楢原、祇園社下の地蔵堂と庚申塚
説明
楢原の旧街道沿いの集落の端、また旧法道寺橋から続く肥中街道との合流点だった場所に小さな地藏堂があり、3体の地蔵菩薩が安置されています。左に花崗岩で作られた立像があり、右には砂岩で作られた坐像、中央は砂岩製の小さな坐像です。どのお地蔵さまも右手に錫杖、左手に宝珠を持っておられます。看板によれば、お地蔵さまは1726年に奉納されたそうです。左手の脇には小さめの庚申塚が建てられています。法道寺橋は1975年ごろまで残存していましたが、県道バイパスが新しく建設されたころに撤去されたようです。(F)
画像
地藏堂
庚申塚
法道寺橋跡