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西八幡宮参道の巨大燈籠
説明
西市小学校の敷地と八幡宮の参道の境界部に建つ大きな灯篭です。側面に凱旋記念塔とだけ書かれていますが、建立の日付が1895年5月10日とあるので、1894年に終結した日清戦争を記念するものとみて間違いなさそうです。高さ6mくらいあり、台座の差し渡しが4mくらいある巨大なものです。台座の下部は石垣を組んで立ち上げてあり、その上に階段状に花崗岩の積み石が2段載るのですが、それらが八角形にしてあって、上部の柱は円柱です。その上に四方に窓のある灯り入れがあり、その上にあったはずの笠石は取り去られています。建立された当時はとても近代的なデザインであったことでしょう。
昭和の時代のの小学生の男の子たちはこの上に登って叱られたものです。現在新校舎の敷地となっている部分は当時グラウンドで、休み時間は子供たちで溢れかえっていました。そこには雲梯とか回転塔、ジャングルジムとか危ない遊具が備えてあって、楽しく遊んだのを懐かしく思い出す人もおられることでしょう。(F)