オレが今まで働いてきた中で1番ストレスに感じた地獄の仕事
とよいけです。
オレはこれまで色んな仕事をやってきた。
・マッサージ屋
・マクドナルド(厨房)
・鍋&食器洗い作業
・ウェイター
・問題&テストの採点係
・引っ越し作業
・ピッキング作業(クビにされた)
・布団工場での作業
・フィットネスジムのスタッフ
・飛び込み営業
・下水管の掃除屋
・介護スタッフ
・工場でのライン作業
・テレビ放送局の裏方の仕事(クビにされた)
他にも色んな仕事をやってきたが、挙げるとだいたいこれぐらいである。
その中でも今回は、今まで働いてきた中で1番ストレスを感じた仕事をお話しよう。
かなり特殊な仕事なので、おそらく日本にいるほとんどの人は経験したことがないだろう。
ていうか経験しなくていい。
いや、経験しないほうがいい。
そんなレベルのお仕事だ。
そのお仕事とは...
そう、
"下水管の掃除屋"だ。
何度も言うが、オレは色んな仕事を経験してきた。
だが、これほど過酷でストレスに感じる仕事はない。
下水管に関する知識はボチボチ身についたつもりだが、半年やってもまだわからないことがたくさんある。
そんな貴重な経験やスキルが身についたとはいえ、二度とやりたくないね。
さて、オレが下水管の掃除屋になったキッカケとお仕事内容についてじっくり語っていこう。
ポンコツが歩んできた過酷な人生に興味があれば、最後まで読んでみるといい。
オレが下水管の掃除屋になったキッカケ
オレはある営業職で勤めていた。
それがリフォームに繋げるための飛び込み営業だ。
その飛び込み営業でオレはまったく契約がとれず、とんでもないハプニングが次々と起こり、完全にメンタルブレイクした。
その内容がこちらだ。
上の記事はオレが下水管の掃除屋になったキッカケのすべてを語っている。
今読んでいる記事はその続編となるので、まずは上の記事(前編)から読んでもらいたい。
下水管の掃除をはじめるまでの流れ
まず、飛び込み営業なので新規顧客を獲得するには、そこら辺にある家を一軒一軒"ピンポン"鳴らしていくしかない。
そして出てくれた人に事情を説明して、家の敷地内に入れさせてもらう。
敷地に入ったら住人とクソどうでもいい会話をしながら、『下水』または『汚水』と書かれたマンホールをさがす。
見つけたら自然に会話をしながらマンホールをあける。
そこでリアクションをとる。
補足:マンホールをあけたときだが、
汚れていたら、「えぇえぇえぇえぇ!?!?!?」とオーバーリアクションをとり、それを理由に住人に掃除をすすめる。
そこまで汚れていなかったら、リアクションはとれないがロープレで練習しまくった話術をつかい、住人をその気にさせて掃除をすすめる。
そして、お客がオレらの説明を聞いて「下水管を掃除してもらいたい」ってなり、"YES"の返答がもらえたら契約書をまける。
契約書に必要事項をしっかり記入してもらえたら初めてお客とアポイントがとれたことになり、アポインターの成績となる。
そして、そこから地獄の仕事がはじまる。
下水管掃除のお仕事内容について
基本的に掃除は、アポイントをとった人間が掃除することとなっている。
だが、オレは入社してから半年後にアポインターをやめてしまい、掃除屋にポジションチェンジした。
もう数字を気にしなくていい代わりにアポインターのとった案件は、オレがすべて掃除しないといけなくなった。
つまり、
アポインターが3件アポをとれば、オレが3軒掃除しないといけない。
ということだ。
さすがに時間との兼ね合いもあるので、1日に3軒以上は掃除できない。
そうなると掃除は次の日にズレるか、アポインターまたはクローザーが掃除することになる。
[下水管掃除はどういったことをするの?]
まず、『下水』のマンホールだけすべて開けていく。
んで、高圧洗浄機をつかって排管まわりや家と直接つながっている排管の中までピッカピカにする。
仕上げにマンホールのフタをピッカピカにする。
以上!
やることはそれだけ。
これは誰にでもできる仕事ではあるが、気合いと根性が必要だ。
なぜ気合いと根性が必要かは、読み進めてもらえばわかる。
[下水管掃除に必要なアイテム11選]
まず、掃除をはじめるときに必要なアイテムが11選ある。
・バケツ
・ひしゃく
・高圧洗浄機
・逆噴射ノズル
・ホース
・マイナスドライバー
・トンカチ
・バール
・2方向蛇口分岐コネクター
・蛇口側散水用コネクター
・根切ばさみ
掃除のプロなので、上記のアイテムから1つたりとも欠かすことができない。
もし欠かしてしまえば、仕事が成り立たない。
ここから先は、仕事内容がイメージしにくいと思うので、読み飛ばしてもらって構わない。
まず、マイナスドライバーやバールをつかって、マンホールをこじ開ける。
そのときに、トンカチが必要になるケースがほとんど。次に、おうちの蛇口をつかってホースと高圧洗浄機をつなぐ。
蛇口が特殊だった場合、蛇口側散水用コネクターが必要になる。んで、高圧洗浄機で排管まわりの汚れをおとす。
もちろん排管まわりだけでなく、排管の中までキレイにしないといけない。そこで必要になるのが逆噴射ノズルだ。
そして家の敷地が広い場合、2方向蛇口分岐コネクターをつかって、作業の時間短縮をする必要がある。
次に、ひしゃくをつかって汚れの塊をとって、バケツの中に入れる。
バケツの中にいれた汚れの塊は道路沿いの手前にある汚水マスに捨てる。
あと、排管の中に根っこが生えていると排管がつまる原因にもなる。
だから根切ばさみをつかって切らないといけない。
よって、上記であげたアイテム11選は1つも欠かせられない。
[下水管掃除にかかる時間は?]
掃除はだいたい1時間半~2時間ぐらいかかる。
マンホールの数が少ないところや配管の長さが短ければ1時間以内で済む。
だが、敷地が広くてどこにマンホールがあるかわからない場合やマンホールの数が多いところなんかは4時間以上かかることがある。
だから立て続けに3軒掃除しないといけない場合は、昼休みがなくて昼食がとれないことはザラにあるし、トイレすら行くヒマもない。
どうしてもトイレに行くヒマがなくて漏れそうな場合は、ある裏技をつかう。
それは、なるべく誰も見えないところに隠れてバケツの中に小をかまして、それを下水管に流すという方法だ。
この裏技はバレたらまずいが、掃除屋をやる上では必須のテクニックだった。
[下水管掃除をしているときの注意点]
下水管掃除をするにあたって、注意するべき点は3つある。
(汚れがまわりに飛び散らないようにする)
高圧洗浄機をつかって掃除をしていると威力が強いので、どうしても汚れが飛び散ってしまう。
もし汚れが飛び散った場合、すぐに水をかけてキレイにしないといけない。
さもなければアトが残って、それがクレームになりかねない。
クレームにつながると、クローザーがリフォームの営業をうてなくなる。
だからちょっとのミスも許されない。
(排管の中に必須アイテムを落とさないように気をつける)
これはたまにやらかすんだが、必須アイテムを排管の中に落としてしまうことがある。
落としてしまったアイテムがとれる位置にあるならいいが、たまに排管の奥まで流されてしまうことがある。
そういうときは上司に連絡しないといけなくなり、のちのち面倒なことになる。
(排管まわりより外には噴射しないようにする)
これが1番むずかしいんだ。
排管のまわりをキレイにできても、そのすぐ横がコンクリートでそこに噴射すると、アトが残る。
そのアトを気にしないお客もいるが、過去にそれを放置してクレームに繋がったことがあった。
それ以来、気をつけて噴射しないといけなくなってしまった。
というか気をつけてても外に噴射してしまうことがあるので、非常にむずかしいんだ。
とにかく自分の身を守るためにも最善の注意をはらうしかない。
下水管掃除をやっててストレスに感じたこと
アポインターから掃除屋に移行してから苦労したことは山ほどある。
なんせ今まで働いてきた中で1番ストレスを感じた仕事だからね。
それを今から教えよう。
[マンホールが開かない]
これは古い家によくありがちだ。
長年マンホールを開けたことがないので、なかなか開かない。
無理して開けようとするとフタが割れる恐れがあるので、慎重に開けないといけない。
これがすごく時間かかってストレスに感じていた1つだ。
ちなみにオレ自身、慎重な人間であり、かつ、非力でもあるから開かないマンホールがいくつかあった。
それでどうしても開かない場合は、お客に事情を説明して、そこ以外掃除していた。
だが、その事情をクローザーの1人につたえ、オレが帰ってからマンホールを簡単に開けれたという...。
それで人相の悪いメガネ上司からこっぴどく怒られた。
なんでアイツ(クローザーの男)は開けれて、おまえは開けれへんねん?
おまえ掃除のプロやろ?
ここ最近、毎日ミス続いてるけど気が緩んでるんとちゃう?
しっかせぇや!!
おまえ、お客のまえでアイツを褒めたてろ!!
って電話で説教されたのは未だに覚えている。
お客にちゃんには事情を説明しているのに、なぜそこまでして開かないマンホールを開けて、オレに仕事を増やそうとしたのか?
オレはその後、別件で掃除に入らないといけないのにわざわざ20分も時間をかけて戻ってきて、掃除のやり直しをさせられた。
機材をセットしたり、撤収するだけでも時間がかかるというのに。
しかもオレがポンコツゆえに、人相の悪い上司とハゲデブ上司のW上司から目をつけられているのに、さらに監視の目がキツくなってしまった。
さらに、掃除のやり直しのせいで1時間以上の無給残業が確定した。
おまけに、マンホールをあけたクローザーからは、
ちゃんと仕事しなさい。
とアキれた口調で怒られた。
年下の先輩からは何度かシカられたことはあるが、年下の後輩からシカられたのは人生初めてであり、最高の屈辱だった。
クローザーの年下後輩よ、
おまえのやったことは一生許すまじ。
[マンホールの『雨水』と『汚水』の区別がつかない]
これも古い家によくありがちだ。
位置的に雨水マスかなと思ったら汚水マスだったとか。
また、逆もしかり。
補足:マス = マンホール
契約書には汚水マスの数を出さないといけないため、数えまちがいが許されない。
特に、汚水マスだったところ雨水マスと思い込んで、掃除をし損ねるミスは絶対にやってはいけない。
雨水マスは基本的に掃除しなくていいが、汚水マスと区別がつかないぐらいなら掃除したほうがマシだ。
だが、掃除する箇所が増えるとそれだけ時間のロスになるので、なるべく雨水マスと汚水マスの区別ぐらいはつけてもらいたい。
この区別がつくだけでも掃除屋は非常に助かるのだ。
[臭いがキツい]
掃除してて毎回ストレスに感じていたのは、この臭いだ。
あなたは排管の臭いをかいだことある?
マンションに住んでいる人にはわからないと思うが、一軒家に住んでいるなら一度はかいだことがあるだろう。
あれは、とんでもない激臭だ。
まるでメタンガスを極限まで濃縮させて、油を極限まで酸化させたような臭い。
その激臭と闘いながら掃除をしないといけない。
だから掃除している人はみんな早く終わらせたいと思っている。
長時間その臭いをかいでいると、マジで頭がおかしくなりそうだから。
それぐらいとんでもない激臭なのだ。
[マンホールを開けると大量のGが潜んでいる]
これは古い家にたまにあるケースだ。
卵を排管まわりのあちらこちらに産卵して、中で生息している。
そして、ビッグボスはキッチンまわりの汚水マス、または道路沿いの本管にちかい汚水マスに潜んでいる。
Gにとっては快適な場所なのだ。
だから古い家に住んでてマンホールを開けるときは覚悟が必要だ。
カブトムシ並みにドデカイGが大量に潜んでいるかもしれない。
補足:Gとは、ゴ〇ブリのこと。
[汚れが飛びちる]
下水管の汚れはとんでもないものだ。
あの激臭からそのヤバさがわかる。
だが、汚れの塊に高圧洗浄機をかけると、どうしても汚れが飛びちる。
だがら上手にフタをしながら高圧洗浄機をかけるか、飛びちらないように慎重にかけるか...。
このどちらかしかない。
とはいえ、飛びちるケースはよくあるので、飛びちったところは水をまいてキレイにするしかない。
もし、飛びちったところを放置するとクレームに繋がりかねないので、何としてでも避けたい。
無論、自分に汚れが飛びちったりするので、この仕事は気合いと根性がいる。
[汚れがとれないと仕事が長引く]
大抵のところは高圧洗浄機をかけると汚れが落ちる。
だが、まったく汚れが落ちないところや排管の中のパイプに汚れが溜まっているとどうしても時間がかかってしまう。
もし、アポインターがアポを飛ばせていない場合、のんびり掃除しても問題はない。
だが、アポを飛ばしていた場合、のんびり掃除している場合ではない。
急いで終わらせて、次の現場に向かわないといけない。
だからどうしても汚れが落ちない場合は、次へと次へと仕事を進めないといけないので、手を抜いていたことは多々あった。
そうでもしないと仕事がまわらない。
[悪条件がそろえば仕事が長引く]
ここでいう悪条件とは、
1.家の敷地が広い
2.マンホールの数が多い
3.下水管に根が生えている
4.高低差がない
だいたいはこの4点だ。
(家の敷地が広い)
まず家の敷地が広いと、機材をあっちこっちへ持っていかないといけない。
この機材がそれなりに重いし、コードも差し替えないといけないので、持ち運びとなると大変ったらありゃしない。
(マンホールの数が多い)
次にマンホールの数が多いと、単純に掃除しないといけない箇所が増える。
これがすべて"タメマス"だった場合、すべてろ過しないといけないので、とてつもなく時間がかかる。
タメマスとは、油などの汚れを溜めるための汚水マスのこと。
キッチンと直接つながっているケースがほとんど。
しかし、例外もある。
(下水管に根が生えている)
続いて下水管に根っこが生えていると、それを切らないといけない。
根っこを切る理由は、水詰まり防止のためと、見栄えのためだ。
ただ根っこが頑丈であれば、なかなか切り落とすことができない。
これで時間がかかるので、結構ストレスがたまる。
(高低差がない)
最後に、高低差がないところだ。
これはどれだけ水を流しても汚れが流れていかない。
まさに外れクジの現場だ。
どうしても汚れを流しきれなかった場合、お客に事情を説明して見逃してもらうしかない。
さて、4つの悪条件を語ったところで、話題を『下水管掃除をやっててストレスに感じていた』テーマに戻そう。
[休憩がとれない時がある]
これはザラにある。
アポインターがとった案件以外にもビラ配りをしていたみたいで、そこから掃除の依頼がぽつぽつあった。
補足:ビラの料金は、アポインターが営業かけて行う料金より約7倍も安い。
そして、掃除が立て続けに3軒はいると、どうしても休憩がとれなくなる。
昼飯は退社寸前まで抜きとかザラにあったし、トイレなんて行くヒマもないから上にも書いた裏技を何度もつかっていた。
[事務所にもどる時間帯にアポが飛ぶ]
アポインターは定時ギリギリまで営業をかけている。
それで事務所にもどるギリギリの時間にアポを飛ばす人がいる。
これは他のアポインターの帰りも遅くなるが、掃除屋のオレはみんなと一緒に帰ることができず、そこから掃除を始めないといけない。
ちなみに、うちの会社は歩合制の固定給なので、どれだけ残業しても給料はでない。
補足:手取りはだいたい15万ぐらいだった。
つまり、事務所にもどる時間帯にアポが飛ぶと無給残業が確定する。
オレは自分の時間を誰よりも重きに置いてる人間なので、無給残業ほどストレスなものはない。
[アポインターからコキ使われる]
アポインターがアポを飛ばせば、アポ宅(契約を交わした家)に向かわないといけない。
そして、その家の下水管の掃除をする。
そこまではいい。
だが、アポインターの中に変なこだわりを持つ人がいて、余計な仕事をオレに要求してくるのだ。
無論、それは別にやる必要のない仕事だ。
もし、断ると命令口調でオレにキレてくる。
しかも、そいつは年下の先輩だからより一層に腹が立った。
[下水管掃除をやっててラクだったこと]
下水管の掃除屋はやっててストレスでしかなかったが、ラクなことが1つだけあった。
それは、たま~に仕事ゼロの日があるってこと。
アポインターがアポを飛ばさず、激安チラシによる掃除の依頼がなければ、その日は何もしなくていい。
あるとすれば、チラシ配りぐらいだが配った枚数までは把握されていない。
よって実質、職場ニートだ。
以上!
まとめ
さて、まとめに入ろう。
・オレが下水管の掃除屋になったキッカケ
飛び込み営業をはじめたがまったく契約がとれず、メンタルブレイクした。
・下水管の掃除をはじめるまでの流れ
1.ピンポン鳴らす
2.出てきた住人に事情を説明して敷地に入れてもらう
3.クソどうでもいい話をしながらマンホールを探す
4.マンホールを開けてリアクションをとる
5.話術で住人を掃除をさせる気にする
6."Yes"の返答で契約書をまく
7.掃除の準備をする
こんな感じだね。
・下水管掃除はどういったことをするの?
1.『下水』のマンホールだけすべて開ける
2.高圧洗浄機をつかって、すべての下水管をピッカピカにする。
3.仕上げにマンホールのフタをピッカピカにする。
以上!
・下水管掃除に必須なアイテム11選
・バケツ
・ひしゃく
・高圧洗浄機
・逆噴射ノズル
・ホース
・マイナスドライバー
・トンカチ
・バール
・2方向蛇口分岐コネクター
・蛇口側散水用コネクター
・根切ばさみ
これらは1つたりとも欠かせない。
・下水管掃除にかかる時間は?
だいたい1時間半~2時間ぐらいかかる。
短いと1時間以内で終わるが、長いと4時間以上かかる。
・下水管掃除をしているときの注意点
1.汚れがまわりに飛び散らないようにする
2.排管の中に必須アイテムを落とさないように気をつける
3.排管まわりより外には噴射しないようにする
・下水管掃除をやっててストレスに感じたこと
1.マンホールが開かない
2.マンホールの『雨水』と『汚水』の区別がつかない
3.臭いがキツい
4.マンホールを開けると大量のGが潜んでいる
5.汚れが飛びちる
6.汚れがとれないと仕事が長引く
7.悪条件がそろえば仕事が長引く
8.休憩がとれない時がある
9.事務所にもどる時間帯にアポが飛ぶ
10.アポインターからコキ使われる
・下水管掃除をやっててラクだったこと
たま~に仕事ゼロの日があること。
以上!
おわりに
オレは営業会社で1年間はたらいた。
半年間は飛び込み営業をし、残りの半年間は掃除屋として働いた。
営業も下水管掃除屋も無駄な経験ではなかったが、金輪際、二度とやりたいと思わない。
どちらも1ヶ月間はたらけば、仕事の全体像が見えてくるので、1ヶ月やって仕事を辞めるが正解だった。
しかし、オレは営業会社にいすわった。
ポンコツがゆえに、この仕事以外にできる仕事がないのだ。
ポンコツに選択肢なんてない。
でも、たまにお客から
なんでこの仕事をしているの?
掃除するのが好きなの?
といった質問をされる。
実は、こういう質問をされると1番困るんだ。
本音をいうなら、
心の声:ポンコツだからこれ以外にできる仕事がないんだよ...。
心の声:オレだってやりたくてやってるわけじゃない!
と答えたい。
だが、それをお客の前で言うわけにはいかない。
なぜならお客にそれを言って、お客がオレのことをクローザーに言って、クローザーが変なウワサを広めると、オレの居場所がなくなるからだ。
基本、会社員はみんな信用していない。
ただ1人を除いて。
その1人は現在、月収100万円を稼いでいるフリーランサーだ。
彼のことは、またいずれ話そう。
じゃあ今回はこの辺でおしまいだ。