沢入(そうり)駅 わたらせ渓谷鉄道 難読駅名 登録有形文化財


2024.04.02
わたらせ渓谷鉄道巡りも栃木県から群馬県に入っていった。


次の駅は、沢入(そうり)駅だが、どうして沢入と書いて「そうり」と読ますが、沢入は江戸時代から記録のある地名であったが、それ以上のことは解らなかった。


ログハウス風の駅舎プラットホームと木造の待合室は、国登録有形文化財であり、レトロな風情があります。


駅構造は2面2線の無人駅で、駅舎内には簡易郵便局が設置されていた。国鉄足尾線時代には「そおり」と呼ばれていましたがわたらせ鉄道開業に伴い現行の「そうり」改称されていた。


開業以来の上下線プラットホームと昭和初期建造の木造平屋建ての待合室が今も初期の姿で残されている。駅周辺にある袈裟丸山や渡良瀬川上流域は「沢入御影石」の特産地で、国道が整備されるまでは沢入駅がその運搬拠点であり、今も駅構内にその面影が残されている。
2018年(平成30年)3月にNHKの連続テレビ小説『半分、青い。』のロケが行われ、この駅での撮影分は同年6月23日および25日に放送され、劇中での駅名は「夏虫駅」であった。

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