香港国際レース海外注目馬
こんにちは。こんばんは。タピオカです。
今週末は香港のレースがあり、日本出走馬のレベル感がぐっと上がった感じがしております。香港国際レースは、
スプリント(1200m)ヴァーズ(2400m)マイル(1600m)カップ(2000m)
の4レースが日本では馬券発売がされます。
この記事では、競馬場の解説、参戦する海外馬をみて最終的にレースで展開が向きそうな馬の紹介をしていきたいと思います。
また、海外馬紹介は馬券に入り込んできそうな馬の紹介をしているので、全頭の解説はしておりません。しかし、馬券に入り込んでくると考えた理由は明確にしておりますので、そちらをご覧ください。
・シャティン競馬場について
香港の競馬場であるシャティン競馬場。下の写真を見ていただくとわかるのですが、オーソドックスな競馬場となっています。坂は無く、平坦な競馬場となっており、レースは右回りで行われる。直線は430mとやや長めに作られております。幅は30mに設定されている。国際レースのフルゲートは14頭となっています。芝は「洋芝」を用いているため、札幌競馬場や函館競馬場と似たタイムが出やすい。
洋芝は、日本の競馬場よりも馬場状態が「重」になっています。そのため、良馬場という文字を見て、その情報を鵜吞みにするのは危険ということです。日本馬が海外挑戦に苦戦するのは馬場の違いです。例えば、今年の凱旋門賞に参戦したシンエンペラーはその馬場に苦戦していました。日本馬を軸にして買うという人は、このことは忘れないように、、、
・注目馬紹介
ここでは、日本馬以外の注目馬を紹介していきます。
それぞれのレースごとに解説していくので、参考にしてみて下さい。
・香港ヴァーズ注目海外馬
「ルクセンブルク」
この馬は去年の香港カップの2着馬です。今年はヴァーズに出走してきます。ここ最近のレース結果は振るわない結果が目立っておりますがポテンシャル本物です。
去年の香港カップでは最強馬である、ロマンチックウォリアーに差のない2着となっています。レース内容としても、中団後方で控えた競馬をして残り700mのところでムーアが押していき、最後まで脚を伸ばすことができていました。長く良い脚を使っていけるタイプですので、香港での距離延長はそこまで問題ないと見ています。また、今回のヴァーズは頭一つ抜けた存在がいないのが事実。シャティンに適性のある一頭ですので期待できる存在です。
「ドバイオナー」
この馬に関しても、シャティン競馬場の適性が高い馬とみています。ロマンチックウォリアーには負けているものの、QE2世Cでは3着に持ってきています。サンクルー大賞では、先行し直線内から伸びての勝利となりました。良いポジションで控えることができる馬体の強さはあると思います。また、普段は欧州競馬をしていることもあり、馬場に対する不安は一つもありません。また、近走では2400mで結果を残しているほうが多いのです。日本馬のオッズがどうしても人気しがちですので、良い狙い目の馬になると思います。
・香港スプリント
「カーインライジング」
スプリントではこの馬だけ注目しとけば良いといってもいいほどの馬が出てきたのです。馬柱だけでみると10戦8勝2連体とそこを見せぬ強さです。前哨戦である香港ジョッキースプリントでは、17年破られなかったタイムを塗り替えるほど強かったのです。ゴール板前では、手綱を緩めるほどの余裕でしたので、ほぼ一強といった存在なのです。日本の高松宮記念で3位に入賞してきたビクターザウィナーに圧倒的な差をつけているので、この馬に日本馬が対抗していけるのかどうかが楽しみです。日本でトップクラスのスプリンター3頭が挑戦していくので、これは他のレースとは違った見方になりますね。
・香港マイル
「ヴォイッジバブル」
シャティン競馬場のマイル戦で馬券外に飛んだレースは、去年の4月が最後。19戦シャティン競馬場で走り、馬券外は3回。複勝率は驚異の84%オーバー。こんな数を走って、8割越えの複勝率は並みの馬で成すことができません。香港のG1マイルで1着取っていないじゃないかと思うかもしれませんが、まだ現役であった最強馬である「ゴールデンシックスティ」がいたので、評価を下げる必要はないのかなとみています。今回のレースでも安定して馬券に入り込んできてくれると期待しているのがこの一頭。
・香港カップ
「ロマンチックウォリアー」
いうまでもなく強い馬です。この馬のポテンシャル、競馬センス、ジョッキーとの相性すべてが香港競馬界では超越している次元にいる馬です。QE2世Cは3連覇、香港カップ2連覇しており、G1は8勝中。2,3頭目を探すレースになります。
前哨戦である、前走は安田記念を勝ってからの休養明けの1戦となり、相手を1ミリも寄せ付けずに完勝しました。しかも、ジョッキーは鞭を一回も使わずに持ったまんまでの競馬。香港場で勝てる馬はいないので、挑戦してくる海外馬がヴァーズに参戦することがよくわかります。
シャティン芝2000mは内枠が有利ですが、最内枠がロマンチックウォリアーなので手も足も出ないような状態になっています。
今回ばかりの香港カップはリバティアイランドに好走を期待しています。日本馬は一度もこの馬に勝ったことがありません。打倒浪漫勇士!
・タピオカ本命馬
日本馬のオッズが人気しがちの海外レース。人気馬でも複勝オッズが2.0つくことも稀ではないので、回収率を残していくのならば、海外馬を本命にしていくのが海外競馬のセオリーです。ですので、全レース海外馬を本命にしていきます。
もちろん、日本馬も応援しておりますので紐には確実に入れておきます。
個人的に一番結果を残しそうだなとみているのが、ソウルラッシュです。洋芝対応も全く問題がなさそうですし、平坦な直線でマイルCSを勝っているので1着になることを期待して応援していこうと思います。
香港ヴァーズ:ドバイオナー
香港スプリント:カーインライジング
香港マイル:ヴォイッジバブル
香港カップ:ロマンチックウォリアー
今週のレースが終わりましたら、有馬記念に向けての投稿をしていこうと思っておりますので、ぜひご覧ください!