
03/消極的ニーズについて
ツイッターで#いぐちの1日1ポエムと称して、日々の気付きを、わりと備忘録的な意味合いつよめで投稿しています。その「ポエム」の意図などを、これまた備忘録的な意味(アウトプットすると記憶が強化されるだろう狙いで)と、同時に共感してくださるひとがいたらいいな、という目的で書き残していきます。はじめたきっかけなどをこちらにかんたんに記しています。
2歳と5歳の娘がおります。まいにちペロペロしています。
いきあたりばったりな我が家では、「今日どうしよっか?」なんていう週末がたくさんあります。そんなときいつも行くのは、ららぽーと。実はららぽーと横浜のオープン時にお仕事でお手伝いしたこともあり、プライベートでもよく行きます。ほんとうによく思うんです。「ちょうどええ(CV/2丁拳銃川谷)」
なんか持て余したお出かけしたい欲もしっかり満たされ、それなりに上質な商品にも触れることができ、ごはんもちゃんとおいしい。こどもが楽しめる場所もある。2ヶ月前から予定してまでめちゃくちゃ行きたい場所ではないが、行ってがっかりすることはない。(ちなみに子ども連れへの対応はソフトハードともにすばらしいレベルだと感じてます。)
「まぁここでいいか」「これでいいや」という消極的選択もニーズ足り得る #いぐちの1日1ポエム
— 井口陽介(いぐち)/クリエイティブのひと (@toysleft) February 11, 2020
このあたりにカテゴライズできるのが無印良品やユニクロ、そしてちかごろのニトリとかが当てはまるのかな。これ誤解がないように言うと、ニーズの発生は消極的ではあるものの、ぼくはまちがいなくららぽーとのファンです。ここ、すごく面白いなって思ってます。
そのサービス提供側とサービス利用側との間は非対称性があるなというのが最初の気付きで、だって利用側が消極的な選択をするのに、提供側は「このくらいでいいか」ってつくってるわけじゃない。とことんこだわって作っている。そこまでやってはじめて消極的ニーズを拾うことができるんだなって。そしてその消極的な選択の繰り返しの中で、いつのまにかファンになっている。(書きながらこれはサービスの本質がUXになりつつあることの証左でもあるなっていう気付きも得たんですがそれは割愛します)
これって「最初は告白されたからなんとなく付き合いはじめたのに、一方の献身的に尽くす姿に心を打たれ本当の愛に気付き相思相愛に至る」みたいなラブストーリーのような要素があるな思いました。
おわりに
これなんかいい例ないかなーって思ったんですが、BOYS BE…しか例えが出ませんでした。こういうジャンルのマンガって最近あるんですかね?(アフィリエイトじゃないですよ)