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子供の才能を伸ばしたいと思ったらやるべき3つのこと③

才能プロファイラーのひろたです。

ここまで2回に渡って「子供の才能を伸ばしたいと思ったらやるべき3つのこと」をテーマに書いてきました。

今回が、このテーマの最後になります。

それでは今回の結論です。
『黙って、待ちましょう!』その子にはその子のタイミングがあります!


前回、子供へのアプローチについて書きました。

アプローチをしたら、最後は「待つ!」のみです。

皆さんはどうでしょう?
親に「○○しなさい!」って言われて、
「うるさいな!今やろうと思っていたのに!」
とか、「自分のタイミングでやるから黙っていて!」
と思ったことありませんか?

私はあります!
親に限らず、社会に出ても日常茶飯事です。

前の職場で先輩に、本を薦められたことがあります。

私を育てようとしてくださっているのは分かるのですが、当時の私は日々余裕がなく、買ったきり読めずにいました。

それを、毎日毎日読んだか確認され、
「まだ読めていません。すみません…」
というやりとりがストレスでしかたありませんでした。

終いには、
「俺のアドバイスは聞く気ないんだな」
と言われ、私も腹が立ち、
絶対に読むものかと、翌日、ブックオフで本を売ったのを覚えています。

その後、何年か経ち、私は実家に戻りました。
そこで、仕事に行き詰まり、状況を打開しようと手に取った本があの時、先輩に薦められた本でした。

先輩は本当に私のことをよく見てくださり、必要なことを薦めて下さっていたのです。

ただ、当時は私のタイミングではなかった。
それだけのことだと思います。

こういうこと、子供との間では多々ありませんか?

それは親なりに本気で子供に関わるからだと思います。
先輩が私に対してそうであったように…

それに対して、親は少なからず子からポジティブな反応を期待しているのではないでしょうか?

そして、その期待が裏切られたとき、悲しみから怒ったり、強制してしまうのではないでしょうか?

それをしたところで良い結果にならないことは分かりつつも、そうせずにはいられない。

しかし、子供たちのタイミングを無視したアプローチの結果、子供に芽生えるのは『才能』ではなく、恐らく『嫌い』という感情です。

本当に子供の才能を伸ばしたいと思ったら、その子のタイミングを『待つ』。
待てずにとる行動は、自分(親)のための行動です。

子供はこれからもっと多くの経験をし、多くの才能の源泉と出会います。
そのどれが、才能に開花するか分かりません。
焦らず、子供のタイミングを待ちましょう。

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