしゃることと思いますが、時にはじっと心の声を聴く時間を無理やりにでもつくりつつ…心身をいたわってなんとか生き延びましょう!
それでは、また来週~!
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