フェブラリーステークス 2020【予想】
2020年最初のGⅠ、フェブラリーステークス。過去の傾向は
同じ馬が複数馬券に絡んでいるが、血統的には東京ダート1600mの特徴通り、ゴールドアリュール産駒(オレンジ色)や A.P.Indy 系(ピンク色)が強い。
前走距離では距離短縮馬が強く見えるが、勝ち星で言えば3勝と2勝だから、深く考える必要はなさそう。
②アルクトスは3連勝でプロキオンステークスを制した後、盛岡のマイルチャンピオンシップを2着してからの参戦。東京ダートは【5.1.0.0】で、1600mに限れば【4.0.0.0】と圧倒的な成績。1400m重賞を勝てるスピードもあり、
昨日3勝を挙げた田辺騎手
連覇に挑む⑤インティは内枠を引いたことで先手を取りやすくなっただろう。ただ、どうしても脆さのある馬。外から被せられる可能性も、GⅠの舞台であれば武豊騎手が相手でも早めに潰しに動いてくる可能性もある。②アルクトスの田辺騎手なんかは全く気にしないだろう。
また、前走の東海ステークスで控えたことが今回どう出るか。
その⑤インティに東海ステークスで先着した⑦ヴェンジェンスは好走血統である A.P.Indy 系のカジノドライヴ産駒だが、これまで27戦もして、東京・中山への出走がたった2回なことが気になる。
⑨サンライズノヴァは一昨年が3番人気で4着、去年が6番人気で7着。一昨年の武蔵野ステークス以降は着外となるレースが続いていたが、南部杯では一転した先行策からゴールドドリームらを相手にレース史上2番目に速いタイムとなる強い競馬でGⅠ初制覇を飾ったように衰えはまだ無く、今年は根岸ステークスを使わず、武蔵野ステークスからの直行で挑む。
松山騎手が自ら跨った最終追い切りでは昨年の最優秀短距離馬インディチャンプに遅れを取ったが、それまではクリソベリルを相手に猛稽古を消化。
ユニコーンステークス、武蔵野ステークスを勝った最も得意とする東京1600mへの
初ダートとなった根岸ステークスを完勝して⑫モズアスコットは恐らく1番人気。根岸ステークスの反省記事でも書いたが、1分23秒を切るタイムで同レースを優勝したノンコノユメとモーニンはどちらも本番のフェブラリーステークスも優勝。
ただ、安田記念以降のマイル戦は5戦して【0.0.0.5】としており、安田記念を勝っているからと言ってプラスになるとは限らない。土曜日の雨の影響で時計が速くなっているのは追い風ではあるが、ペース次第では届かない可能性もある。
クリソベリルの同級生⑬デルマルーヴルはドバイUAEダービーへの遠征も経験した期待馬。これまで5着以下になったことがなく、【4.4.2.3】と安定した成績を残しており、近走は地方競馬で長めの距離を中心に使われているが、A.P.Indy 系のパイロ産駒。デムーロ騎手騎乗で9番人気なら1年ぶりのマイル戦での一変を期待していい。
【結論】
単勝 ⑦サンライズノヴァ