【DREDGE】クトゥルフ系漁船シミュレーション【ゲーム感想】
こんにちはtozicaです。
今日は日曜日!
DREDGE クリアした
ちょっと前に発売して、インディーゲーム界隈でも少し話題になった「DREDGE」なんですけど。
PlayStation Plusのゲームカタログに追加されていたので最近遊んでたのを、この前クリアしたので、その感想を書きます。
ネタバレは特にないです。
全体としては小粒ながらとても良質なアドベンチャーで、割と最初から最後までずっと夢中になって遊んじゃいましたね。
サブクエストとかも出来る範囲で回収しつつメインクエストをクリアして、だいたいプレイ時間は10時間くらい。
DLCも出てるっぽいのでそっちもちょっと気になったんですけど、そっちはPS+のカタログ対象には無かったのでまだ遊んでない…。
基本サイクル
ゲームの流れは割と単純で、基本的にはだいたい以下のような感じで進んでいきます。
朝になったら出港する
海の上で魚を捕ったり海底に沈んだ物品をサルベージしたりする
夜になったら(あるいは倉庫がいっぱいになったら)拠点に戻る
朝まで休憩する
海には色んな得体の知れない化け物がうようよしていて、そいつらは夜になると元気になるので、基本的には昼間にしか航海しない…というのが基本的なプレイです。
まぁ、夜にしか釣れない魚とかもいるので、だんだんそうもいかない状況も増えてはくるんですが…。
魚も釣ってから時間が経つと傷んで売値が下がっちゃうので、そういう意味でも基本的には魚を釣ったらその日のうちに街に戻って売るのがセオリーという感じ。
釣りやサルベージはシンプルなミニゲーム仕立てになっていて、魚の種類などに応じてミニゲームの種類は変わるものの、基本的にはどれも「タイミングよくボタンを押す」だけ。
とはいえ、個人的にはこのシンプルさが逆に良いというか、黙々とできちゃう感じで良かったですね。
マップはいわゆるオープンワールドで、広大な大海原の中に島とかがぽつぽつあって、拠点というか停泊地もいくつか存在しています。
なので、目的の場所に行くまでにいくつかの停泊地を経由しつつ何日かかけることもあったりして、良い意味で「海の広大さ」が感じられるようになってる。
あとは、持ち物はバックパックゲームみたいな感じのパズル仕立てになっています。
魚や物品の種類によってマスの形状が異なるので、ここもちょっと頭を使う部分で、ちょっとした面白みを提供してくれてた気がする。
「船倉のここに空きがあるから、あの魚釣ってから町に帰るか~」みたいな。
良かったところ
なんかこう「これがめちゃくちゃ良かった!!」みたいな突出した点はあんまり思いつかないんですけど、全体のゲームバランスとかアート的な雰囲気とか、全てが "ちょうどいい" 感じで良かったなぁ。
システムと世界観とストーリーとが渾然一体となってて、一人の漁師になりきって延々と遊んじゃうようなゲーム体験が形作られてた。
魚を釣ってお金を稼ぐのか、素材をサルベージして船を強化するのか、クエストを進めるためのアイテムを探しにいくのか。
そんな感じでほどよく沢山のタスクが常にあって、それを海の棲む怪物たちに襲われないようにしつつ如何にこなしていくかっていうジレンマが、悩ましくも楽しくて。
そんな、心地の良い忙しさを楽しめるゲームだったなって思います。
そんなわけで、とても楽しいゲームでした。
パッと見の印象はなんかすごい硬派というか、かわいい女の子が出てくるわけでもないし、人を選ぶ感じがあるんですけど、実際遊んでみるとかなりエンターテインメント性の強い作品というか、割と誰でも楽しめる良作なんじゃないかな、と思いました。
おすすめです。
おしまい。