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WSET Level1の受験記

ビール党だった私ですが、ワインの世界に足を踏み入れることになりました。両親もビール党でワインに触れることはほとんどない家庭で、大学卒業後に地元を離れてからレストランでワインを嗜むようになりました。

今後も、ワインを飲む機会があるならきちんと学びたいという思いが芽生えワインについて調べ始めました。そこで出会ったのがワイン資格で、中でも世界的に認められている国際資格のWSET(Wine & Spirit Education Trust)に興味を持ちました。

いくつかLevelがあるのですが最終的にはLevel3の取得を目指して、まずはLevel1から挑戦することにしました。WSET Level1の体験記は少なくこれから挑戦される方の参考になればと思い書いています。

Level1の試験は70%以上で合格

WSETとは?Level1資格概要

WSET(Wine & Spirit Education Trust)は、ワインとスピリッツの教育企業合同の略で、ロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関です。 ワイン産業をサポートする英国のワイン商組合『Vintners Company』により1969年に創設され、現在では世界70カ国でWSETの教育組織が運営され、年間約110,000人が認定試験を受験するなど、国際的に認められている認定資格です。

キャプラン ワインアカデミー

WSET Level1は、ワイン業界に初めて従事する方やこの分野に興味のある一般の方におすすめのコースと紹介されています。ワインのスタイルやぶどうの品種、ワインの生産方法、テイスティング法、ワインと食べ物の組み合わせ入門など基礎知識を学び、最後の認定試験に合格すれば1日でWSET認定資格も取得できます。

通常、日本では1日完結型の講座として提供されており、講義を受けて、その日のうちに認定試験を受験できます。

私の場合、少しばかり英語の勉強にもなればと考えて、あえて英語での受講を選択しました。WSETの公式サイトから直接申し込みオリジナルの教材で学習することにしました。

勉強時間は2週間ほど、1日に約1時間で計15時間くらいでしょうか。オンラインのテキストブックが用意されているので進めていき、章ごとに用意された練習問題を解きました。

その後講座申し込みから約3週間後あたりで試験を受ける必要があり、事前にテスト時間を選択します。

試験の注意点としては、英語で受ける場合はイギリス時間で試験を受ける必要があるため、日程によっては深夜にテストを受けることもあります。私は平日の深夜3時にテストでした…

別で練習問題を解くことをオススメ

公式の練習問題と別に、非公式ですが有志の方が作成した練習問題を受けることを強くおすすめします。

恥ずかしながら最初に受けた試験では3点足りず不合格でした。受講生の90%が合格する試験らしく、1日で取得できる資格なので舐めてかかりました(落ちたのが恥ずかしい)。テスト時は公式の練習問題ではカバーされていない初見の問題がいくつかあり、初回のテストを終えてあまり手応えがなかったのですがその通りの結果になりました。再試験では高い試験料を払うので(日本円で15,000円ほど)ご注意を…

日本語で調べてもWSET LEVEL1の問題に出会うことがなかったので、英語で受ける場合は以下をおすすめします。

Quizletで無料で練習問題を解くことができます。https://quizlet.com/603435143/wset-level-1-practice-quiz-flash-cards/?i=64tdop&x=1jqt

以下のYoutubeでも練習問題を解くことができます。

試験前にこの2つをやっておくことで、試験範囲をおおよそカバーすることができたのでおすすめです。

合格後、アカデミー・デュ・ヴァンさんで藤森先生が講師のWSET Level2をすぐに申し込みました。また、Level2の授業を受け終えたら更新したいと思います!! 


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