編集者が語る! 『Think CIVILITY』ここ見てポイント!
はじめまして、編集者の若林と申します。
今回は、私が初めて担当しました『2030年アパレルの未来』と『Think CIVILITY』の「ここ見てポイント!」をお伝えしたいと思います。
【1】『2030年アパレルの未来』の超細かな構造
入社から約2年間、ベストセラー編集者・中里さんの指導を受けておりました。
中里本と言えば、「圧倒的なわかりやすさ」が特徴です。単純な棒組みではなく、重要箇所にはハイライトをつけたり、飽きがこないよう見出しを多く入れたり、などなど。
どうしたら読者に手に取ってもらえるか、緻密に計算されています。
そんな中里さんの指導のおかがで本書は、アパレル業界関係者だけにかぎらず、多くの読者に「読みやすい」と反響いただいております。
【2】『Think CIVILITY』の女性でも手に取りやすい上品な装丁
装丁を担当したのは『LIFE SHIFT』や『SHOE DOG』など、数々のベストセラー本を担当してきた弊社デザイナー橋爪さんです。
ここだけの話、最終段階まで、本書の題字は「黒」でした。しかし、土壇場で現在の「濃紺」バージョンを橋爪が作成。本書のキーワードである「CIVILITY」「礼節」を伝えたいと思い、上品さがより出る「濃紺」に決めました。
読者の多くが男性であるビジネス書の中で、本書が女性の方にも手に取っていただけているのは装丁の力も大きいと思っております。
諸先輩方のご協力のおかげで、『2030年アパレルの未来』は重版決定、『Think CIVILITY』も発売から1ヶ月もたたないうちに増刷されました。
ぜひ、ご一読いただければ幸いです。
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