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【スターオーシャン6】仲間と冒険しているという実感【ゲーム感想】

こんにちはtozicaです。
今日は水曜日!

この記事は、エロゲーとか作ってるクリエイターの制作日記です。
noteなので直接的なエロ表現はありませんが、えっちな話が苦手な人は気をつけてね。

注意書き

スターオーシャン6 クリアした

スターオーシャンシリーズ、今まで遊んだことなかったんですよね。
子供の頃はガンガン読者だったので、セカンドストーリーの漫画はちょっとだけ読んだことあるんですけど。

それでまぁ、PS+のゲームカタログを眺めてたら本作がラインナップされてたので、これを期に触ってみようかなぁと思いまして。
しばらく前に遊んでたんですけど、先週クリアしたので、それの感想を書きます。

一言でまとめるとねー、UIにちょっと難はあったけど、ストーリーもかなり良かったし、キャラにもすごく思い入れができる作品で、全体的にはかなり満足感がありましたね。

どんなゲームかざっくり紹介

本作は、スターオーシャン25周年記念として作られた、スターオーシャンシリーズの6作目です。

名作として名高い「セカンドストーリー」と同様のダブルヒーローシステムを採用していて、男主人公であるレイモンドと女主人公であるレティシアのどちらかを選んでゲームを始めることになります。
星間航行が当たり前となった先進文明側の人間であるレイモンドが、トラブルにより未開惑星に墜落し、そこでレティシアと出会う……という本作序盤のプロットも「セカンドストーリー」をかなり意識させるものになっていて、そのあたりも記念作品ならではなのかな、と思ったり。

なお、今回はレイモンド主人公でプレイしました。
いつも主人公の男女を選択できるようなゲームでは大抵女の子の方を選ぶんですけど、今作については先進文明側のレイモンドで遊ぶ方が全体のストーリーがより楽しめそうな予感があったので。
実際、その予感は割と正しかったような気がしてる。

仲間と冒険してる感が最高

今作を遊んでてめちゃくちゃ良いなーって思ったのが、キャラがめちゃくちゃ喋るところ。
イベントとイベントの合間にマップ上を移動してる時とかに、キャラ同士がめっちゃ喋ってくれるんですよね。

ある町からある町に移動する道中とかにも「●●へはここから南東に進めばいいんだよね~」みたいなボイスが入ったりとか、新しいキャラが仲間に入った直後だったりするとそのキャラと既存キャラとが絡んだ会話がちょこちょこ発生したりとか。
ダンジョン内でも行き止まりに進むと「こっちは行き止まりみたいだな…」みたいなボイスが入ることがあるんですけど、それも使い回しじゃなくて、場所や状況に応じて異なるキャラが異なるセリフを喋る。すごい。

なお、一応ゲームシステムとしてはファストトラベルも存在してるので、移動なんてすっ飛ばして目的地に一気に飛ぶことも出来るんですよね。
でも、この仲間同士の仲良し会話が聞きたくて、ついついファストトラベルを使わずに移動してました。

そんな感じで、皆の会話を聞くのがすごく楽しかったし、ゲーム全体を通しての「仲間と冒険してる感」がすごく良かったなぁって今でも思ってるんですけど。
一方で制作者目線で「自分のゲームで同じプレイ体験を作れるか」って考えると、あまりにボイスの分量が多くて収録とか実装の手間がヤバそう過ぎてゾッとするし、こういうのはわたし達みたいな個人制作者は無理だなぁ……って思ってちょっと切なくなっちゃった。
こういう、”物量で殴ることで引き起こされるゲーム体験” は……インディーズでは作り出せないんだよな……。

女性キャラがかわいい

エロゲーを作ってるくらいなので、普通のゲームを遊ぶ時も「女性キャラがかわいいかどうか」は割と重要なポイントなんですけど、そこらへん今作はかなり良かったなぁ。
みんなかわいいし、割とえっちな格好してるキャラが多くて、大変よかった。

特にニーナちゃんがかわいかったです。

ニーナちゃんおっぱい大きくてかわいいね

UIがあまりにもクソ

巷のレビューでもだいたい言及されてるので、たぶん本作をプレイした人の殆どにとって共通認識だと思うんですけど、UIがね~~~~あまりにも酷かったですね。
どう酷かったか列挙すると、以下のような感じ。

  • スキルツリーを一個解放するのにキャンセルできない数秒の演出が入るし、一括で解放ができない。ので、スキルツリーを解放してく作業がほんとに面倒くさい。このUIでやるならツリーのノードの数は1/5とかにすべきだったと思う。

  • 必殺技がR2で発動なんだけど、長押しするとなぜかコントローラーがぶるぶる震えるだけで発動しない。おかげでラスダン手前くらいまで必殺技の発動方法が分からないまま遊んでた。

  • メニュー画面の構造が全体的にあんまり直感的じゃない。流石に中盤以降は慣れたけど。

  • 同じ種別のアイテムを複数持ってるときの表示が、一個ずつ異なる行で表示しつつそれぞれに合計数を併記してるっていう、正気を疑う表記でびっくりした。ついでにデフォルトのソート順序もあんまり実用的じゃないせいで、装備更新がだんだん面倒くさくなってた。

  • R2を押すとマップを開いて、もう一度R2を押すとワールドマップが開いてファストトラベルできる…っていうUIがだいぶ謎。おかげで中盤くらいまでファストトラベルの方法が分からなかった。

ストーリーや戦闘がそれなりに面白かったので、これらのUIのダメさでプレイを断念するほどではなかったんですけども。
割とプレイ全体を通じてじわじわと心理ダメージを与えてくる感じではあったなぁ。

逆に言えば、ゲーム制作における反面教師としては割と有用…なのかもしれない。


というわけで、初めてのスターオーシャンシリーズだったわけですけど、なかなか楽しかったです。
機会があったらセカンドストーリーのリメイク版も遊んでみたいなぁ。

おしまい。

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