17歳年上の彼女と付き合ってた話。
もう何年前になるんだろう。
でも6年くらい前か。(その程度の昔かって思ったり 笑)
17歳年上の彼女さんと付き合っていました。
彼女さんもMtFさんで、むかしLGBTQの集いを一緒にやってた仲で。
(後々今年になって知ったのは私もADHDだったということ 微笑 だから正確には「MtF」「レズビアン」「ADHD」ってトリプル共通点があったってことよね 笑)
とてもセンスのいい人だった
営みこそ強引で下手な人だったんだけれどさ(オイ!いきなりそこか!)、普段は温かく話を聞いてくれて、穏やかで、デザイナー学校出身でファッションセンス抜群でした。私自身アパレルの本社勤務をしてたものの、その中で出張したり社員さん主催のファッションショーとか、ルックブックとか見る機会がありましたから、そういう話で盛り上がったりたよね〜!
(今思えば25歳の時に男の人と付き合っていて、その7年後に女性と付き合っていることなんて想像してなかったなぁ…いやその2年後くらいから最初の彼女さんができてたわけだし…二股とかそういう人生は流石にないですよ、そこまでモテないので)
一番印象に残ってるのは、夜の営み
結局そこに戻るんかーい!って話なんだけど、私も性別適合手術をしてから付き合った女性ってこの17歳年上の彼女さんが最初だったんですよね。正確にはこの彼女さん、バイだったので男性として女性を気持ち良くすることもご経験済みで…ただ力任せで痛かったー( ; ; )もうその記憶しかない。
歴代付き合ってきた彼氏彼女さんの話をするとさ、みんなすごく丁寧だったんですよ。「性病になっちゃいけないから入念に手や歯磨きしようね!」っていう20歳年上の彼氏さんがいたこともあったし(これが2011年ごろね)、「やっぱあそこはデリケートだから優しく扱わないとね」って丁寧な最初の彼女さんがいたり。あの人たちのおかげで、実はノンケさんにアプローチした時もビアン洗脳しやすかったよね(オイ!発言に気をつけろ〜!ふき!)でもノンケさんアプローチは全滅だからもうやりませんよ(そういう話じゃねーだろ!)
一体何人経験してるんだ!?それでなんで自信がないのか?
そこがもう意味不明になってきちゃいました。
まぁ事実MtFトランスジェンダー差別が昨今のSNSで濃いなぁ〜って思うし、見えないようにtwitterとかではもう「トランスジェンダー」ってキーワードそのものをミュートしてるくらいなのよね。
でもそれが逆に成功経験を積んでる方の情報も見れなくなってる気がするし、正直複雑だし、やっぱなんか違うよね…複数アカウントで管理した方がいいのかしら?って悩むんだわ。本音は。
なんかさル・エストロジェルに変わってからなんだけどさ
前使ってた女性ホルモン剤はディビゲルだったから、両足に塗るだけだったし、パンツを下げて、パンティまで下げる必要がないからぶっちゃけ塗るのラクだったんだよね。今はさ、ル・エストロジェルに変わってから両腕&両脚に塗る習慣になって、いわゆる毎日自分の全裸を見る生活になった…お風呂に入って体洗うのってオートマだからボディを意識することってないんだけどさ、塗りムラなくちゃんと女性ホルモンを塗ろう!(そして乾くまでしばらく待つw)ってなったらすっごくくまなく自分のボディを(なんならボディラインを)見ることになる。
なんか頑張ってるよな〜!
この体で生きてるんだよな〜!
この体になるためにいろいろやってきたんだよなぁ〜!
って思いが込み上げるようになってきたのよね。
インドアなんで見せられた体じゃないんだけども(笑)
早い話、愛されたいなぁ〜って思ったっていうか(恥
いろんな複合要素よね
なんで体一直線で物事を考えてるのか、冷静に考えたら急に恥ずかしくなってきました。これはイロモノを身すぎた原因ですね。
昨日のブログを書いたあと、素敵な漫画を見つけました。
なんか17歳年上の彼女さんがどういう気持ちだったのかな〜!なんて思うところがあったり、今の私の焦りというか、このままでいいんだろうか?っていう気持ちを考える機会になりました。
自分自身を客観的に見た時に「物語の人物がどうか幸せな結末を迎えてほしい!」って願っているんですよね。「いや私もそうじゃん、私もこの人みたいに幸せになっていいんじゃないか!?」とも思えたのが、なんだかいつもビアンマンガを見てる時とは違う気づきがあったというか。自分でも不思議に思ったんですよね。
出会いと別れが教えてくれるもの
それでも幸せになあれ!って思います。出逢ってくれた人も私もね(^。^)b
おんなになあれ!(原曲 森川美穂さん、カヴァー 水樹奈々さん)ってきっとヘテロさんの歌だと思うんだけど、私の中で意訳してMtFとして頑張っておんなになって、憧れの彼女さんを持ちたい!っていうふうに聴けちゃうんですよね(微笑)MtFビアンの特権かも。