【ロマンシングサガ2 リベンジオブセブン】初見だったけど最高に楽しかった【ゲーム感想】
こんにちはtozicaです。
今日は日曜日!
ロマサガ2 クリアした
みかんさんにSteamギフトでもらって、そこからちまちま遊んでた「ロマンシングサガ2 リベンジオブセブン」なんですけど。
つい先日やっとクリアしました。
いや~~~~、めちゃくちゃ楽しかったですね。
そんなわけで今回は本作の感想とかを雑多に語っていこうと思います。
ネタバレもめっちゃしていくので、未プレイの方は先にプレイしてから読んでね!!
サガシリーズの遍歴
まず最初にわたしのサガシリーズの遍歴から書いていこうと思うんですけど。
サガシリーズ、最近の作品は全然触れられてなかったものの、昔の作品は割と触ってたんですよね。
詳しくは以下の通りなんですけど、だいたいほんとに触ってただけで、ちゃんとクリアできたサガシリーズはサガフロ2だけだったりする。
GBサガシリーズ → 小学生の頃に親戚から譲ってもらったGBソフト群の中にSaGa1〜3が入ってた。カートリッジだけで説明書は無かったので、細かいシステムが分からないためにどれもクリアできず。
ロマサガシリーズ → 小学生の頃にロマサガ1だけ、ソフトと攻略本を親の知人の子供からもらった。ちょっと遊んだけどクリアはできず、もっぱら攻略本ばかり眺めてた。
サガフロシリーズ → 中高生の頃にサガフロ2にどハマりして何周も遊んだ。サガフロ1もその後に中古で買って遊んだものの、一人の主人公もクリアできずに積んだ。最近出たリマスター版も未プレイ。
アンサガ → 中高生の頃に中古で500円で買ってちょっと遊んで積んだ。
そんなわけなので、今作は自分にとっては初めてのロマサガ2であり、同時に久しぶりのサガシリーズでした。
それでどうだった?
めちゃくちゃ面白かったですね。
なによりロールプレイが非常に楽しいゲームだった。
専門用語でいうならナラティヴってやつ。
どの順番でイベントを進めるか、どのキャラクターを皇帝に選ぶのか、どんなパーティ編成をするのか…といった部分が全てプレイヤーの手に委ねられていて、それら全ての選択が自分だけのバレンヌ帝国の歴史を紡いでいく。
このういうゲーム体験自体はオリジナル版から存在していたものだとは思うんですけど、だからこそ、原作がどれだけ傑作だったのかというのを思い知りましたね。
あとは、今回のリメイクにあたって追加された要素についても、原作が持っていたであろう本来の面白さをさらに底上げするものになっていた気がします。
進行可能なイベントが丁寧に可視化されたことで、次にどんなイベントを進めようか考えるワクワク感が強調されてた感じがしますし。
戦闘システムについても面白かったですね。
敵の攻撃が基本的に苛烈で、敵にいかに行動させないかが重要になってくるゲームバランスが、タイムラインバトルっていう最近のサガシリーズで採用されてるバトルシステムと相まって「間延びしづらく、かつ油断できない」っていう絶妙なゲーム体験が生まれてた気がします。
そこに加えて、それぞれの行動がサクッと進行することにより、一回一回の戦闘が短時間で終わるっていうのも、全体的にプレイがとても爽快になってて良かったなぁ。
あと何より、キャラクターがみんなイケメンと美女揃いなのも良かったですね。
シティシーフ♀ちゃんと宮廷魔術師♀ちゃんがお気に入りです。
最近はなにかとポリコレが取り沙汰されますけど、やっぱりゲームで動かすならカッコイイ男とかわいい女の子がいいよねぇ…って改めて思った。
…あっ、フリーメイジ♂さんは座っててください。
思い出に残ったもの
せんせい探し
今作では、マップ中に散りばめられた「せんせい」を探すという収集要素があります。
ここの制作会社が前に作ってた「聖剣伝説3 ToM」でも同じようにサボテンくんを探すという要素があったので、たぶん同じプログラムを流用したんだろうなぁ…。
でも、これがね~~~、なんかとても良かったですね。
聖剣伝説ToMのサボテンくんの時は大抵マップの隅の分かりづらいところにポンと置いてあるだけだったので、正直探しててもあんまり楽しいとは感じなかったんですけど。
今作のせんせいは、酒場のカウンターに座ってたり、干してある洗濯物にしがみついてたり、高いところに立って遠くを見つめてたり、そんな感じでそれぞれの場所ごとにかわいい所作を見せてくれるので、次はどんなポーズをしてるんだろうなぁっていう楽しみがあった気がします。
あと、上でも書いた通り、一応SaGa2はプレイしたことがあったので、そういう意味でも「あのせんせいが…今はマスコットになってる…!!」っていう面白みがあって、そこもなんか良かったな。
ルドン送りの真実
オリジナル版のロマサガ2は未プレイながら、ネットミームとして「ルドン送り」という言葉は前から知ってました。
皇帝を殺して世代交代させたい時に皇帝をルドン高原に送る…っていう事だけは知ってたので、さぞやルドン高原っていうのはゲームの進行度にそぐわない強い敵がごろごろしてるマップなんだろうなぁって思ったりして。
でもいざ本作を遊んでみて、びくびく怯えながら実際にルドン高原に行ってみたら別に敵が特別強いということも無くて、ちょっと拍子抜けしつつもビックリしたんですよね。
その後SNSで訊いてみたら、アバロンから近くてマップの入口付近に敵が出てくるから効率が良かっただけだよ、って聞かされて二重でビックリした。
ちなみに今回のリメイク版だと、ルドン高原よりも下水道で殺す方が効率的なので「ルドン送り」に代わって「下水送り」という言葉が生まれたらしいですね。
あ…あんまりだぁ……。
魔石の指輪
宝石鉱山のイベントで手に入る「魔石のかけら」をモール族に渡すと入手できる「魔石の指輪」というアイテムなんですけど。
ステータス異常に対する耐性がついて、しかも魔力も魔法防御も上がるというめちゃめちゃ強力な装備なので、わたしの一周目のプレイではだいたい皇帝に付けてたんですよね。
んで、そしたらなんか宿に泊まった時に不穏なBGMが鳴るようになりまして。
最初は魔石の指輪との関連性にも気づかなくて「終盤になったからBGM変わったのかな…それにしてはなんか不穏だな…」とか思ってたんですけど、実は魔石の指輪って「装備者以外のメンバーのLPが宿泊するたびに減る」っていう効果があるらしくて、それのBGMだったみたいなんですよね。
1周目のクリア直前ぐらいにそれをやっと知って、そこでやっと「だから海女ちゃんが知らぬ間に死にかけてたのか…」ってなった。
これも初見プレイならではの体験だよね…って思ってちょっと嬉しくなっちゃったな。
流石にそこからは使うの辞めましたけど。
我がバレンヌ帝国の足跡
一周目のプレイ記録です。
最初に10時間くらい遊んでからもう一度ニューゲームしてるので、厳密には2回目なんですけど。
せっかく初見プレイするんだから、ということで
① 攻略サイトは基本的に見ない
② 故意に皇帝を殺したりとか生前退位はしない
っていうルールで遊びました。
ネタバレとか気にせず書いてるので未プレイの方は気をつけてね。
あと、プレイと同時並行で書いてたので、今読み返すと実際の攻略情報とはぜんぜん違うことを書いてたりするんですけど、そこもまぁ初見プレイの醍醐味かなぁと思ってそのままにしてます。
帝国暦1000年: ジェラール皇帝
初期メンバーに宮廷魔術師♀ちゃんを加えて冒険してました。
宮廷魔術師ちゃんタイツがえっちでかわいいね…。
実は一回目のプレイでは運河要塞を攻略する前に宝石鉱山をクリアしちゃったために年代ジャンプしちゃって、キャットちゃんとジェラール皇帝で運河要塞を攻略することが出来なかったんですよね。
それがなぜかとても心残りだったので、もう一度最初からやり直したのがこれ。
そんなわけで今回のプレイでは定石通り、クジンシーを倒して下水道を攻略して、最後に運河要塞を攻略してジェラール皇帝の冒険は終わり。
そういえば、一回目のプレイだと3代目皇帝くらいでやっと術法研究所が作れるようになったんですけど、今回はなるべく術も使うようにしてたら、ジェラールの代ですぐ作れるようになったからびっくりした。
もしかして術法研究所って、皇帝のスキルレベルが条件になってたりしたのかな…。
帝国暦1128年: ジェシカ皇帝
やっぱり女の子を操作したいよねってことで、2代目の皇帝は帝国軽装歩兵♀のジェシカさんにしました。
先代で帝国重装兵がタンク役を務めるスタイルが大変快適だったので、この代でも大体同じ戦法で戦ってた。
ジェシカ皇帝の主な功績は、宝石鉱山を攻略したのと、カンバーランドを救ったこと。
カンバーランドの国王との対談の中で、誰が次の国王にふさわしいか聞かれたときにソフィアちゃん!って答えたら「女性が国王だと反発もあるかもだけど、あなたも女性だから、いい感じに助けてあげてね」みたいなこと言われたのが、なんか細かいところまで台詞が作り込まれてて、なんかいいなぁって思った。
帝国暦1229年: リチャード皇帝
カンバーランド解放に伴いホーリーオーダーが追加されたので、早速パーティに入れてみた感じの布陣。
サラサラヘアーのリチャード皇帝を始めとして、全体的に気品の漂うパーティになりました。
鍛冶屋で作った槍がくっそ強くて、ホーリーオーダー♂のピーター君の槍技がこの代の主戦力でしたね。
チャージが当たった敵はみんな死ぬ。
リチャード皇帝、気品の漂う雰囲気とは裏腹に実際は割とメチャクチャ珍道中を繰り広げてたので、割とこの代は思い出に残ってて気に入っています。
武装商船イベントでまずは紳士的に鉱山解放とかしてあげてたんだけど、同盟の交渉が決裂したのでブチ切れてハリア半島から突撃して服従させたりとか。
踊り子のダンスを見るために田舎の村で何泊もしたり、そのあと人魚薬の素材を探しに世界中をうろうろしたりとか。(完全なる公私混同である)
地上要塞でハムスターみたいに回し車走らされたりとか。
そんなこんなで最後は地上要塞でボクオーンをブチ倒して、リチャード皇帝の冒険は終わりを告げたのでした。
最後までピーターくんの槍は強かった。
帝国暦1415年: マゼラン皇帝
先代のリチャード皇帝に無理やり服従させられた武装商船構成員が、なんと後年の皇帝となりました。
先代とはうってかわって、どことなく野性味のある感じのメンツになりましたね。
ノーマッド♀ちゃんかわいい。
ジェシカ皇帝の頃からずっとフォーファーで「船に乗れる皇帝を連れてこい」みたいなイベント指示があったので、そろそろそれを進めたいなーという完全なプレイヤー都合での選出だったんですけど。
とはいえ、武装商戦が帝国の下に入ってから彼が皇帝になるまでのこの100年強の間に、どういう歴史的な出来事があったんだろうって思うとちょっとワクワクする。
そのワイルドな見た目に反して、フォーファーの船イベントのために皇帝にされたり、リチャード皇帝の遺志に従って人魚薬の素材を集めて回るという雑用をひたすらこなしたり、全体的に頼まれ仕事が多くて割と不憫な代でしたね、マゼラン皇帝。
しかも素材を集め終わった後に人魚クエストが既に失敗してたことに気づく体たらく。
先に言ってよぉ!!!
あと、台詞だけは昔から知ってた「アリだー!」をやっとこの目で見れたのが嬉しかったですね。
なんかもうちょっと、大きいだけの普通のアリ的な感じを想像してたんですけど、思った以上に進化した感じのアリだったのでびっくりした。
色々お使いをした挙句にダンターグをサクッと倒してマゼラン皇帝の冒険は終了。
お疲れ様です。
帝国暦1608年: ガートルード皇帝
ホーリーオーダー♀ちゃんが次の皇帝です。
皇帝に着任して早々に武装商船が反乱を起こしたっていう知らせが飛んできたので「もしやマゼラン皇帝が雑用させられすぎて鬱憤溜まってたのか…?」って一瞬思ってフフッてなった。
冤罪だったんですけど。
あと、上のパーティメンバーから分かると思うんですけど、途中からコッペリアが加入しました。
コッペリア、名前とビジュアルくらいは前から存じ上げてたんですけど、なんか今回のリメイクではめちゃくちゃ可愛くて良かったですね。
バーサーカー系のコマンド操作効かないタイプのキャラなのは知らなかったから加入させてみてびっくりした。
あとどうでもいいけど、世代を経るごとに ヒラガ●●世 の数字がどんどん増えてくの、たぶん原作準拠なんだろうけど見るたびフフッてなりますね。
全員見た目一緒なのが余計にジワジワくる。
壊れた橋を直したり、宝石鉱山で魔石をぶっ壊したりした後、火山にクリスタルを放り投げたところでガートルード皇帝の冒険は終了。
普通に良かれと思ってやったんですけど、次の皇帝の代になってから見に行ったらサラマンダー達の集落がだいぶ悲しいことになってて「わた…わたしは…そんなつもりじゃ…」ってなった。
帝国暦1724年: コッペリア皇帝
次の皇帝を選ぶ場面にしれっとコッペリアが出てきたので、選ばずにはいられませんでした。
というわけで次の皇帝はコッペリアです。
人形って…皇帝になれるんだな…。
コッペリアが王位継承するイベントシーン、なんか妙に感動的で良かったですね。
人形っぽい動きの数々になんかすごく制作陣の ”性癖” を感じた。
コッペリア皇帝の代では主にセキシュウサイ関連のイベントと、ロックブーケ関連のイベントを進めました。
状態異常に強い感じのパーティ編成だったので、たぶん搦め手を使ってきそうなロックブーケはここで倒しちゃおうかなぁと思いまして。
実際ロックブーケと戦ってみたら相手の魅了も殆ど効かないし、ぜんぜん危なげなく倒せたので、ここは戦略の勝利という感じで気持ちよかったですね。
コッペリアの見た目がそもそもかなりわたし好みなのと、皇帝になったあとのコッペリアの言動がすごい可愛くなってたので、この代は特に操作してて楽しかったですね。
帝国暦1885年: アイヴィ皇帝
そろそろ皇帝の術法スキルを上げておきたいなぁと思ったので、次の皇帝はフリーメイジ♀のアイヴィさん。
先代のコッペリア皇帝の代で色んなクラスが加入したので、そんな彼らをパーティメンバーに添えて。
アイヴィさん、何となく古い遺跡とか好きそうかなーって思ったので、ここまででちょいちょい溜まってた雪の遺跡やら氷の遺跡やらの遺跡探索イベントをここで片づけることに。
こうやってロールプレイ感覚でやることを決めるの、わりかし楽しいんですよね。
おかげで合成術がいっぱい手に入ったし、このキャラらしい冒険ができた気がする。
あと、コッペリアが最終的に倉庫で眠ってるという事だけはネットの情報で知ってたので、皇帝の座を降りた今のタイミングだったら居るかな~って思って、試しにアバロン宮殿をうろついてみたら普通に見つかった。
なんというか……ちょっと前までプレイヤーキャラとして操作してたっていうのもあって、諸行無常というか栄枯必衰というか、なんだか思ってた以上にとても切ない気分になっちゃったな。
この時一緒にコッペリアのアビリティが手に入ったり、実績が解除されたりするので、余計になんか先代皇帝の置き土産…って感じでしんみりしちゃった。
沈没船を探索したり火山の大爆発を止めたりして、最後にスービエを倒してアイヴィ皇帝の冒険は終了。
沈没船イベントを進めるにあたっては、前にマゼラン皇帝が頑張って集めた人魚薬の素材が役に立ったので、なんか「マゼラン…見てるか…?お前のやったことは無駄じゃなかったぞ…」って気持ちになった。
あと、ガートルード皇帝が火山を凍らせちゃった時に、てっきりサラマンダー達が仲間になるフラグは折れちゃったのかなぁって思ってたんですよね。
なんかネットの情報でちらちら「火山イベント周りでは取り返しのつかない要素がある」みたいなのは聞いてたものだから。
なので、今回の火山爆発イベントで無事サラマンダー達とも仲良くなれたのは嬉しかったな。
帝国暦2078年: カナデ皇帝
ついに最終皇帝になりました。
もちろん名前はカナデ皇帝。
まだ七英雄を4人しか倒してないし、最終皇帝が出てくるのはもうちょっと先かなぁって思ってたんですけど、意外と早い登場でしたね。
クジンシーが復活したとのことで早速倒しに行ったものの、戦闘中にエカテリーナさんがライフスティールを食らって死ぬっていうアクシデントが発生したので、一旦クジンシーは後回し。
とりあえずバレンヌ帝国に戻って、クイーン復活イベントを攻略することに。
クイーン復活イベントでは帝国の面々がアリになるっていう展開が起こるわけですけど。
このイベント進めてる間ずっと「今死んじゃったキャラのクラスって……もしかしてこの代ではもう使えないのか……!?」って思ってハラハラしてた。
特にシティシーフ♀ちゃんが「あ あくー」って言いながら死んだとき。
まぁ…ただの杞憂だったんですけど…。
あと「ほ ほぎー」と「あ あくー」ってサガシリーズの台詞であることは知ってたんですけど、ロマサガ2の台詞だったんですね。GBサガとかそこらへんなのかと思ってた。
リアル頭身の3Dでこの台詞言ってるの聞くと、じわじわ面白くて笑っちゃった。
クイーンを倒したあとは、ここまででパーティメンバーのアビリティが一通り極意化できたので、一旦パーティメンバーを刷新することに。
これまでは皇帝ごとにパーティは固定にしてたんですけど、最終皇帝についてはこんな感じでパーティ編成をサクサク変えていこうかなーと。
クイーンイベントでこの代のシティシーフ♀ちゃんが死んじゃったせいなのか何なのか、キャットちゃんがシティシーフ♀になってたので思わず加入させちゃった。
その後は、一旦クジンシーは後回しにして、ここまでずっと放置してたテレルテバ関連のクエストを進めました。
テレルテバの塔を攻略した後、そのままの流れで移動湖に行ってノエルを倒したんですけど、ちゃんとロックブーケを倒したことについて言及する台詞があって良いな…って思った。
これってもしかしてノエルを先に倒したらロックブーケの方の台詞が変わるのかな……2周目はそうしよう……。
このあたりでまたアビリティの極意化が完了したので、再びパーティ編成を弄る。
先代皇帝までは割とがんばってロールプレイをしてきたんですけど、このあたりからだんだん効率厨としての血が騒いできて、極意化できてないアビリティを習得していくのを第一目標にし始めてました。
この後はノエルを倒したことで行けるようになった遺跡を攻略したりとか、後回しにしてたクジンシーを倒したりしました。
クジンシー、人間だった頃もモンスターになってからも徹底的に小物としての描写をされ続けてますけど、だからこそ、結構好きなキャラだったなぁ。
七英雄の中では一番バレンヌ帝国との関わりも多かったし。
クジンシーを倒したことでラストダンジョンっぽいマップが解放されたので、ここで部分的に攻略サイトを解禁して、まだ取れてない合成術やせんせいなどの収集要素をここで集めました。
闇属性の術(冥術?)を結局取ることが出来なかったとか、ワグナスを一番最後にしたせいで浮遊城にある合成術が取れなかったとか、色々取り損ねたものがあったことをここで知りましたね。
まぁでも……一周目の初見プレイなんてそんなものだよな…とも思ったり。
浮遊城の合成術に関しては、七英雄で一番最後に残ったのがラストダンジョンで待ち構えてるっていう話をオアイーブさんに聞いたときから「絶対にワグナスを最後にしよう…」って思ってプレイしてたから、その結果として取れないアイテムが出てきちゃうのは、うん、仕方がない。
そんなこんなで、だいたいやることは全部やったし、そろそろラストダンジョンに挑もうか…ってことで、このタイミングで最後のパーティ編成をしました。
最後だから可愛い女の子だけでパーティ組みたいな~~~っていう気持ちと、ちゃんと最後までロールプレイを貫きたい~~~っていう気持ちがぶつかった結果、申し訳程度に武装商船団のティルピッツくんを入れることで妥協することに。
ティルピッツくんが全ての攻撃を引き受けてる間に後ろの女子4人が総攻撃して叩き潰す感じの布陣だったんですけど、ティルピッツくん……役得だな……。
そんなわけでこのメンツで最終決戦の地へ。
あとはもうほんとに順当にラストダンジョンを攻略して、ワグナスをぶち倒して、七英雄も倒しました。
キャットちゃんとツバキちゃんの二人が繰り出す千手観音があまりに強かった。
今作ってもしかして体術がわりと強めだったりしたのかなぁ。
そのあと流れる、エンディングとスタッフロールも大変良かったですね。
スタッフロールが流れてる間にその横で幕間の描写っぽい画像がどんどん流れてくるんですけど、それがなんかすごい制作陣のロマサガ2に対する愛が感じられて、めちゃくちゃ良かったな。
皇帝になる前のジェラールも国民には愛されてたんだなぁ…とか、モンスターとなった後の七英雄も部下のモンスターとは仲良くやってたんだなぁ…とか、そんなことを思いつつひたすらスクショ撮ってた。
それと、最後に各代の皇帝が何を成したかの年表が出てくる演出もすごい良かったですね。
自分がプレイヤーとしてバレンヌ帝国と歩んできた道筋を改めてこういう形で見せてもらえると、余計になんか「これは自分だけのバレンヌ帝国の歴史なんだ」って気持ちになって、ちょっと涙腺にじわっと来ちゃった。
数百年以上にも渡る戦いが終わったこととか、そこに至るまでに一緒に冒険した色んな仲間がいたこととか、そういう人達が今は既に生きていないっていう時間の流れの儚さとか、なんかそういう事に思いを馳せながらじっくり見てた気がする。
まとめ
というわけで、生まれて初めてのロマサガ2、本当に素晴らしいゲームでした。
オリジナル版を遊んだこと無かったので、オリジナル版と比較してどうこうという話はぜんぜん出来なかったんですけど、それでも、一つの新作RPGとして、めちゃくちゃ傑作だったなぁって思います。
遊べてよかった。
まだ実績コンプに向けてちょこちょこプレイは続けていて、最近やっと2周目を難易度オリジナルでクリアして、3周目を難易度ベリーハードで始めたところです。
まだまだ楽しませてもらえそう。
おしまい。