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ウィークエンドけそ(第11回/2020.10.30号)
くずざんぽー、けそです。
今週の『ウィークエンドけそ』のお時間がやってまいりました。
皆さんは、どちらで、いかがお過ごしでしょうか?
私は最近、「つらくない運動」の研究をしてます!シンプルな服が好きになってきたから、ほどほどに引き締まった体にしたくて。あと、腰痛とか冷えに効きそう!と思って。
(中学高校の体育、こういう目的のための運動を教えてくれたらよかったのになってすごく思ってる…根性鍛える系の授業じゃなくってさ…)
そんなわけで、夏くらいから宅トレ系YouTuber・竹脇まりなさんのYouTubeをちょこちょこ観てるんですが、昨日試した骨盤矯正ストレッチがとってもよかった!歩きやすくなりました!
なんとなく体の左右のバランスが崩れてる気がする…って方に、おすすめの動画です!
さてさて、記事の内容に戻りまして。
この番組は、今週けそがビビビと来た、SNSの話題・ラジオで聴いたもの・YouTubeで観たものの中から、特に皆さんにお伝えしたいものを紹介していくテキストラジオです!
ということで、今週の最初の部門。
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今週は取り上げたいものがたくさんあって悩んだんだけど(毎週そう書いてるな)…、何回か言及している「noteつづけんのか」問題(?)に関連して、noteの文化の好きだと思うところと、危ういなって思うところについて。
※私の違和感に近い気持ちを言語化してくださってる記事をみつけて最高にクールだと思ったので、「イケてる」部門に入れました。
私は汚い言葉だって捨てない。いつでも「やさしい」ことが奪ってしまうもの
今週、こんなつぶやきをした。
この、「運営側一部の方の倫理観が怖い」ってこと、今の時点で考えてることについて、書いておきたいと思う。
何が怖いかっていうと、note運営側(上層部)にいる一部の方が「やさしくて穏やかな、争いのない世界」を愛しているように思えること。
なんで、一見素晴らしい世界のようなその状態が怖いかって言うと、その方向を突き詰めすぎると「抑圧とか不条理と戦おうとしている人たちの、『汚くて』『怒っている』言葉が、奪われちゃう可能性がある」と感じるから。
これは、私が糸井重里さんの言葉に時々感じる違和感にも通じることなんだよね。(正確に言えば、いろんな人の意見を読んで、「ようやく違和感を持つことを学べた」のだけど)
例えば、このツイート。
わかったことがある。
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) April 9, 2020
新型コロナウイルスのことばかり聞いているのがつらいのではなかった。
ずっと、誰かが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ。
それに続いて、こう書いてる。
責めるな。じぶんのことをしろ。 https://t.co/uLIz0k9cSd
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) April 9, 2020
やわらかい言葉で、人の口を塞ぎにかかってるのでは…と思ってしまった。
これに対しての他の方の意見(ツイート)をいくつか貼付すると。
【責めるな。じぶんのことをしろ。】
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) April 9, 2020
命令口調なのがすごい。誰に何をさせるためのコピーなのか不明だが、一つ確かなのは、先の戦争中に内閣情報局が刊行した「写真週報」等に掲載の戦時スローガンと同様、国民に「判断停止と状況への服従」を強いる効果はある、ということ。https://t.co/t69qF2R4jj
例えばこんな感じ。「責めるな」とは「政府を」「指導者を」という意味だが、糸井氏はわざとその部分を隠している。
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) April 9, 2020
【責めるな。じぶんのことをしろ。】
という糸井重里氏の「コピー」を表紙に追加しても、何の違和感もない。むしろ元のメッセージがさらに強化される。精神文化が同じだということ。 pic.twitter.com/6tZOXhPJCC
糸井重里の文章、改めて読むと幼い子どもが見てもわかりやすいし「やさしい」雰囲気をまとい無害でポジティブでにこにこさせながら、人間の強い感情や意志を恥と感じさせ去勢していく効果がとてもありそうですごい怖かった。
— 渡辺ペコ1122いいふうふ7巻出ました📕 (@pekowatanabe) February 21, 2020
※追記:こちらの渡辺ペコさんのツイートは、時系列的に上記に引用した糸井さんのツイートに対しての意見じゃなかったですね…、すみません。糸井さんの発する「やさしい」言葉についての意見としての紹介です。
(豊崎由美さんのツイートからは、また違う視点を得たりもしたんだけど…。)
これ、多分、糸井さんは自分自身に向かって言い聞かせてるつもりのツイートだと思うんだけど、そうは受け取ってもらえず、「この発言は弱者を責めている」と言われてもしかたのない状況になっている。今の時代、言葉はあのコピー全盛期のような届き方をしないことを早く自覚したほうがいいと思う。 https://t.co/RCQO2N9kCW
— 豊崎由美≒とんちゃん (@toyozakishatyou) April 9, 2020
そうだと思います。コピー全盛時代は、おっしゃるとおりで主語を出さなくても、大勢の消費者(←ここ、肝)がなんとなぁーく気分を察してくれたんですが、エビデンスが求められる今はそれではだめで、主語と理由を求められる。糸井さんはいつまでもあの頃と同じ声しか出していないということです。 https://t.co/K0iNkyMqie
— 豊崎由美≒とんちゃん (@toyozakishatyou) April 10, 2020
ーー
(ようやくnoteの話に繋がっていきますが…)
今月もこういうこと(糸井さんの「行間を読んでね」がうまく機能してないなって思うこと。結果的に、誰かの口を塞いでしまいかねないな、っていうこと)があった。
ほぼ日に掲載されてた糸井重里さんの文章について、こう反応されている方がいた。
この文章はかつて憧れていた糸井重里的な「ことば」との決別宣言だったんですが、これとか読んでると本当に「思ったことはどんどん言うべき文化」に則って思ったことをどんどん言っていこうと思います。 pic.twitter.com/TmBECbp6Y8
— Yuka Masuda (@yukamasuda) February 20, 2020
(ぜひ、元ツイートに貼付されてる「今日のダーリン」全文を読んでほしいっす。豊崎さんが書かれていたような表現(糸井さんが好む「行間を察してね!の表現)みちみちのエッセイです。糸井さんは、「だれか」じゃなくて「そういう文化に言った」って書かれてるけど、やっぱり強者の言葉だなって思って、きつかったな…)
で、ここでnoteと繋がります。note代表の加藤さんは、先ほどの糸井さんの文章をあっぱれ、って持ち上げてるんですよね…。
深津さんの倫理観に疑問を持っていたのと(日本のtech業界でそれなりの地位があるの謎)、cakesとnoteの運営元代表の加藤さんは糸井重里の考えに賛同しているのとで(私がぞっとした今日のダーリンは名人芸だそう)、noteやめることは考えていたけど、今回こそ私もやめる。 https://t.co/VElu94Dm2p pic.twitter.com/ZGO4OZJqkA
— Yuka Masuda (@yukamasuda) October 23, 2020
たしかに、インターネット(というかSNS)って、人間の生の感情をむき出しにしたり加速させて、攻撃性ましましにしてしまう恐ろしい面がある。向こう側にいるのが人だってほんとにわかってますか…?ってトラブル、いっぱい起こっているよね。(それでむやみに傷つく人がいないように、って文化をつくろうとしてるのは、noteのいいところだと思う)
あと、たしかに「思ったこと全部言うのがいい」ってわけじゃない。自分の「言いたい欲」を満たすために気持ちをぜーんぶぶちまけて、相手を一方的に傷つけ続ける関係は、よくない。
でも、だからと言って「いつもご機嫌でいようね、怒りをあらわにしない大人でいようね!」って相手に強いるのは、やっぱり画面の向こうにある人間性を否定する行為じゃないかな?
行間を読み合えて、やさしい言葉しか使わない賢い人たちだけの世界がほんとに存在するなら、みんな毎日心穏やかに暮らせると思う。でもさ、実際にはそんなことは無理だよ。だって、激しい言葉を使って叫びたくなるような搾取多発の状況は、全然なくなってないんだもん。
もし今、「自分に賛成してくれる人だけに囲まれて、自分の気持ちを察してもらえてスムーズに暮らせている」と感じながら生きてる人がいるとすれば、それは周りの誰かが気持ちを殺して、ずっと「賛成のフリ」をしているから、幻想が見られてるだけだと思う(職場でも友人関係でも夫婦や家族でもこういう現象は起こりがちだよね…、自戒もこめて…)。
上にツイートを引用させていただいたMasudaさんが書いてらした、「怒りの言葉が奪われてしまった」話、溜息もらしまくりながら読みました。
マネジメントの必要なアンガーは、そりゃある(私の怒りは、そういうのばっかりではある…)。
でも、やっぱり、怒り全部を捨てちゃまずいんじゃないか?
相手のことが好きでも、仲がよくっても、その人のそれまでの言葉に何度感動してきたとしても。
その人の意見すべてに賛成する必要はないんじゃないか?
「私はそうは思わない」とか、「その考えは危なくない?」って、伝えたいときに伝えられない関係、そこから対話を始められない関係は、ぜんぜん健康じゃないし天国じゃないんじゃないか?
私は、汚い言葉や怒る気持ちのことも、大事に持って生きていきたいよ。
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続いては
ウィークエンドミュージック
のコーナー。
お国ことばが気持ちのいい歌詞!武道館ライブ行ってみたかったー!
藤井風さんで『何なんw』
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つづいては、おすすめフードや飲食文化について扱う、この部門。
白湯+レモンは、強いぞ!
私の健康研究の柱は数本あるんだけど、そのうちの1つは「飲み物研究」。
水分中毒(?)で、しょっちゅう何かを飲んでいる私。
もともとコーヒーが好きだったんだけど、「胃への負担が大きい」「飲む時間を選ばないと入眠がうまくいかなくなる=いつでも飲めるわけじゃない」「歯に着色汚れがつく」ところが嫌で、大量摂取をやめるようになった。
その分別のものを飲みたいなと思って、以下の条件を満たすものを探していて。
・胃腸の調子を悪くしない
・睡眠の邪魔をしない
・歯の着色汚れを気にしなくていい
・まずくない
・飲むまでの行程が面倒じゃない
・特別高価じゃない
(条件の挙げ方がネガティブ…)
一旦「炭酸水」に辿りついて、これも気にいっているんだけど(つくるのは恋人氏にまかせっきりの私…)、これも飲みすぎると、やっぱり腹痛の原因になっちゃうらしい…。
ということでまた、飲み物探しに出たところ、ふと、Minoriさん(フィンランド在住の方。彼女の暮らし方や考え方が大好き)がこうツイートされていたことを思い出した。
1ヶ月間、水にレモン汁(安いレモンじゃなくて、オーガニックの香りの良いレモン)をスプーン1、2杯垂らしたものだけ飲んでみてください。たまに(週2)お酒やお茶を飲んでもいいけど、基本的にはそれだけで。身体が変わります。心も変わります。肌も変わります。味覚も鋭くなり、お金も貯まります。
— Minori (@minotonefinland) April 12, 2018
レモン🍋の絞り汁を水に入れて飲むの、女優のJulia Stilesもやってると聞いて超嬉しくなった!!!
— Minori (@minotonefinland) October 9, 2019
彼女は朝一番にまず飲むそう。ペットボトルの飲料やコーヒーをやめてこれだけを飲み続けるとかなり身体が軽くなるし、肌もツヤツヤになって味覚も冴えてくるのでオススメ。 pic.twitter.com/552pMfvbtI
レモン汁なら家にある!これは…いいんじゃない?
「朝は白湯を飲むとよい」っていうのを中田あっちゃんのモンテッソーリ教育についてのYouTubeでも観たので、朝と夜、白湯にレモン汁を入れて飲み始めた。(夜は、のどの乾燥を防ぎたい+お腹を温めてから寝たい、という理由で飲んでる)
濃縮還元・ボトル詰めされたレモン汁を使ってるし、お茶もお酒も週2以上飲んでるけど、なんとなーく肌とお腹の調子が上向いてきてる気がする。
よき飲み物を探している皆様、一度お試しあれ。
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最後の部門!
靴下の繕いは冬の手仕事ですが、こういうふうにわざと目立つように修繕することをvisible mendingといいます。技能自体は昔からありましたがここ数年特に隆盛です。 pic.twitter.com/QQDZCY4l7h
— 赤坂パトリシア (@akasakapatricia) October 28, 2020
自分のものに「していく」繕い、かわいくって素敵だ!
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今週の『ウィークエンドけそ』、いかがでしたでしょうか?
この番組では、皆様からけそへの、褒め言葉・人生相談・質問をお受けしております。
ラジオネームを添えて、この記事のコメント欄に記入するか、以下のリンクからマシュマロ投げてください!採用された方は、番組内でご紹介させていただきます(マシュマロは、Twitterでも回答載せるかも!)
もうすぐ10月も終わり~。風邪ひかないように、あったかくして過ごしてくださいね!
それでは、また来週!
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