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アップはまず「時間」優先

試合前のウォーミングアップ

練習前でも、考え方は同じです

私が今回お伝えしたいのは、「何を優先して考えるのか?」ということ

これが理解できていないと、ちょっと空気読めない人、仲間とテニスし辛い人になる可能性がある

「え?そんなことまで気にするの?」と思う方もいるかも知れません

それくらい今回は細かいところ

でも、noteの読者のみなさんには大事にして欲しいことなので、書いておきたいと思います

ウォームアップ完了を目指さない

「準備完了」までやらないこと

練習前のアップで考えてみましょう

みなさん、練習前にウォーミングアップはどれくらいやりますか?

まずショートラリーからロングラリー、ボレスト、くらいでしょうか

テニススクールのレッスンなら最初から球出しかも知れません

今回は、スクールではなく「みなさん同士の練習」をイメージしてみて下さい

つい、自分が納得いくまで、準備完了となるまでアップしたりしてませんか?

この感覚って、実はすごく危険なんです

試合前に5分間のアップが出来る大会もありますが、そこでも同じ

「自分が納得するまで、準備完了するまで」アップをするものだと考えていると、どうしても長くなりがち

5分アップなのに、10分、15分経っても終わらない

大会運営をしていると、正直こんな方がほとんどです

客観性を持って時間優先

とにかく、時間優先

自分の調子が悪かろうが、身体が温まっていなくても、時間優先

もっと言えば、その時間内でしっかり終えるような準備が大事だということ

ショートラリーを一つとっても、まずみなさんアップの時間が長い

5分も10分もショートラリーをしている人、みなさんの周りにいませんか?

これは自分の納得いくまでやりたいと考えている、または「自分から下がる」ことが出来ない典型例です

周りが下がったら下がる、そこに主体性はなく客観性もありません

こういう周りに流されていく視野の狭い人は、なかなか試合でも勝てないし成長しない

厳しいようですが、私はこのウォーミングアップからその人の強さや人間性ってすごく見えてくる気がします

アップは基本5分、長くても7分程度で全て終わらせる

この時間感覚を普段から養っておくことがすごく大事なんです

だから最初の1球目がすごく大事

以前に、ウォームアップは「ショートラリーの1球目が大事」と書きました

ここでピタッと合わせることが、すごく大事

それくらい、最初から集中して丁寧にインパクトする

そうすれば、アップは短い時間でも大丈夫

この考え方は、試合でもとても有効です

最初は相手のサーブに合わない、リターンで苦労しても自分で短い時間で合わせる癖が身に付く

アップをダラダラと長い時間をかける人は、試合もずっとスロースタート

調子が上がらないままに負けていく、その要因は普段の練習のアップにあることに気づかない

自分の調子が上がるまでショートラリー、ロングラリー、時間もお構いなしなんて試合では絶対に通用しない

みなさんは、テニスの試合に勝ちたいはず

だったら細かい部分を試合仕様に変えていくことは大事ですよね

ぜひ、意識してみて下さい

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T-PRESS 富田
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