【レポート】つどえるサロン#02 荒井 菜彩季さん|TAKE! 2024
2024年度も、東海村場づくりスクール「TAKE!」を引き続き展開しています!
TAKE!は、ゲストから話を聞く「つどえるサロン」と、アクションを共有し合う「つながるトーク」の2つのパートがあります。
今回はつどえるサロンの2回目。
ゲストに、合同会社LOCUS BRiDGE・CMOの荒井 菜彩季さんをお呼びして、住民と行政が一緒につくるシティプロモーションの事例と経験談をシェアしていただきました!
ゲスト:荒井 菜彩季(あらい・なつき)さん
ふるさと納税で市民プロジェクトを応援
荒井さんが公務員として勤めていた経験から、その期間に担当した事例をお話ししていただきました。
北本市役所で働いていた頃、シティプロモーションとふるさと納税を担当していた荒井さん。
シティプロモーションは市内の住民向けに、ふるさと納税は市外の寄付者向けに取り組んでいたそう。
2014年、消滅可能性都市に指定された北本市は、「『住みたい、住み続けたい』と思ってもらうには?」をシティプロモーションのテーマに据えています。
そこから、関わる人の数ではなくその人の意欲が大事であるという指標を取り入れました。
参加/推奨/感謝で意欲を分類し、数値化することで、シティプロモーションを捉え直しました。
ふるさと納税では特に、市民のチャレンジに対して投資する「ふるさと納税を活用したクラウドファンディング」に力を入れています。
&green marketを開催
北本市が主催する屋外でのマルシェイベント『&green market』。
飲食や雑貨などのテントが出店し、体験や展示、地元産の食材も楽しめるイベントになっています。
客層は20~30代が多く、幅広い年齢層の方々で賑わっているのが写真を見て伝わってきますね!
ここで驚きなのが、毎回のマーケットを北本市役所の芝生広場で開催していること。市役所の敷地内で開催していることが新鮮に感じられました。
出店者は公募。
初対面の出店者の方がいることもあり、毎回、マーケットが始まる直前に顔と顔を合わせて挨拶をする時間を作っています。
さらに、このイベントに関わる人にはステイトメントを設定し、関わる上でのルールのようなものに沿って活動しているそう。
みんながそれを守ることで、心地いい空間を作っていきます。
最初に決めたものが、困った時、迷った時にみんなで立ち戻る場所になっているのを感じました。
立ち返るものがあると、自分たちの進む方向がわかりやすく、かつ共有もしやすくなりますね。
行政と市民が一緒になって街の風景を作る試みは、北本市内の小学校の総合の時間のテーマとしても取り上げられているそうです。
こうして活動が小学生たちの世代にも伝わり、より幅広い世代の「やってみたい」を実現する場所として定着していくんだなと感じました。
やりたいことができる場所をつくる
行政側の「やりたい」に市民を巻き込むのではなく、市民の「やりたい」に寄り添うことに重きを置いて、ふるさと納税やマーケットに取り組んできたと荒井さんは語ります。
思いは他の人に引き継げないことが多いからこそ、今できる人・今ここにいる人たちと街をつくることに目を向けている荒井さん。
市役所から民間に移った今でも、住民の皆さんと向き合う姿勢を大切にされているのが伝わってくるお話でした。
お話しいただきありがとうございました!
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