肥後西村駅 くま川鉄道
2024.10.04
昨年に続き九州旅行に来ていた。今回の旅行、メインは7日から始まる長崎くんちであるが、それまでの日程は、主に鹿児島観光をする予定であった。秋山幸二ギャラリーから再び最初の目的地は、JR九州肥薩線大畑駅へ目指して走っていると鉄路が現れ、すぐ近くに駅があることを知り立ち寄ったが、熊本駅からレンタカーを運転してきたが、途中から深い山道に入り自分がどの辺を走っているのか解らないで居た。
やってきた駅は肥後西村駅で、くま川鉄道の駅であったが、駅は勿論だが、くま川鉄道の存在さえ知らなかった。くま川鉄道の前身は、国鉄湯前線(ゆのまえ)で人吉市の人吉温泉駅から球磨郡湯前町の湯前駅に至る路線で国鉄にて1924年(大正13年)3月30日に開業し、1987年(昭和62年)3月まで続き、1989年(平成元年)10月1日から、くま川鉄道湯前線に引き継がれ、今年で100周年を迎えていた。令和2年7月4日人吉球磨地方を襲った集中豪雨にて、くま川鉄道にも大きな被害を被り、長期間運休する期間が1年半続き、令和3年11月28日、肥後西村~湯前区間において部分運行を再開していた。
どおりで、鉄道が現れた踏切の右側(人吉温泉駅方面)は雑草が茂っていたのは、この駅が末端だったんですね。
くま川鉄道の経営状態は、営業損益は1億5705万円の赤字で、34年連続の赤字となっていた。(23年度決算) 2020年の熊本豪雨で被災し、一部区間で不通が現在も続いているが、令和7年度に全線開通する事を目標に、社員一同がんばっているそうです。
この先も経営状況は厳しく、利用客の8割が沿線の高校に通う通学生で、近年は少子化の影響で利用人員は減り、開業時の約半分となっていた。
2020年の球磨川の水害の原因は、梅雨末期に繰り返し発生してきた線状降水帯によってもたらされ、そこに急勾配な川と平地が狭い地形が重なり、球磨川の上流から下流まで至るところで氾濫が相次ぐ結果になり、人吉市では21人が亡くなっていた。
#肥後西村駅
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?