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【アンバー④希少性の高いブルーアンバー】
今回はアンバー(琥珀)の
偽物や希少価値の高いブルーアンバー
についてご紹介します。
1.代表的な処理方法
![](https://assets.st-note.com/img/1640263993193-DAUJhjrRsp.png)
アンバー(琥珀)によく行われる
代表的な処理方法としては、
色を変えるための加熱処理が一般的です。
空気中でアンバーを加熱すると
黄色→橙色→褐色→赤色と
段々と色が濃くなって行きます。
ただ、地中から掘り出したアンバーは
加熱処理をしなくても、
有機物を含む石であることから年数が経つにつれ
色が少しずつ変化する特徴があります。
地中に埋まっていた時は、
何千万年レベルでの少しずつの変化なんですが、
空気にさらされると一気に加速してしまうんです。
早いものだと数年で
色が違って見える様なことが起こります。
また、中の不純物や気泡が出てくることで、
透明度が高くなる場合もあるようです。
2.アンバーに似た石・偽物?
![](https://assets.st-note.com/img/1640264182894-aqhIGe9sUJ.png?width=1200)
コーパルはアンバーの成長度合いが
まだ若い状態のものを指し、
メキシコ語のコパリ(樹脂)が語源になっています。
偽物ではないのですが、
まだ分子構造も未熟で柔らかいコーバルを
急速に成長させる処理を施して
アンバーのような硬さにしたものはあるよう。
ちょっと見ただけでは
見分けは付かないと思います。
流通しているアンバーの加工品の中でも
元々はコーパルだったという物は
結構あるかもしれません。
ブルーアンバー(カリブ三大宝石)
![](https://assets.st-note.com/img/1640264279459-jJvLoEZjYA.png)
多くのバリエーションを持つアンバー(琥珀)
ブルーアンバーはカリブ三大宝石のひとつと
言われる程、高価で物によっては
百万円以上で取引されるんですよ!
見た目は普通のアンバーと変わらないんですけど、
紫外線を当てると色が
ブルーやグリーンに変化します。
ブルーアンバーの希少性が高まった理由として
以前は3つあったドミニカの産出される山が
1つは災害で採掘不可能に、
もう1つは採掘権を中国に買われてしまい
たった1つの山からしか採掘できなくなったことも
影響しています。
そのため、高度な技術で加工された
ブルーアンバーの偽物が増えているようです。
次の記事は、
アンバー(琥珀)の持つエネルギー
についてご紹介します。
お楽しみに〜
でわ!
![](https://assets.st-note.com/img/1642201028391-AmQopP54Oa.png)
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