見出し画像

緊張しない&ちゃんと伝わる!『なぜか好かれる「人前での話し方」』

プレゼンテーションや、大人数の会議で話すときに緊張してしまう……そんな経験は誰しもあるのではないでしょうか。実はこれは世界共通の悩みである一方、日本人に特にその傾向が強いと言われています。

『なぜか好かれる「人前での話し方」』では、1000人以上のリーダーの話し方を変えた「伝説の家庭教師」が、世界水準かつ最新の「絶対的正解」と「具体的にすぐに実践できる方程式」をお届けしています。今回は、この本のエッセンスを凝縮してお伝えします。


声はメリハリが9割。キーワードと「2N」はゆっくり、ハッキリと

人前での話し方は、「どう(How)話すのか」「何を(What)話すのか」の2つの要素で決まります。前者は、ボディランゲージや見た目、声などの 「話し方」、後者は言葉など 「話す内容」と言い換えられます。どちらも重要な要素ですが、結局コミュニケーションは「何を言うのか」よりも「どう言うのか」で決まりやすいものです。

堂々と、カッコよく人前で話すためのボディランゲージのポイントは、大きく分けて「声」と「目」と「手」の3つです。たとえば「声」については、下記のようにいかに話す声に変化、メリハリをつけることができるかがポイントだといいます。

声の大きさを変える:声に強弱をつけることで、メリハリをつけ、キーワードを際立たせます。時に大きく、時にささやくように話しましょう。
間をとる:キーワードの前で2秒、「間」をとり、言葉を際立たせます。
2N(Numbers と Names)を強調する:「数字」と「固有名詞」はゆっくり、ハッキリと話す。

このようなポイントをおさえることで、フラットな2次元の声を、より深みのある3次元の声にアップグレードすることができるのです。


もう迷わない!話し方の悩みはこの順番で解決する

声をアップグレードできたとしても、具体的な中身の組み立て方・話し方に自信がない……という方も多いでしょう。本書では、情報を整理する話し方として汎用性が高いものをいくつか紹介しています。

その一つに、「OREO」話法があります。キーとなるメッセージを裏付ける「理由」(なぜなら)を示したあとに、それを説明する「具体例」(たとえば)を続けるのが「OREO」話法です。

キーメッセージ(Opinion/Point)→ 理由(Reason/Evidence)→ 具体例(Example)→ 結論(Opinion/Point)

頭文字をとって、「OREO」話法または「PREP」話法と呼ばれます。この話法を用いて、話す力は人生最強のスキルであることを説明してみます。

キーメッセージ(Opinion)
話す力は人生最強のスキルです。
理由(Reason)
なぜか。それは、人は一瞬のうちに、「話す力」でその能力を判断されやすいからです。
具体例(Example)
たとえば、どんなに頭のいい人でも「もごもご」と話していたら、印象は悪くなってしまいますよね。
結論(Opinion)
人生最強スキルである人前で話す力を鍛え、自信をつけませんか。

このように説明することで、相手にとってもわかりやすく説明を聞くことができます。面接、あいさつ、スピーチなど、想定されるシチュエーションに合わせて、ぜひ活用してみてください。


正真正銘の「世界最高の話し方の正解」が詰まった1冊

「コミュニケーションの重要性はわかっているけれど、どう学べばいいのかわからない」と途方に暮れてきた方にお伝えしたいのは、「話し方は正しく学べば、正しく変えられる」ということです。

「できない」のではなく 「(方法を)知らなかった」だけ。世界最高のテクニック、スキルを学んだのだから、自分は『絶対できる』。そう思えるように、この本を手にとってみませんか?


いいなと思ったら応援しよう!