【ギベオン②隕石をロレックスも使用⁈】
はい!どうも!
とよぴーです(^▽^)/
今回は、
ギベオンの構造・隕石のジャンル
についてお話します。
1. ギベオンの構造
ギベオンと言えば、
ウィドマンシュテッテン構造
上の写真のような、格子状の柄ですね。
何で、これができるのかというと
鉄とニッケルの成分が10万気圧という
イメージできないような壮絶な環境で、
超高温の状態から、100万年をかけて
数度ずつ下がって冷却されていくのですね。
その過程で、鉄とニッケルの融点が違うので、
900度ぐらいで融解していたニッケルが
分離を始めていくのです。
冷えていく過程の300度ぐらいで
形成されるらしいです。
この模様は、ただ研磨しただけでは
浮かび上がらずに、
一旦カットした後に、その断面を強い酸で、
エッチングを行うことで独特の接点構造が
浮かび上がるということです。
ウィドマンシュテッテン構造のギベオンは、
地球上では出来ないということです。
その生成過程も
星の中心部みたいな環境でないと
生成が出来ないであろうと言われています。
ロレックスという有名な時計メーカーが
実は、このギベオンを時計の文字盤として
使用したラインナップがあります。
写真でしか見たことないですけども
かっこいいですよね。
2. 隕石のジャンル
隕石というのは、大きく分けて
3種類のジャンルがあり
プラス1種類、隕石と言っていいのかな。
1つ目が、今回のギベオンに代表される
鉄質隕石ですね。
これは、鉄とかニッケルを主成分としていて
基本的には、地球とか星のコアと同じ成分で
出来ているとも言われています。
2つ目が、石質隕石で
コンドライトとも言われています。
これは球粒隕石で、小さな球状粒子で
構成されているから
コンドライトと言うらしいですね、
球粒隕石と言われます
成分が輝石とかんらん石とか
あとは、斜長石とか
わりと地球にあるものが
主成分となっています。
生成は、独特で
惑星のマントル的な部分で発生したのでは
ないかと言われています。
コンドライトというのは
見た目は、ただの岩という感じなので
地球上に落ちた時に、
隕石なのかどうか
わからないっていうところがあり
見過ごされやすいですね。
もしかしたら皆さんが、普通に見つけた石が
隕石なのかもしれませんね。
もう1つが、石鉄隕石というね
パラサイトと呼ばれるタイプの物で
これが一番、隕石っぽいですよね。
地球上にないという感じがしますよね。
これは、鉄質隕石的な鉄とニッケルの
合金的なものと黄緑色のものが、マトリクス状に
配されているというのが特徴です。
このタイプのパラサイトは、非常に珍しく
人気もあり希少ですね。
今回は、ここまで!!
またですね~^_^