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ウィークエンドけそ(第40回/2021.5.23号)

くずざんぽー、けそです!

今週も、勝手にやってるテキストラジオ、『ウィークエンドけそ』のお時間がやってまいりました。まーた0時を過ぎちゃったけども!

毎週更新の最終号です!(更新頻度の変更について詳しくはこちら

皆さんは、どちらで、いかがお過ごしでしょうか?

食料品を買おうと出かけたところ、病院の入り口から伸びているご老人の長蛇の列を見かけました。
そうです、新型コロナウイルスのワクチンを受けるための列です。
ワクチンって噂には聞くけど遠い遠い存在に思えていたので、「あ、実在したんだ…」と驚きました。まわってくる日はいつになるのだろう…。

さて、この番組では、今週けそがビビビと来た、SNSの話題・ラジオで聴いたもの・YouTubeで観たもの等の中から、特に皆さんにお伝えしたいものを紹介していきます。(前の週に字数が多くなりすぎちゃって載せきれなかったものを載せたりもしてます…)

それでは、今週の最初の部門!

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第三の性…とはまた違う。性分化疾患について

今週は新しく学んだことがあったので、皆様とシェアさせていただきたく。

先日、自民党の山谷えり子参院議員が、「体は男だけど自分は女だから女子トイレに入れろとか、アメリカなんかでは女子陸上競技に参加してしまってダーッとメダルを取るとか、ばかげたことはいろいろ起きている」と発言し、問題となりました。


この件のようなこと、今に始まったことじゃないですよね…。
「トランスジェンダーの方が性自認に従って生きられる社会にしよう」との声に対していつもあがるのは、「トランスのふりをして女子トイレや女湯に入る輩が出てくる!(だから、それは認められない!)」との声です。

でも、こうした迷惑行為(というか、犯罪ですよね)を減らすためにすべきことって、トランスジェンダーの方を「体の性」に押し込めることじゃなくて、トランスのふりをして性犯罪に走る人を減らすための教育だと思うんです。

特に男性の性欲について、「加害」と「興奮」が結び付けて刷り込まれがち、ってことがまず問題なわけで。嫌がっているのを見る・禁止されていることをするのが「興奮する」って価値観が支配的なこととか。頭の中は自由だから、考えるだけなら問題ないと思うんです。誰かの長年のトラウマになるようなことを現実世界で実行してしまった人が、本当は迷惑行為なのにジョークみたいに扱われたり、称賛されることが問題だと思っています。

(ただ、「いつでも・誰でも・清廉潔白であれ!」ていうのは現実的じゃないんだよなという気持ちもあり…(もちろん加害を肯定したいわけではありません。この場合「性欲は武器になっちゃうかも」ってずっと思いながら生きていると、同意のある性行為でも悪いものに思えちゃって、臨めなくなっちゃわないか?ということ)。「誰かを踏みつけて快楽を得ることを避ける」と「性欲を楽しむ」ことを両立させることの難しさを感じています。「こうであってほしい、という正しさ」だけでは押し通せない難しさについて、こちらの対談もとても興味深かったのでよかったらぜひお読みください。扱われているテーマは日本のドラマのことなのですが、通じるところがあります)

しかし、今回の件は、トランスジェンダーの方のみに関連する内容ではありませんでした。
…ということを、こちら(↓)の記事を読んで初めて知りました。

また、理解を深めるためにこちら(↓)の記事も読みました。


詳しくはぜひ全文をご覧いただければと思うのですが、ご参考までに、私なりに内容をざっくりまとめてみます。
(※以下の内容は基本的に2番目に貼付したNHKの記事の一部まとめですが、必要に応じて前述のニューズウィーク記載の内容とAFP BB News記載の内容を補っています)

・過去2回オリンピックで金メダルを獲得している女子中距離のキャスター・セメンヤ選手(南アフリカ)は、男性に多いホルモンの「テストステロン」の値が生まれつき高く、「男性ではないか」と言われてきた。テストステロンは、筋肉増強などの効果があるため禁止薬物に指定されている。

・セメンヤ選手のようにホルモンの値が生まれた体の性別の特徴と違っている人、女性の体で子宮や膣が無い状態で生まれてくる人等、性の発達に違いのある人は「性分化疾患/DSD (Differences of Sexual Development)」と呼ばれる。このような状態にある人は、「第三の性」とくくられ考えられることが多いが、性自認の話ではない(セメンヤ選手の性自認も女性である)。

・DSDの女性の場合、テストステロンにまったく反応しないか、細胞の一部しか反応しないため、先天的にテストステロン値が高くともテストステロンをドーピングすることと同じ効果は得られない(DSDに詳しい非営利組織『ネクスDSD』のヨ・ヘイルさん談)。

・しかし、世界陸連は2018年、DSDの選手は「体内のホルモン値を抑える薬を摂取しない限り400メートルから1マイル(約1600メートル)の種目には出場できない」という規定を定めた。セメンヤ選手は、スポーツ仲裁裁判所とスイス最高裁にこの件で異議を申し立てたものの、いずれも敗訴している。

これらの記事を読んだ段階で感じるのは「『はっきり女だってわからないなら、排除しないと怖い!』という結論ありきでルールが決められてるんじゃないかな?議論が進められてるんじゃないかな?」ということです。テストステロンをドーピングするのと、先天的にテストステロン値が高いことの違いとか、裁判でどのくらい検証されたのだろう?

(毎回そう言ってる気がしますが…自戒も込めて…)印象ありき・結論ありきで話をするんじゃなく、科学的根拠等も丁寧に確認して議論を進めないといけないですよね…。

そうじゃないと「知らないものは怖い」「私とは違うものは怖い」ってなっちゃって、「だから排除しよう!」って方向に進んじゃう気がします。

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続いては

ウィークエンドミュージック


のコーナー。

じめじめなシーズンにはシティポップっすよね…。

POLYCATでForever Mate

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続いての部門!

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アイス×フレンチトーストは、初夏の天国じゃ!

暑いのは嫌いだがアイスは好きだ!!!

ということで、アイスを紹介しまくっている方・アイスマン福留さんのアカウントで太鼓判を押されていた「フレンチトースト風アイスバー」を食べました。付属の木の棒の味は苦手だけど、どうしても試してみたかったんだい…!

結果…ヒットでした!

クッキークリームみたいに、クリームに堅めの生地を混ぜて堅い生地がちょっとしっとりするタイプのアイスが好きな私。これはまさにそのタイプ!

クリーム系で重めのアイスって、食べてる間に味に飽きてきちゃうことがあるんですが、こちらはパイ部分がアクセントになるので食べやすいです。

(関東の季節感で言えば)今よりも気温と湿度が上がってくるともっとさっぱりしたアイスが恋しくなる気がするので、本格的な夏が来る前に食べるのが良いかもしれません。機会がありましたら、ぜひ~。

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最後の部門!

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絵本や漫画を手掛けられている、田中六大さんの絵日記がかわいいのでご覧ください…。

さらにそれをTシャツにしているところが最高(私もやろ)。

大学生くらいの頃、絵を描く方のブログをごりごりに巡回していて、六大さんのブログもこまめにチェックしていたんですよ。ドキドキしながらコメントした思い出…。

六大さんの描かれる漫画はガロっぽいシュールさとダークさがあって好きなんですよね(というか、青林工藝舎から漫画を出されているのでその系譜なのだと思う)。

↑こちらに収録されている「ルンナちゃんと幸せなおじいさん」という作品が特に好きです。

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今週の『ウィークエンドけそ』、いかがでしたでしょうか?

この番組では、皆様からけそへの、褒め言葉・人生相談・質問をお受けしております。

ラジオネームを添えて、この記事のコメント欄に記入するか、以下のリンクからマシュマロ投げてください!採用された方は、番組内でご紹介させていただきます(マシュマロは、Twitterでも回答載せるかも!)

そうそう、私の好きな韓国映画、『お嬢さん』が6月5日までGYAO!で無料配信中だそうです!

(R15指定になってる通り、結構濃厚なエロシーンがあります)

こないだもう1回恋人と観て、新たにいろいろと思うところもあったのですが(子役の子にあのセリフを言わせるのはやっぱりどうなのだろうか…等)、でもやっぱり〇〇を〇〇するシーンの爽快さに泣いてしまいました…。

美しい衣装や映像と妙なユーモアの取り合わせ、踏みにじられても強く生きてく女たち、どこに連れてかれるかわからない展開(映画の半分まで来てもそこから先まったく想像ができない)がおすすめポイントです!おうち時間で何するか悩んだ時にでも、ぜひご覧になってみてくださいませ~。

それでは、また次回~!

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けそ
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