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ブラット六甲

少し前の日曜日、ワッフルを買いに六甲まで歩いた。将軍通の路地を通過し、六甲風の郷公園が近づいてきた辺りで山手幹線を海側へわたる。公園の手前におもしろいクルマ屋があるので、買いもしないのに在庫チェック(以前はスバル・ブラットというレアな車が置いてあった)をしながらワーフルハウスを目指した。

日曜日が定休日だが、店の前に自動販売機があるので心配はいらない。千円札を2枚入れるとパカっと扉が開いて、中に8枚入りのワッフルと釣銭、さらには紙袋まで用意されていて気が利いている。このシステムを利用するだけでも、行く価値があると思う。街道沿いのドライブインで、初めてカップ麺の自販機に遭遇した時と同じくらい感動する。

オランダスタイルのストロープワッフルは、食べる直前までホットコーヒーの入ったマグカップの上で温めると中のキャラメルソースが溶けて、そのままかじるより断然うまい。ツウっぽいことを言っているが、やってみるのはまだ二回目だ。

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ワーフルハウスといえば、店に掲げられた看板も特徴的だ。海外では自分の子どもの名前を店名にするといったことは比較的ポピュラーらしいが、ここは子どもの顔が看板の主役となっている。私も似た発想で移動式のチャイの店をやろうとしたことがあったが、計画は頓挫したままだ。あれからもう5年は経つ。

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