【スモーキークォーツ②色・聖なる石】
どうも!!
とよぴーです(^▽^)/
今回は、
スモーキークォーツの
成分・産地・伝承・亜種・加工・偽物
取扱上の注意
についてお話します。
1.成分
スモーキークォーツは
成分的には水晶と同じですね。
二酸化ケイ素が主成分になります。
色ですが
茶色系のグラデーションですけれども
ちょっとシトリンとかと
分かりづらいような感じの色合いですね。
茶色オレンジみたいな感じのものもあって
その辺というのはいくつかの
発色要因というのが
混ざったのだろうなと思います。
スモーキークォーツの中でも
層によって色の発色の
グラデーションというものが
あるのですよ。
ちょっとこの写真を見ていただければ
何となくわかると思います。
これなんかは
1つの結晶が伸びているというか
本当に激レアなのですよ。
何が違うかと言うと
水晶が生育していく中で取り込まれている
アルミニウムイオンとかの量が
成長している状態によって
異なっているのですよね。
濃淡を分けているのは
この部分に含まれているアルミニウムイオンの
量だろうなと思います。
2.産地
いろんなところで取れます。
日本でもスモーキークォーツは
採れています。
うっすらとスモーキークォーツがかった
水晶は結構採れます。
3.伝承
スモーキーカラーが、
なぜ茶色になるのかというのが
科学的にわかっていなかった時代は、
こういった色は、
不吉だとか呪われた等の邪悪な石と
思われている地域があったようです。
しかし実際にその傾向は
聖なる石みたいなものです。
本当に素晴らしい石ですよ
4.亜種、似ている石
左写真のような
不思議なカットがされているペンダント
これなんかは、
ブランデーカラーというか
ちょっとオレンジが入っているような
色々なものがあります。
トパーズなどでこのような色をしたものは、
ブランデーカラーのトパーズとか
スモーキークォーツに近いようなトパーズと
言われることがあります。
意外と茶色で透明な石というのは
そんなに他に多くあるわけではないのです。
ジュエリーの世界で茶色のものはありますが、
あったとしても、ここまで大きい結晶は
ないかなと思いますね。
偽物とか加工についてなんですけど
ビーズであるとかブレスレットとか
これはまさに放射処理されたものだと思います。
5.偽物、加工
上写真のようなものは
まず放射処理タイプですね。
原石で放射処理されたタイプは、
根っこの部分が白かったりするのです。
全体が均一な黒というわけではないですね。
6.取扱い上の注意
基本的にはスモーキークォーツは
繊細に考える必要はなく、
水晶とかと同じような扱いでよいです。
上写真のようなカッティングもそうですが、
本当に綺麗で、カッティングによっては
めちゃくちゃ美しくなる石だなと
個人的に思っていますね。
今回は、ここまで!!
またですね〜^_^
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