【水晶④偽物と本物の見分け方⁈】
どうも!!とよぴーです(^▽^)/
今回は、水晶の偽物についてです。
偽物、加工について
これ何だと思いますか?
これ実は人工水晶なんです。
水晶の偽物とよく言われるものの中には
いくつかパターンがあります。
合成水晶と人工水晶というのは基本同じものです。
どちらで呼ぶかというところがあるんですが
今は「人工水晶」と呼ぶのが一般的みたいです。
あとは「溶錬水晶」という、
水晶のチップを溶かして固めただけのものがあります。
これは結晶構造がちゃんと水晶の結晶構造に
なっていないのでガラスです。こっちは完全に偽物です。
ただ、人工水晶と言われるものは、
工業製品では本当になくなったら困る物です。
天然の水晶だと安定して工業製品の部品には
使えないんです。
コストもすごくなってしまうので、
人工水晶というのは、工業的には重要な役割のものとして
作られているわけなんです。
人工水晶の作り方は別の機会に取り上げたいと
思っているので、すごく簡単に。
水晶の「種板」という物を天然の水晶から採ります。
結構品質の良い水晶の、一番成長面の広い所
の面をスライスしたものを種板として使います。
それをオートクレーブで、上から潰します。
下の方には、溶かす水晶のかけらがいっぱい
あるわけです。
ここに4%ぐらいの水酸化ナトリウム水溶液を
注いで、釜を閉じて圧力をかけてものすごい
高圧と高温をかけていくわけです。
そして下の方の水晶を溶かすところの温度が
上より結構熱め(400℃弱)ぐらいまで熱して
数十℃の温度差を作ります。
そうすると、
下で水晶の種が水酸化ナトリウム水溶液の中に
混ざって溶けていってイオン化するわけです。
温度が高い方がその中に溶けていられる
ケイ素の量が多いんですが、
だんだん上の方に行くと温度が低く、
溶けきれなくなったイオンが
種版の周りに結晶化していくわけです。
本来なら結晶化するのに何百年もかかる
水晶(条件面による)が、だんだんと結晶化していき、
人工水晶が出来上がるというわけです。
この人工水晶というのはほぼ水晶です。
水晶の持っている性質をほぼ持っているので
エネルギー的にも基本的には水晶と考えて
問題はないと僕は思っています。
ただ、やっぱり産地が特定できる方が
産地のエネルギーが成長の段階で
刻み込まれているので、天然の産地を特定した
ものを欲しがる人の気持ちはわかります。
オーラ加工と取り扱い上の注意
他の加工でいうとオーラ加工も有名です。
高温に熱したイオン化した金属を
水晶の表面に蒸着させた物です。
特許技術をアメリカが持っていまして
安く出回っているビーズなどの場合は
メッキしているだけのものもあるので
気をつけてください。
水晶の取扱い上の注意
左側の玉は「貫入水晶」という水晶の中に水晶が
入っている珍しい水晶です。
取り扱いの注意は、硬さもそこそこあるし、
もちろん普通に落としたら割れることもありますが
ブレスレットだと簡単に割れるものでないです。
浄化も基本全部いけます。
透明なので退色することもないです。
水晶に関しては溶錬水晶などいろいろな
バリエーション(偽物)などもあります。
中国とかから直で買うと水晶玉などは
偽物をつかまされることがあるので気をつけてください。
結構大きめのキレイなものは
気を付けた方がいいと思います。
今回は、ここまでです(^▽^)/
次回も水晶です!!
またね~(@^^)/~~~