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【オブシディアンの魅力①】
はいどうも。とよぴーです
今回はオブシディアンについて
お話をしたいと思います。
オブシディアンは、バリエーションがすごく多く
割と手に入れやすくて
非常に面白い魅力を持った石です。
Obsidian:オブシディアンの魅力
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Obsidian:名前の由来
和名:黒曜石
オブシウスという名前の人が
エチオピアでオブシディアンを
発見したということが
ナチュラリヒストリアという博物誌に掲載され
オブシディアンと命名されました。
「カラス石」とか「漆石」なんていう
呼び名もあったそうです。
Obsidianについて
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オブシディアンは火山活動によって生成される
天然のガラスです。
グラスラバー(Glass Lava)とも呼ばれますね。
本来であれば地球の内部で
ゆっくりと冷却されていくところを、
火山によって地表に噴出して
地上で急速に冷却されガラス化したものです。
化学組成で言えばライオライト(流紋岩)に
区分されるんですけど、その中でも非結晶で
ガラス質の光沢のあるものが
オブシディアンと分類されます。
発見の由来や起源
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オブシディアンは
はるかに昔から矢尻、ナイフなど道具として
使われることがものすごく多かった石です。
たたき割ることで割れたガラスみたいな
ナイフっぽい状態になるので
切る道具を作るのに非常に適していました。
石器時代を代表するような石だったわけです。
そして、かなり古い時代から
宝飾品としても用いられてきました。
古代ギリシャでは、予言の際や占いなどにも
活用されていたそうです。
日本でも、地域によっては畑とかで
土器と一緒にオブシディアンが
出土したりするみたいで比較的見つけやすい石ですね。
成分:SiOa+Cao、Na、K他
結晶系:非結晶
硬度:5
比重:2.33~2.42
色:黒、黒地に白、褐色、グレー等
主成分のガラス(SiO2)の含有量が
だいたい70%前後くらいで、それ以外の成分は
けっこう大きく変動するみたいです。
色に関してはまれに全然違う感じの、
透明に近いようなものとか、
ブルーやグリーンの物も見つかります。
産地
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アメリカ、日本、タイ、中国、カナダ、
メキシコ、ブラジル、ケニア、エクアドル、
インドネシア、スコットランド、チリ、
ギリシャ、ペルー、イタリア等、
世界中の火山地帯
本当に世界中で採れてます。
火山帯のあるような場所であれば
大体見つかるということですね。
ではでは、次回の記事もお楽しみに!(^^)!
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