発達障害のテスト(WAIS Ⅳ)を受けて、ホッとした話
今日大学病院で発達障害の検査(WAIS Ⅳ(4))を受けてきて、なんだかホッとしちゃいました。逆に言えばこの日まで緊張して過ごしていたんだなぁと。
人生で一度きりの診断を受けるときのような…
私にとっては性同一性障害の診断がつくか否かの日のような緊張感がありましたから、終わって会計の瞬間に「あー終わったんだー!」って気持ちでいっぱいになって、「これで変な緊張感のないいつも通りの生活が送れるぞー!」って気持ちになってきて、PythonやJavaやChatGTPの勉強を再開できそうな気力が再帰してきました。
発達障害の検査の説明は、下記サイトが参考になりました。
(私の拙い説明だと長くなっちゃうから、詳しく知りたい人は下記参照)
その上で個人的見解をさらっと
言語理解指標(VCI)
これね、凄く難しかったんですよ。
2つの言葉を提示されて、同じ意味合いを答えていくものでしたが、最後の方は対義語的意味合いは山ほど浮かぶのに〜!って言う感じでした。
知覚推理指標(PRI)
いわゆる積み木とかパズルって言われる問題です。
ADHDなんで視覚的なのはやはり凄くやりやすい問題でした。
割とスイスイできたかなぁ。
例えるならほとんど動かしたり回転させずにルービックキューブを完成させる人並みに(微笑
ワーキングメモリー指標(WMI)
実はこれが一番自信なかったのはやる前の話で、実際やってみると思いの外スイスイできました…「あれ、こんなに数字覚えられるんだ私!」って驚きと、臨床心理士さんから「このテストを受けているとき、どんなことを思い浮かべてましたか?」といった質問攻めに合いました(笑)
正直言うと「もう頭の中にゴシック体のカレンダーのような数字がポンポン浮かび上がってくる感じと、なんとなく頭にスッキリハマる数字の並びが心地よくて…」と答えました。あとは昔世代なので、デタラメな番号を無理やり語呂合わせするような要領も使いました。不思議なんですが、5と3の響きが心地いいんです。自分でもよくわからない理由なんですけどね(^^;;
でもこれだけ自信はあるものの、前の難病の主治医なんかは自分のクレジットカード番号を暗記してましたから。私それができないんですよね、実は。まぁよく使うデビットカードとクレジットカードがそれぞれ1枚ずつあるからでしょう。なのでそれぞれのせいぜい下4桁しか覚えてません(笑
処理速度指標(PSI)
あーこれはクレペリンテストを難しくしたようなテストだなぁ…って感覚で受けてました。それもだんだん規則性のようなものを覚えて行っちゃって、解いて書いていけるような感じでした。あとはこっちにも図形問題があったような…
自信のなかったワーキングメモリーがすごそう
これは意外でした。
正直帰りのバスの中で過去を振り返って、泣きながら分数の足し算引き算を友達に教わりながらも、頑張った甲斐があったなぁと言う気持ちでいっぱいになりました。(友達が怒っていたのでは無く、できない自分に自分自身が情けなくて悔しくて焦って涙が溢れていたような経験で(⌒-⌒; ))
あとはシステムエンジニアという経験が及第点に引き上げてくれたような気もしますが、今月下旬の最終診察日に結果発表があるので、それ待ちという状況です。
料金と診察内容のはなし
① 普段通院しているメンタルクリニックからの紹介で大学病院の紹介状を書いてもらう(自立支援医療受給者証と国保受給者証適応で無料発行)
↓
② 大学病院へ直接電話して予約(初診まで2ヶ月ほど待ちました)
↓
③ 大学病院_初診日
⒈ 臨床心理士さんからの家族構成や成長歴などの詳しい問診
⒉ 担当医からのその時点での予想診断(私はASD傾向のADHDと言われ
ました)
(自立支援医療受給者証と国保受給者証適応で無料ですが原本が発行途中
だったので次回返金する約束の元、3割負担でした)
↓
④ 本日の大学病院_2回目(WAIS Ⅳによる検査のみ)
(自立支援医療受給者証と国保受給者証適応で検査費は無料、
前回の返金もありました)
↓
⑤ 次回、最終の大学病院受診予定(ここで確定診断の見込み)
(自立支援医療受給者証と国保受給者証適応で無料)
といった具合です。
(国保受給者証は、最近知りましたが東京都独自のサービスのようです)
今回は自立支援適応だけでも毎回450円だった模様(自立支援医療管理簿から判明できたので、都外の人がこの大学病院で検査しても自立支援適応で初診〜検査〜診断までの総額は1500円程度だと思います)
さいごに
とりあえずやったぞ!っていう安心感が大きいですね。
まだ診断が出てるわけでもないけれど。
今月下旬の確定診断が出た時にまた詳細をnoteに書こうと思います。
検査現場からは以上です!
後日結果が出ました。こちらから。