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【11月の誕生石トパーズ②】
はい、どうも。とよぴーです。
今回も、
トパーズについて、
お話をしていきたいと思います。
1.伝承
![](https://assets.st-note.com/img/1642634303569-hJZPtLpnc0.png?width=1200)
古代エジプトやローマ時代から
使われていた記述があったりするんですけど、
本当にトパーズだったかどうか微妙なんですよね。
中世にはあんまりトパーズという石の
記録とか伝承が残されてないんですよ。
記録が残っている石は、
もしかしたら違う石だったかもしれないです。
18世紀、19世紀のヨーロッパで
かなり人気が高まっていったんです。
1737年にドイツで黄色いクリアな石が
大量に産出したらしく、
そのときにトパーズという名前で広まり、
定着したというのが分かっています。
今は宝石の鑑定の技術
かなり進歩しているんですが、
古い時代はそれがなかったんですよね。
あと、カラーレスのトパーズは
磨いたときに綺麗に光るので、
ダイヤモンドの代わりに
使われていたりするみたいですね。
2.11月の誕生石
![](https://assets.st-note.com/img/1642634372475-mbhrjAx0Ij.png?width=1200)
11月の誕生石としても非常に有名です。
16年目の結婚記念日には、
トパーズ婚式っていうのがあるらしいんですよ。
3.トパーズの2つのタイプ
![](https://assets.st-note.com/img/1642634510646-OIH7c2TTZM.png)
1つ目はOHタイプです。
・ブラジル産のインペリアルトパーズ
・パキスタン産のピンクカラートパーズ
![](https://assets.st-note.com/img/1642634568836-9YzLvsZXHA.png)
2つ目はFタイプです。
これはフッ素を多めに含むタイプで、
他の産地がほとんどはこちらに該当します。
違いとしては、色も違うんですけど
実はOHタイプは太陽光がかなり当たっても、
色が褪せない。
ただ、Fタイプは太陽光が強く当たり続けると
色が退色すると言われています。
4.偽物・似た石
![](https://assets.st-note.com/img/1642634742742-yABpH1UzYw.png)
最も有名なところというか
よく混同されやすいのはやはりシトリンです。
同じく黄色系で、
トパーズにかなり近いような色目を持っていて
シトリンは非常によく間違われる。
お数珠の業界ではシトリンのことを
「シトリントパーズ」と普通に表記しています。
ただ、明確に違います。
見分け方ですけど、
一つはある程度のボリュームがあるのであれば、
重さの違いがあります。
もし秤があれば、
測り比べてもらうと分かるかもしれません。
「素人でも見分けやすい、本物と偽物の違いを
教えてください」って言われるんですけど、
偽物と本物の全部が、
一つのパターンだったら、いいのですが、
パターンが多い石が多いんですよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1642634777923-nCXAhx0EOQ.png)
ダンビュライトも原石が似ているので、
トパーズと間違われやすい石の一つですね。
次回はトパーズの加工などについて、
お伝えしていきます(^▽^)/