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いま世界で起きていることの「なぜ?」がわかる!『まんがでわかる13歳からの地政学』

今回は、20万部を突破したベストセラーのマンガ版まんがでわかる13歳からの地政学をピックアップします。

「地政学というテーマがどうしてもまだとっつきにくい…」
「国際情勢に関するニュースを見ても正直よくわからない…」

そんな不安や疑問をさらに分かりやすく解説してくれるのが本書。今回は本書の魅力を、編集担当がその中身の一部をお見せしながらご紹介します。

核爆弾はどこにあるのか?

世界で初めて原子爆弾を開発し、「原爆の父」として知られる理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた映画『オッペンハイマー』が先日日本でも公開がスタートしました。映画の感想やネタバレはここではおいておくとして、現在、ウクライナと戦争中のロシアがどこに核兵器を隠し持っているか知っていますか?

正解は北海道の北、オホーツク海です。得意げに書いていますが、すみません、このシリーズの編集者である私は『13歳からの地政学』を編集するまで知りませんでした。核を持つ国は学校で習いますが場所まで考えたことがなかったですし、どこか国の大事な軍事施設にあると思い込んでいました。

中国が南シナ海を狙う訳とは

核兵器はただ持っているだけでは不十分で、いつまでも潜っていられる原子力潜水艦、海の中からミサイルを発射する力、それに潜水艦を隠すための深く自分の縄張りにできる安全な海という3つを確保できて、初めて最強のアイテムになるそうです。この条件を満たすために世界ともめごとを起こしているのが中国です。

これまで中国が南シナ海に手をのばすのは海洋資源を手に入れたいからだと思っていました。でも実際は保持する核を隠す場所を手に入れるためでもあると知りました。

いま起こっていることの「なぜ?」がわかる!

本書はいま世界で起っていることの本質や背景をわかりやすく学ぶことができる1冊です。ロシアが広大な土地を持っていながら隣国に侵攻を続ける理由、日本が核爆弾を持つ日は来るのか…。

本書が難解な国際情勢を理解するためのはじめの一歩となると信じています。


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