QWLとは?「公私融合」のトリセツ。
働く人のモチベーションってなんだろう。
いい仕事ができる人は、どんなプライベートの持ち主なんだろう。
長らく日本の社会風土は「私生活は会社に持ち込むな」でした。
自分自身が幸福になりたい!と願う心は、仕事と切り離さなければならず
「何かを抱えて」生きている人にとっては仕事に全力投球できない、働きづらい環境でした。
令和になって、コロナウィルス という突然の劇的変化が世界を襲い、
リモートスタイルの導入によって、私生活=職場に。
まだまだ日本企業の風土に残る従来の価値観に加え、新たな「働きづらさ」も生まれています。
私たちは、企業内にコンシェルジュを常駐させ、仕事の合間や休み時間に
いつでも私生活の「困った」や「ほしい」に対して伴走者として寄り添い、新しい気づきや幸せのきっかけとなる情報やアイディアを提供する、
コーポレート・コンシェルジュ事業を日本で初めて導入したスタートアップです。
ワーカーご本人の相談だけでなく、親御さんやお子さん、知人、友人など「自分以外の大切な人」も、TPOの大切なステークホルダー。
あなたの私生活全てが対象です。
目次
1なぜ起業したか
2実際の事例紹介「どんな相談が来るの?」
3コンシェルジュってどんな人?
4今どんなことをしていて、これから何をしていきたいの?
1なぜ起業したか
代表のマニヤン・麻里子が外資系金融で幼い子供を抱えて営業をしていた頃感じた「ママはこれからお仕事」が子どもに通じない母としての苛立ち。
そして、その状況を「無いもの」として扱う日本社会への不満。
「私生活を誰かが助けてくれることが当たり前」になる時代が、日本にも必ずやって来る!2016年に起業した時の想いは、4年経った今も変わっていません。
2事例紹介「どんな相談が来るの?」
コロナの影響で美術館にもイベントにも出かけられず、インプットが足りない・・。そんな方には、オンラインで楽しめる様々なアイディアをご提案。
高校生のお子様がクラス替えのタイミングで学校へ行かなくなった、何か
親子で一緒に楽しみながら、一歩を踏み出すきっかけが欲しい・・・。
悩みを話していただいた方には、東京で開講した異年齢の子どもたちが学べる海外資本のスクールの体験入学をご紹介。
遠方に住む親に認知症の兆候が出て来た。本人は大丈夫といって言うことを聞かない、どうしたらいいだろう・・・。
介護初心者のこの方には、まずは要介護認定の申請と進め方、親御さんへのお話の仕方を含む「見守りのアイディア」とコミュニケーションについて
介護経験の長いコンシェルジュの知見をもとに、ご提案。
引越しに伴い、新しく保育園を探さなければならない。職場と自宅の中間地点で18時半まで延長保育があり、園庭のあるところはありますか?
ご夫婦ともにフルタイム勤務でお忙しい方には、子育てのご相談専門チームが、丁寧にリサーチして候補をいくつかご案内、見学方法や申し込み方法、空き状況も直接、園に電話をしてお調べします。
これらのご相談は、提案レポート、またはその場での会話やお電話、オンラインを利用したメールやZOOMといった方法でお伝えします。
3コンシェルジュってどんな人?
バックグラウンドも、職歴も、年齢も、国籍も様々。
その個性が、私たちの宝です。
ご相談に来られた方の声を聴き、おっしゃっているご相談内容からその奥にある真のニーズまで読み解き、心を寄せてソリューションのご提案をしています。
コンシェルジュデスクでの直接のご相談に加え、オンラインやメールからも受け付けます。
NOTEマガジンでは、コンシェルジュ自身のプライベートや「想い」についても公開していきます。ぜひそちらもご覧ください。
詳しいコンシェルジュ紹介は、以下の公式websiteからどうぞ。
4今どんなことをしていて、これから何をしていきたいの?
企業にコンシェルジュが常駐し、福利厚生の一翼を担う基本形のほか、オフィスビルに常駐することで入居する複数のテナントの方にご利用していただく、付加価値のある不動産サービス事業としても展開中です。
また、コロナ禍においては新たなソリューションとして、在宅勤務におけるワーカーの心身の健康と働き喜びをプライベート面からサポートすべく、4月からオンライン・プログラムを毎日開催。
延べ1000人以上が、ヨガ・ワークアウト・ピアノコンサート・お子様向け英会話ワークショップ・茶道・料理・マインドフルネス・バレエ・空手・メイクアップ講座などに参加。
実際のご相談として寄せられたお客様の声を基に開発された独自のプログラムをリモート勤務のワーカーとそのご家族へ提供し、ウェルビーングの向上に貢献しました。
今後は企業だけでなく個人向けコンシェルジュサービスや、ハードワークのために自身のセルフケアをおろそかにしがちな医療関係者向けコンシェルジュサービス提供、傾聴・コーチングのスキルを活かしたオンサイトとオフサイト、2つの異なる場を連動させた新しいサービスの提供、業種を超えた契約企業の横の繋がりから生まれるコミュニティの創出によって「孤独」「不安」「人との繋がりよって生まれる学びの機会の激減」などを解決していく、新たな事業も模索中です。
人生100年時代に何度も訪れる個々のライフ・イベントや複雑化する生活スタイルに「人が寄り添う」ことで、ワークライフの充実とアブセンティーイズムの軽減によってもたらされる企業利益の貢献に、寄与していきたいと考えています。