アメリカ横断27日目シカゴ・ユニオンステーション

2023.06.30

アメリカ横断旅行27日目。イリノイ州の首都シカゴに辿り着いたと言うよりも、とうとう辿り着いてしまったと言った方が正しいかな。アメリカ横断の目的の一つがルート66を巡る旅でもあり、そのルート66の起点が、ここシカゴにあったのだ。ルート66は、アメリカ合衆国を横断する旧国道で、イリノイ州シカゴからカリフォルニア州サンタモニカを結び、その長さは全長3755kmにもわたっていたが、途中でグランドキャニオンやイエローストーン、ザイオンなどの国立公園を巡っていた為、全体の53%しか踏破できなかったが、自分では大満足であった。ルート66は、州間高速道路が完成してから廃線となりましたが、現在は「ヒストリック・ルート66」として残され、再び観光客が訪れる旅人憧れの道なのです。E Adams Stにあるルート66の起点標識を無事見ることができ、市内観光へ繰り出した。


ここは、シカゴ・ユニオンステーション。この駅で何が有名かと言えば、1987年に公開された、ケビン・コスナー主演の映画「アンタッチャブル」のラストシーンの舞台になった有名な駅であった。駅は、駅自体がとてもおしゃれな存在で、フォトジェニックな空間として駅利用者だけで無く、観光客も多く訪れる駅であった。駅中央にあるこの階段こそ、ケビン・コスナーやロバート・デ・ニーロが出演した『アンタッチャブル』が撮影されたロケ地で、乳母車が落ち、銃撃戦が繰り広げられる名シーンであったが、すでに36年も前の映画ですが、いまだに鮮明に覚えている名作です。


駅は、ニューヨークのグランドセントラル駅の規模には負けますが、シカゴの交通の大動脈でもあり、アメリカの大都市への夜行列車や、メトラと呼ばれる近郊列車などが多く発着し、常に多くの人で賑わいます。



駅ホームには切符が無くても見に行けます。

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