好きな名言

過去が未来を輝かせてく。
だから、もう一度立ち上がろう。
 アイドルマスターSideM Growing Stars 新聞広告 2021年
人間の能力は二つの要因によって定まる。一つは持って生まれた“天性”、即ち遺伝情報であり、もう一つは環境による“育成”、即ち遺伝外情報取得である。一般的に、生物学者や優生学者は“天性”を重視し、社会学者や社会主義者は“育成”を重んずる傾向にあるが、“天性を見出し、育成に努める”のが教育の基本理念である。われわれの容姿や容貌、才能や素質、ある病気にかかる傾向が強いといった各人の特徴はすべてゲノム、遺伝情報としてDNAの中に刻み込まれており、この持って生まれたゲノムは宿命とでも言おうか、決して変えられないのだということ、勿論、平等ではないことを生徒、父母、教師すべて認めなければならない。“天性”を見出すとは、言わば、自分のゲノム解読なのであるが、先生の講話を聞き、級友達と交流する教育環境の中で、知性、感性の受ける様々な刺激が自己発見に結びつく。このように、先ず、自分の“天性”の発見に努め、次に、それが個性的な光彩を放つよう“天性”を最大限生かす“育成”を図るのが教育の目標である。このような教育が実行されれば、国民それぞれが生まれ持つ能力は最大限に発揮されることになり、我が国の社会の活力は限りなく増大することは明らかであろう。
江崎玲於奈 2000年





Esaki's “five don’ts” rules
・Don’t allow yourself to be trapped by your past experiences.
・Don’t allow yourself to become overly attached to any one authority in your field – the great professor, perhaps.
・Don’t hold on to what you don’t need.
・Don’t avoid confrontation.
・Don’t forget your spirit of childhood curiosity.
江崎玲於奈 1994年


われわれはどれほど頑張ったにしても、自分だけの力で身を立て、生きているのではないこと、才能を認めてくれる社会に生まれたのは幸運のおかげで、自分の手柄ではないことを認めなくてはならない。(マイケル・サンデル著、鬼澤忍訳『実力も運のうち 能力主義は正義か?』早川書房、P323) 
君たちは努力してここに居るのだろうし,人生をより楽しいものにするためにも努力はとても大切ではあるが,努力しなければ自分のアイデンティティを見失うということは,やはりあってはならない 
野矢先生 東大駒場哲学

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