【エッセイ】母より数段上手(うわて)な0歳児の娘
少し辛いことがあった。
気持ちがなかなか上向きになれず、やらなければいけない年末の諸々も進まない。
気分の切り替えが上手にできない。
そんなとき、0歳7ヶ月の娘を見たら、自分と同じように悲しい気持ちがコントロールできず天井を向いてごろごろ転がりながら泣き叫んでいた。
しかし数秒後、娘は右手の親指をしゃぶりだした。
たったひとつの、2,3センチの柔らかい指を口に入れるだけで、徐々に表情が穏やかになっていき、次第に眠りについた。
すごいなあ。
気持ちの切り替え、上手だなあ