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骨盤矯正を売りたいなら勉強しろ。
整骨院勤務の経験の浅いアルバイトの子は、やはり矯正メニューを売ることに抵抗があるようです。
まあ当然でしょう。10年仕事してる俺でも苦しむくらいだから。
その辺をchatGPTに聞いてみたら、施術者の抱えるモヤモヤをハッキリと言語化してくれたので紹介します。
プロンプト
多くのグループ整骨院ではそういった治療(根拠の薄い治療)を高価で売り、売上をあげているという現状があります。
多くの人にとってQOL向上には寄与していると考えられますが、一部の人は泣き寝入りしているような状態かもしれません。
これは、社会としては問題ですが、そこに勤務している施術者にとっては見て見ぬふりをするしかないと思います。
chat GPTの答え
確かに、多くのグループ整骨院が科学的根拠が薄い治療を高価で提供し、収益を上げている現状は、社会的に問題と捉えられる部分があります。QOLの向上に貢献している人がいる一方で、過度な費用負担や期待した効果が得られず、泣き寝入りする患者も存在する可能性があります。このような現状が生まれる背景や、それが施術者にとってどのような意味を持つのかについて、いくつかの観点から考えてみます。
1. 施術者のジレンマ
施術者として、目の前の患者に寄り添い、良い結果を提供することは大切ですが、職場の方針として高額な治療を提供することが求められる場合、道徳的ジレンマを感じることもあるでしょう。施術者自身が治療の価値を信じているならば、そのジレンマは緩和されるかもしれませんが、疑問を感じながら業務を続けると、自己の専門職としての誠実さや患者への責任意識に葛藤が生まれる可能性もあります。
2. 「見て見ぬふり」がもたらす影響
施術者が見て見ぬふりをするしかない状況は、施術者自身の成長や信頼関係にも影響を与えるリスクがあります。疑問や不満を抱えながら施術を行うと、患者との信頼関係が深まりにくく、施術者自身が本来の力を発揮できない場合もあります。また、疑問を抱えながら働き続けることで、長期的にはバーンアウトや職業に対する情熱の喪失にも繋がる可能性があるため、施術者自身のQOLも低下しかねません。
3. 社会的な解決策の必要性
このような構造的な問題は、個々の施術者が解決することが難しいため、業界全体や社会的な解決が求められます。たとえば、消費者への教育や、整骨院業界での倫理基準の確立が必要です。また、根拠に基づく治療法を促進するためのガイドラインや業界団体による指導があれば、患者も施術者もより健全な環境で治療を受け・提供することができるでしょう。
4. 施術者としてできること
もし施術者が現状に疑問を抱えているのであれば、自分の知識や技術を磨き、より根拠に基づいたアプローチを学ぶ姿勢を持つことができるかもしれません。たとえ見て見ぬふりをする状況であっても、患者のQOL向上に尽力しつつ、できる範囲で誠実に対応する姿勢を持つことが、施術者としての倫理的な責任を果たす一助となります。また、将来的には施術者が自らの信念に基づき、自分で選んだ環境で働くことを目指すのも一つの道でしょう。
結論
社会的には、過剰な負担を強いる整骨院のビジネスモデルには改善の余地がありますが、個々の施術者が一人で問題を解決するのは難しいのが現状です。しかし、施術者としての誠実さや患者に寄り添う姿勢を保ちながら、より良い治療を提供するために自分の技術や知識を磨き続けることは、患者や自分にとってもプラスになるでしょう。
キーワードとしては
・自己の専門職としての誠実さ
・患者への責任意識
・施術者自身の成長
・患者との信頼関係
この辺でしょうね。
骨盤矯正を売っている治療院では、上に挙げたようなモノが失われやすいというchatGPTの分析です。(これってかなりヤバい状況じゃね…?)
雇われている人間が環境を変えることはできません。となれば、やることは一つです。
勉強しろ。
人の体について勉強して、自分が納得できるロジックをつくる。それしか無いと思います。
めっちゃ骨盤矯正売ってる先生はめっちゃ勉強してます。
自分にとっての正解のロジックをつくっているから、売れるんです。
骨盤矯正を正解にするのではなく、骨盤矯正と呼んで提供する自分の施術を正解にする。
たいていマニュアルがあると思いますが、そんなものは無視しましょう。
結局、施術者としての自分の価値を支えてくれるものは知識と技術なんですよ。人間性とか問診の上手さなんかではなく。
売上あげるのが偉いみたいな幻想をつくって、チケットを売る問診力を身に着けましょう、みたいなしょうもないこと言ってくるコンサルも放っておきましょう。あいつらは施術者の敵です。
自分の身を守るためにも勉強するしかないんです。そうして身につけた盾は、強力な矛にもなります。
だから、勉強しよう。人の体は勉強すればするほど面白くなってきます。
chatGPTが言うような最悪の結末にならないように。
疑問を抱えながら働き続けることで、長期的にはバーンアウトや職業に対する情熱の喪失にも繋がる可能性があるため、施術者自身のQOLも低下しかねません。
しかし、コンサルとかよりもchatGPTの方がよっぽど人間味があるってどういうことよ。
脳化社会の弊害だな。これを予言していた養老孟司先生に敬服。