西大塚駅 登録有形文化財の駅舎 山形鉄道フラワー長井線
2024.05.03
山形鉄道フラワー長井線西大塚駅にやってきた目的は、エキタグスタンプ捺印であった。
この駅は、1914年(大正3年)11月に開業し、1987年(昭和62年)4月は、JR東日本の駅となり、1988年(昭和63年)10月に山形鉄道へ移管されていた。
2015年(平成27年)8月に日本国有鉄道長井線としての開業当初から残るこの駅舎、築後100年を超え、東北最古の木造駅舎として文化財登録されていた。
フラワー長井線で、唯一川西町に存在する駅で、開業当時の姿をそのままに残し、一部サッシに入れ替えられているが、長い時間厳しい自然に晒されながらもその風貌は抜群の存在感があり、いついつまでも残していきたいと思った駅舎であった。
旧長井軽便線の施設で、桁行七間半梁間二間、切妻造平入とするコンパクトな木造駅舎と、延長一〇四メートルの石造谷積のプラットホームよりなる。本屋は事務所、待合室、閉塞取扱所等から構成され内部造作をよく残す。軽便鉄道時代から残る沿線で唯一の駅舎。
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