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エコトヨ vol.1~トヨヒルと530~
今日5月30日は、語呂合わせでゴミゼロ(530)の日です。
これは私たちアグリガスコムの本社がある、
愛知県豊橋市の530運動が発祥だそうです。
自然や環境の保全の為にスタートした運動ということで、
我々農業との関わりも深いですね。
折角なので今日は、トヨヒルと自然・環境問題についてお話します。
まず、アグリガスコムには大きな取り組みとして、
ソーラーシェアリング事業があります。
【過去の記事―トヨヒルとソーラーシェアリング】
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これはまさに自然・環境問題へアプローチするためにスタートしました。
世界で地球温暖化をはじめとする環境変化の問題が
話題になり始めたのは何年前でしょうか。
もう思い出せないくらい前ですね。
最近ではカーボンニュートラルという新たなカタカナも登場し、
賑わいを見せています。
これは農業だけではなく地球規模で取り組まなければならない
大きな問題です。
同じく日本でもその問題はありますが、
農業分野においてはさらに、『担い手不足』の問題もあります。
トヨヒルが拠点にしている豊川市でも、
誰も使わなくなった田んぼや畑は数え切れません。
そこで目を付けたのがソーラーシェアリングでした、
荒廃農地を利用して行うことで、
農地も「再生」しながら「再生」可能エネルギを造り出す、
「ダブル再生」事業です。
昨今、雄大な山々に立ち並ぶソーラーパネルを
目にする機会も増えましたが、私たちは使わなくなった農地に着目し、
ソーラーシェアリングを拡大していきます。
また、トヨヒルは、日本の食料自給率改善にも貢献できる事業を
目指しています。
2020年の国内の果物自給率は38%という統計も出ています。
ウクライナとロシアの問題で、自給率を意識した業界は
少なくないでしょう。国内でも、まさか卵がこんなに高くなるなんて
思ってもいませんでした。そうしたことを考えると、
国内で生産できるものはなるべくトライしてみるのに
越したことはありません。トヨヒルではこれまでに類のない、
ブルーベリーの周年栽培に取り組んでいます。
同じシステムを活用して、いろいろな果物や野菜が作れるようになって、
そうした問題が少しでも解決していけばいいなあ、と
今はぼんやり考えています。
といった具合で、自然や環境の問題は上げればキリがありませんが、
今日はごみゼロの日ということで、ま
ずは落ちているごみを拾うことから意識してみようと思います。
まずは小さなことから、チャレンジしていきましょう。
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