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焼岳 登山記2024.07.13 岐阜/長野


2024.07.13
7月の3連休だが、当初岐阜県にある焼岳の天気が思わしくないと出ていたが、12日金曜日になると13日のみ好天予報に出掛けることにした。焼岳とは、北アルプス南部の活火山で、長野県松本市と岐阜県高山市にまたがり、南北にピークを持つ双耳峰である、北峰は標高2444m、南峰は標高2455mです。最高地点は南峰ですが、現在立ち入りが禁止されています。北アルプスの前衛峰に位置付けられており、また日本百名山の一座であり、それも大事だが、何度も行っていた上高地を山の頂から見下ろせると言うことでいつかは上ってみたい山であった。


ここは、安房峠の中の湯登山口であった。5時起床、身支度を調え、5:22登山開始した。さあこの先拙者にどんな景色を見せてくれるかたのしみだな。


序盤は樹林帯の中をどんどん登っていくが気温が低いため体は楽であった。ブナ林の隙間から山の頂きが見えるが焼岳では無いようだ。


下山者の情報では、水蒸気ガスが出てい溶岩ドームが目的地と教わっていた。前日の大雨の影響でぬかるみが所々にあったが、丸太が敷かれていたりして難なく通過できていた。


6:56 樹林帯を抜けると水蒸気と溶岩ドームが現れた。


大きめの岩の間を縫うようにどんどん登っていく。


笹原の斜面を登っていく、頭上の溶岩ドームを目指し、岩がごろつく地点からしだいにガレ場に変わっていった。


北峰と南峰を結ぶ稜線付近に辿り着くと、真下には火口湖である正賀池が見える。


ここまで噴出口に接近するとシューっと音を立てているのが確認でき、焼岳が活火山である証拠であり、多少の恐怖を覚える。


ここまで登ってきた南斜面を見下ろす。本来の頂上である南峰は現在立ち入り禁止の措置が執られているため北峰へ向かいます。北峰へは、右から巻くようにして登っていきます。


すると眼下に上高地が見渡せ、頂上まではもうすぐです。


7:40 焼岳北峰に到着。標高2444m。これで日本百名山19座目であったと言うより、百名山制覇など目指していなかった。


ここからは、西穂高連山や槍ヶ岳などが見渡せていた。


焼岳は、明治後半から昭和初期頃は火山活動が活発で、頻繁に噴火を繰り返していた。中でも大正4年の噴火で、上高地を流れる梓川が堰き止められ、大正池と田代池が出現していた。また昭和37年の噴火では旧焼岳小屋が倒壊し、以降平成4年まで入山禁止されていた。平成7年の安房トンネル工事現場で水蒸気爆発を起こした事故は記憶に残っている。


7:45下山開始した。


9:16無事登山口に辿り着いた。往路:2時間18分。復路:1時間31分であった。先週登った筑波山は猛暑の中でバテてしまったが、この焼岳はまだまだ体力・気力十分であっという間に終えてしまった。次はどの山へ行こうかなと思う前に温泉へ行って汗を流そう。


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