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番外編・祖先をご紹介します
能楽資料「下間少進集」を研究する記事を昨日書き始めた。
まだ入り口の入り口にも関わらず購入してくださった方。ありがとうございます!
下間家は今の段階で私の甥が直系で28代目だと言われている。先祖は親鸞上人の弟子として本願寺に仕えていた。
とはいえ時代は変わり、甥は千葉に住んでいるし、お坊さんはいないし、今や下間家は普通のおうち。
そんな中、たまたま芸の世界に身を置いている私が、同じ家系であり猿楽師でもあった仲孝さんにシンパシーを感じたわけである。
そもそも私にしても仲孝さんにしても、ルーツは先ほど書いたように親鸞上人の弟子「蓮位坊(下間蓮崇)」と呼ばれる人にある。
もちろんその前にも祖先がいて、源頼政まで辿れるようだが本当かどうか?
蓮位坊さんのことは幼い頃から「祖先だからしっかり手を合わせなさい」と言われて育った。
いつも正月に墓参りをするが、今日も行ってきたので珍しく写真を撮ってみた。
大谷本廟(西大谷)の広大な敷地にある。ちょっとやそっとでは見つけられない。
道に迷う事必至。
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大きな石碑が目印なのと、途中にこんな矢印が立っているのでまずはこれを見つけるところから。
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仲孝さんの残した能の指南書と仲良くなる前に、改めて先祖の蓮位坊にご挨拶しておいた。
もちろん、ここうん十年の先祖にも手を合わせてきた。
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下間家の簡単なご紹介でした。
次回は本題に戻ります。