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四万温泉 積善館


今度は、四万温泉発祥の湯 御夢想の湯へ行こう。ここ四万温泉には4つの寸志の共同湯が存在する。この共同湯の他に是非とも立ち寄りたい旅館の湯があり、それは積善館の元禄の湯である。ここ四万温泉街は5つの地区に分かれる。それぞれ日向見、ゆずり葉、新湯、山口、温泉口地区である。日向見地区は四万温泉の発祥の地であり、特に日向見温泉(ひなたみおんせん)と呼ばれる場合もある。今度は、四万温泉の中心地にやってきた。


暫し温泉街を徘徊しているとするとこの建物に目が止まった。ここは積善館で、国の重要指定文化財にも指定されている、文化遺産としても有名な旅館である。実はこちらの旅館は、千と千尋の神隠しのモデルにもなったと噂があるほど、まるでタイムスリップしたかのような佇まいです。本館入口へと続く赤い橋と旅館の風貌が千と千尋の神隠しを彷彿させます。登録文化財にも指定されている旅館積善館(新湯地区)の浴場、元禄の湯が有名である。風格のある宿の顔、温泉宿は、こうあって欲しい見本みたいな宿であった。元禄湯入り口。玄関入って驚くのは土間から2段上がっても土足のままOKとは、驚いたね。綺麗な板張りの床を前に思わず靴を脱いでしまった。入り口戸を開けるとすぐにこの風景に吃驚、脱衣場はどこにあるの?



『千と千尋』のモデルと言われる築300年の日本最古の湯宿建築の宿モデルとなった建物 油屋のデザインは「色々な温泉が入っていて特定のモデルはない」とされているが、それはそれでいいと思う。因みに、江戸東京たてもの園の子宝湯、神奈川県秦野市の鶴巻温泉の陣屋、道後温泉本館、四万温泉・積善館の本館、渋温泉金具屋、湯原温泉油屋を参考に描かれているそうで、油屋内部の宴会場は目黒雅叙園を参考に描かれており、釜爺の仕事場にあった薬草箱は江戸東京たてもの園の武居三省堂内部の引出しがモデルになっている。


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