ななこと_姉妹育児中のママ

大阪在住の姉妹ママ/30代/外資系勤務*** エッセイにチャレンジしながら、姉妹育児のあれこれを綴ります

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最近の記事

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【自己紹介】こんにちは、ななことです

はじめまして。ななこと、と申します。 もうすでにいくつか記事を投稿した後になりますが、簡単に自己紹介をさせていただきます。 プロフィール ななこと。ペンネームはふたりの娘の名前から取りました。 大阪府の南の方で生まれ、大学時代までは大阪の実家で過ごし、その後は10年ほど東京で仕事をしていました。 お仕事は建設業の現場監督からキャリアをスタートし、色々あっていまは外資系のコンサルティングファームで管理職についています。 2020年に夫と結婚して、結婚する直前に実は授かって

    • 【お知らせ】noteアカウントを引っ越ししました

      お久しぶりです。 このたび、2024年1月よりnoteのアカウントをお引越しいたしました。 こちらでは主に育児記録や日記を書いていましたが、新しいアカウントではこの春の育休明け見据えて今後の働き方についての発信をしています。 もしお時間があれば、ぜひ遊びにきて下さると嬉しいです。 こちらのアカウントをフォローしてくださった皆様、記事にスキボタンを押してくださった皆様、本当にありがとうございます。

      • 【エッセイ】日本語学習真っ最中の娘に感心

        2歳8ヶ月の娘、言葉の爆発期がまだ続いている。 日に日に増えていく語彙と、大人顔負けの言い回しに舌を巻く。 特に、まだ知らない単語について自分の知っている知識をフル活用して説明してくれるところが素晴らしい。 先日、保育園で産まれて初めて口にしたどら焼きは、 「ホットケーキのサンドイッチ!」 なるほど。 きな粉がまぶされたスノーボールは、 「きのこ(きな粉のこと)の味がするまんまるなドーナツ!」 分かるような、分からないような? 連絡帳に書かれた献立で答え合わせをすると

        • 【エッセイ】見よ!これが令和のプリンセスだ

          2歳8ヶ月の娘。近頃すっかりプリンセスの虜になった。 とはいえ、プリンセスが何たるかはあまりよく分かっていない様子で、 保育園のお友達がハロウィンに着てきたキラキラの衣装=プリンセスという認識しかしていないらしい。 100均で見かけるキラキラの衣装を着ているディズニープリンセスがプリントされたプラスチックの食器や、 詳しい名前は母も知らないがプリキュアと思わしきキャラクターがプリントされたレトルトカレーをやたらと欲しがるようになった。 そして最近、ついに自分のことをプリ

        • 固定された記事

        【自己紹介】こんにちは、ななことです

          【エッセイ】母より数段上手(うわて)な0歳児の娘

          少し辛いことがあった。 気持ちがなかなか上向きになれず、やらなければいけない年末の諸々も進まない。 気分の切り替えが上手にできない。 そんなとき、0歳7ヶ月の娘を見たら、自分と同じように悲しい気持ちがコントロールできず天井を向いてごろごろ転がりながら泣き叫んでいた。 しかし数秒後、娘は右手の親指をしゃぶりだした。 たったひとつの、2,3センチの柔らかい指を口に入れるだけで、徐々に表情が穏やかになっていき、次第に眠りについた。 すごいなあ。 気持ちの切り替え、上手だなあ

          【エッセイ】母より数段上手(うわて)な0歳児の娘

          【エッセイ】0歳の娘の目線になってみると家の中でかわいい小動物が見えた

          最近ずりばいを始めた0歳7ヶ月の娘がはまっているのが、母のスリッパである。 リビングのカーペットがあるゾーンや畳の部分にあがるときに脱ぎ散らかしたスリッパを、気がつけば両手に持って楽しげに見つめている。 床を歩くものなのでもちろん清潔ではなく、急いで取り上げるのだが、何度も何度もすきあらばスリッパを探している。 特にキャラクターがプリントされたりしている訳ではない、シンプルで退屈なスリッパなのだが、どうしてこんなに娘から愛されているのだろうな?と思っていたある日。 色ん

          【エッセイ】0歳の娘の目線になってみると家の中でかわいい小動物が見えた

          【エッセイ】育児は間違いなく仕事のスキルアップに繋がる

          2歳8ヶ月を迎えた娘がいまはまっているのが、お料理だ。 もともと食べることが大好きだった娘。 食材や調理に興味を持ち、お話が上手になった頃から「おりょうりしたいの」と伝えてくれるようになった。 巷でも「五感を使う料理は脳の育ちに良い」なんて話をよく聞くので、これはチャンス!知育知育!と思って母は張り切った。 どこかで貰った粗品の子供用のエプロンと、キッチンの作業台に届く踏み台を用意して娘に手伝わせようとしたのだが、これが苦難の道のりの始まりだった。 お料理をお手伝いして

          【エッセイ】育児は間違いなく仕事のスキルアップに繋がる

          【エッセイ】いつだってシャッターチャンスは逃してしまうもの

          我が家では、寝室をふたつに分けている。 ひとつは、リビングにつながる和室で私と0歳の次女が寝ている。 もうひとつは、6畳の洋室でパパと長女が寝ている。 0歳の次女はまだ夜中に2回ほど授乳が必要だ。 赤ちゃん時代から繊細で、少しの物音ですぐに目を覚ます長女を起こさないためにこの布陣に落ち着いた。 (パパが出張のときはやむおえず和室で3人で寝るが、その日はふたりの娘が交互に起きるので、私は基本的に夜は寝れないものだと諦めている。) たまに長女は、夜中にひとりで起きて和室に来る

          【エッセイ】いつだってシャッターチャンスは逃してしまうもの

          【エッセイ】娘の遠視と、成長の経過について

          2歳8ヶ月を迎えた長女は、1歳半検診で目の焦点が合わないと指摘された。 検査の結果、特に右目が重度の遠視で、その頃から眼鏡での治療を開始した。 眼鏡をかけはじめてから、約1年が過ぎた。 子どもの治療用眼鏡には年に一度補助金が出る。 そのため、今日の検診の結果次第では眼鏡を新しくするかもしれないというタイミングだった。 大阪に引っ越してきてから、4度目の受診。 2歳を越えた頃からはじめた視力検査は、最初は見えたイラストの絵を口で言うものだったが、いまはもう大人と同じ「C」を

          【エッセイ】娘の遠視と、成長の経過について

          【ただの日記】次女がずり這いを開始しました

          0歳7ヶ月を迎えた次女が、ずり這いを始めた。 長女のずり這いは確か9ヶ月頃だったので、かなり早目だ(一般的には、平均的なのだと思うけど)。 そこら動き回って、気がつくと母のスリッパを舐めていて、やめて〜!となる日々。 こうなると2人育児がいよいよ大変になってきた。 特に長女が保育園から帰宅した夕方から就寝までの4時間ほどが、本当に戦争。 育休中で、日中のんびり過ごしていてもこの4時間が耐え難いのに、仕事復帰したらいったいどうなってしまうのだろう… 不安だらけで、ついつ

          【ただの日記】次女がずり這いを開始しました

          【エッセイ】娘に優しくできない日は、自分を好きになれない日

          2歳半の娘は、まだまだ体力があるようでない。 なのに、外出して何かのイベントに行き、テンションが上った日はお昼寝をしないことがある。 そのときは元気なのだが、夕方に近づくにつれて次第に残り電池が少なくなり、でも眠るほどではないその気だるい感じできっと本人も何が何だか分からなくなるのだと思う。 普段できることができなくなる。 話し方がだらしなくなる(何を言ってるかわからなくなる)。 抱っこ、食べさせて、など甘えてくる。 こういうときは、疲れたんだねえと言いながら甘えさせ

          【エッセイ】娘に優しくできない日は、自分を好きになれない日

          【エッセイ】娘がこれから出会う「ちょっと違う人たち」

          保育園からの帰り道、とある女の子に出会った。 その女の子は車椅子に乗っていて、 表現の仕方に迷うが、ぱっと見て「障がい児だな」と分かる様子だった。 車椅子を押す、おそらくお母さんと思われる女性が女の子に声をかけ、女の子が娘に向かってバイバイと手を振ってくれた。 「バイバイって言ってくれてるよ」 そう娘に声を掛けると、娘は不思議そうな顔をして女の子をじっと見たまま、何もせずすれ違ってしまった。 なんだか少し申し訳ない気持ちになって、すみません、とお母さんに会釈をして娘の

          【エッセイ】娘がこれから出会う「ちょっと違う人たち」

          【エッセイ】娘はすくすくとママの相棒になっていく

          先日、2歳半の長女と一緒にお料理をしていた。 娘には、キッチンで踏み台を使ってすっかり上手になったゆで卵の殻剥きをお願いしていた。 その後ろで、母はばたばたと作りおきのおかずをレンジであたためていた。 ばたばたしすぎたせいか、レンジから肉じゃがの入ったタッパを床にぶちまけてしまった。 油っぽい汁が床一面に広がり、全力で萎えた。 しゃがんでキッチンペーパーで床を拭いていると、 キッチンで卵を剥く手を止めないまま、頭上から娘の声が降ってきた。 「だいじょうぶ?」 「ゆっく

          【エッセイ】娘はすくすくとママの相棒になっていく

          【エッセイ】赤ちゃんに求められることの喜び

          まもなく生後7ヶ月を迎える次女が日中、泣くことが増えた気がする。 いままでは二人目ならではというか、お姉ちゃんのお世話である程度ほうっておかれてもぼーっとひとりで過ごしている赤ちゃんだった。 寝返り→寝返り返り→寝返りで横移動できるようになってから、視野が広くなったのかもしれない。 一緒に遊んでいた母が、さてトイレ…さて洗濯物…と遊びを切り上げて立ち上がってどこかに行くと、いままでご機嫌だった顔がくしゃっと潰れて泣き出すようになった。 それはおむつが濡れたや、お腹が減っ

          【エッセイ】赤ちゃんに求められることの喜び

          【エッセイ】想像できない未来について、親と話ができるのはいつまでだろう?

          平日、特に何も用事は無かったが、実家に立ち寄ってみた。 快速の電車でたった一駅の実家。 東京に住んでた頃は長期の休みでしか見せられなかった孫の顔を、少しでも頻度高く見せてあげたいと思い何かと理由をつけて立ち寄るようにしている。 長女は保育園のため、次女だけ連れて行った。 まだ言葉も話さず、寝返りに次ぐ寝返りで横移動を懸命に頑張る小さな存在を、父も母も、そして私の祖母たちも手を叩いて見守ってくれた。 どんな子になるんだろうねえ。 お姉ちゃん(長女)と顔はそっくりだけど、性格

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          【エッセイ】娘のポジティブ発言に朝から笑う話

          なぜそんなことをする流れになったのかは覚えていないが、朝食を食べながら夫婦でウインクをどちらが上手にできるか勝負することになった。 片目を閉じるとただ目が乾いている人にしか見えない母と、 片目を閉じる度になぜか口がひきつって持ち上がる父。 そんな両親を見て、父の隣に座った2歳半の長女が、思い切り両目を閉じた。 ぎゅーっと閉じて、ぱっと開いて、にかっと笑った。 「◯◯ちゃん(長女の名前)は両方できるで!◯◯ちゃんの勝ち!!」 みんなで笑って、焼いたパンがひっかかってむ

          【エッセイ】娘のポジティブ発言に朝から笑う話