仕事ができる人の「空白時間術」:戦略的に何もしない「ホワイトスペース」とは?
今回は、『WHITE SPACE』をピックアップします。
やることを増やすほど、予定を埋めるほど、「何かをやっている」気にはなれるけれど、生産性も創造性も落ちるーーそう分かっていても、ついつい私たちは「空白」を恐れ、予定を入れてしまいます。しかし、「空白」とは本当に恐れる存在なのでしょうか?
今日は、この「空白(ホワイトスぺース)」を味方につけ、仕事と人生を最大限に楽しみながら過ごすための一冊をご紹介します。
戦略的「何もしない」時間術とは?
4つの「戦略的小休止」を活用しよう
数々の研究からも、「小休止」は人々のパフォーマンスや創造性、スタミナを高めることが証明されている。そしてこの「小休止」は、目的によって次の4つに分類できる。
たとえば、3つ目の「内省のための戦略的小休止」は、自分の仕事に客観性を与えたり、最初のアイデアを深めたりするときに、一歩引いて考える時間を与えてくれる。誰にも邪魔されずに決断したり、自分のまわりや内側で起きていることを理解したりするための時間でもある。
こうして日常にホワイトスペースを取り入れていくと、忙しさは自慢できることではなく、単なる機能不全の一種だということに気づくことができるだろう。今、自分に足りていない「小休止」はどれだろうか?
(「第3章」より抜粋、編集)
忙しさを克服して、最高の人生を手に入れる
他にも、すぐに使える具体的な仕事の効率化テクニックも惜しみなく伝授しています。
ただし、ホワイトスペースのゴールは、単に仕事の効率化ではありません。ホワイトスペースを作り出すことで、自分にとって「仕事以上に大切なもの」へと目を向けられるようになることです。
本書を手にとって、ホワイトスペースのある生活を今日から始めてみませんか?