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JR大隅横川(おおすみよこがわ)駅ハロウィーンに飾られていた


2024.10.04
昨年に続き九州旅行に来ていた。今回の旅行、メインは7日から始まる長崎くんちであるが、それまでの日程は、主に鹿児島観光をする予定であった。いつか行ってみたいと願っていたJR九州の肥薩線にある3大秘境駅である大畑駅、矢岳駅、真幸駅、えびの駅に訪問でき感激ものだった。


次は、以前訪問した嘉例川駅と同様鹿児島県内の木造駅舎では最古の駅である大隅横川駅にやってきた。


大隅横川駅は、1903年に開業された県内最古の木造駅舎で明治期の建築様式を伝える貴重な建造物として2006年に国の登録有形文化財となっていた。


大隅横川駅は熊本県八代市の八代駅から鹿児島県霧島市の隼人駅を結ぶ、全長約124kmの全区間非電化のローカル線、肥薩線の駅で、旧横川町の中心にあるこの駅は、築110年を超える駅舎は桟瓦葺きの切妻屋根、待合室の天井は竿縁天井、待合室とホームには下屋が取り付けられ、今まで訪問した肥薩線の駅舎は、どこもノスタルジックな雰囲気が漂っていた。


この駅も嘉例川駅とそっくりであるのも、同じ時期に開業するために同一規格の部材を発注し7たためであろう。


だが、規模では、大隅横川駅の方が少しだけ大きいらしく、宿直室が横川駅が6帖で嘉例川駅が4.5帖となっています。


また、ホームの柱には戦時中の機銃掃射の弾痕が残っていた。


駅舎に入って驚いたのは、派手なハロウィーン宝飾に飾られていた。何でもここ数年にぎやかなハロウィーンの飾り付けが行われ、県内最古の木造駅舎を活かそうとする保存活用実行委員会が飾り付けを行い、テーマパークさながらの「ハロウィーンの館」に変身していた。


このほか、定番のカボチャのオブジェや不気味なおばけの人形などがおかれていた。


駅のハロウィーンの飾り付けは今月31日まで行われ、駅舎内の「ハロウィーンの館」は午前9時から午後7時まで開いています。


また、春になるとおひな様が飾り付けられるそうで、それも一度見てみたい物ですね。この駅は列車が運行されていた。


駅前には、C57154蒸気機関車の動輪が展示され、杉を使った駅開業100周年記念碑も作られていた。


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