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【11月の誕生石トパーズ②】

はい、どうも。とよぴーです。

今回も、
トパーズについて、
お話をしていきたいと思います。

1.伝承

古代エジプトやローマ時代から
使われていた記述があったりするんですけど、
本当にトパーズだったかどうか微妙なんですよね。

中世にはあんまりトパーズという石の
記録とか伝承が残されてないんですよ。

記録が残っている石は、
もしかしたら違う石だったかもしれないです。

18世紀、19世紀のヨーロッパで
かなり人気が高まっていったんです。

1737年にドイツで黄色いクリアな石が
大量に産出したらしく、
そのときにトパーズという名前で広まり、
定着したというのが分かっています。

今は宝石の鑑定の技術
かなり進歩しているんですが、
古い時代はそれがなかったんですよね。

あと、カラーレスのトパーズは
磨いたときに綺麗に光るので、
ダイヤモンドの代わりに
使われていたりするみたいですね。

2.11月の誕生石

11月の誕生石としても非常に有名です。

16年目の結婚記念日には、
トパーズ婚式っていうのがあるらしいんですよ。


3.トパーズの2つのタイプ

OHタイプ

1つ目はOHタイプです。

・ブラジル産のインペリアルトパーズ
・パキスタン産のピンクカラートパーズ

Fタイプ

2つ目はFタイプです。

これはフッ素を多めに含むタイプで、
他の産地がほとんどはこちらに該当します。

違いとしては、色も違うんですけど
実はOHタイプは太陽光がかなり当たっても、
色が褪せない。

ただ、Fタイプは太陽光が強く当たり続けると
色が退色すると言われています。

4.偽物・似た石

最も有名なところというか
よく混同されやすいのはやはりシトリンです。

同じく黄色系で、
トパーズにかなり近いような色目を持っていて
シトリンは非常によく間違われる。

お数珠の業界ではシトリンのことを
「シトリントパーズ」と普通に表記しています。
ただ、明確に違います。

見分け方ですけど、
一つはある程度のボリュームがあるのであれば、
重さの違いがあります。

もし秤があれば、
測り比べてもらうと分かるかもしれません。

「素人でも見分けやすい、本物と偽物の違いを
教えてください」って言われるんですけど、

偽物と本物の全部が、
一つのパターンだったら、いいのですが、
パターンが多い石が多いんですよね。

ダンビュライトも原石が似ているので、
トパーズと間違われやすい石の一つですね。


次回はトパーズの加工などについて、
お伝えしていきます(^▽^)/

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