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【オブシディアン②黒曜石のバリエーション】
伝承
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有名なところでは
古代ギリシャ人がオブシディアンを
鏡として使っていたといわれています。
メキシコ人やネイティブアメリカンも
砕いたオブシディアンを平らに磨いて
反射鏡として、通信光信号みたいに
使っていたという記録も残っています。
あとはシャーマンが
オブシディアンの玉を使って占いをしたり
過去生からのカルマ除去もしていたそう。
これは悲しい歴史なんですけど、
アメリカ建国の際、先住民族であった
アパッチ(ネイティブアメリカン)は
ヨーロッパから侵略され、その結果
敗れたアパッチは先祖代々の安住の地を
明け渡しました。
奴隷化して、多くの人は虐殺され…
アパッチの深い悲しみから流された涙。
これが大地に落ちてドロップ状の涙型の石
になったということで
アメリカのアリゾナ州とニューメキシコ州で
採れるオブシディアン、
それも小石状の塊として採石されるもののみが
アパッチティアと呼ばれています。
亜種、カラーバリエーション
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他にも、色々なバリエーションがあります。
ゴールドシーンオブシディアン、
レインボーオブシディアン、
マホガニーオブシディアンなどですね。
他にもブルーオブシディアンとか
グリーンオブシディアン、カラー系の透明なやつは
アンダラオブシディアンと総称されます。
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僕はこれまであまり触らなかったんですけど
最近仲の良い、エネルギーがちゃんと分かる
クリスタルワーカーさんとか何人もの方から
「アンダラいいですよ」と聞いています。
偽物・加工について
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オブシディアンはほぼガラス質で
もともと高価なものではないので
偽物はほとんどないですが、
ブルーオブシディアンっていう
本当にガラスのものが安価でたくさん
売られていたことがありました。
あとは最近、「オブシディアンオパール」という
名前で出てるものがあります。
これは偽物というより最初から模造石として
販売されているものです。
先ほど出てきたアンダラクリスタルは
金額も高価だし人気があるということと、
見た目的に偽物が作りやすいので、
気をつけて探されるといいですね。
取扱い上の注意
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基本的にはオブシディアンは
取り扱いの難しい石ではないです。
水・光もそんなに問題ありません。
ただ硬度が5で衝撃に弱いので、
やはりガラスと同じく落としたりすると
欠けたり割れたりすることがありますので
注意してください。
ではでは、次回の記事もお楽しみに!(^^)!
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