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頑張れる理由
〜を買ってあげるから、頑張りなさい、への疑問。
そして。
動機付け
勉強を頑張らないダラダラしているのを見兼ねて、いい点を取ったら○○を買ってあげる。
という甘い誘いをする方が多いです。
身に覚えのある保護者の方、多いと思います。
最初は、それでも聞いてくれて勉強に向かうんですが、段々と効果が薄くなってくると、与えるものも高額にならざるを得なくなります。
経済的余裕がある方はその手法で、とりあえず勉学に於いては「テストの点」は取れるかも。
でもね、本末転倒というかなんというか。。。
それを駆使して、僕は解決できてるのって思うんですよ。
先々の影響もチラチラ見えてきます。
○○で釣って一時期だけは頑張りを見せてくれますが、報酬が無くなればやらなくなります。社会に出た際に、自分の得る賃金分での仕事量はこれだと錯覚して、向上心が生まれづらくなります
間違いなく。
なので、この甘い誘いは本当に扱いを気をつけないと。
この手法だけに頼るのはスグにやめたおいた方がいいです。
常習性も高く、その後のリスクは親も子も高いです。
じゃあ解決策はあるのか?と言われると、その甘々な誘惑を与える前に、勉強習慣を付けさせるべきだったのです。
小学校一年生から。
早期教育はもてはやされていますが、今回は話を置いておきます。
もうやってしまった子は
既にその手を使ってしまった方は、一度リセットを試みましょう。
「え〜この前のテストでは△△買ってくれるって言ったじゃん!」と反論されてしまったら、もうかなり・・・です。抜け出しにくい沼にはまっています。
まずは皆さん大変忙しいのは承知ですが、家での勉強を大切にして、それに保護者が付き合ってあげて欲しいです。
毎日でなくても、本当に隙間だったり、週末でもいいです。我が子の学習の成長を見られるのも、親の楽しみでもありますよ。
低学年から塾任せだけにしていると、学習習慣は付き辛いです。
自発的な勉強習慣がある子とない子の差は、多くを言わずともご理解いただけると思います。
低学年のうちこそ、その時期だけでも家庭で少しでも宿題を見てあげるだけでも全然違います。
報酬を得る為の勉強は、残念ですが学習効果も一時的のものになりやすいです。
現に僕がそうでした。
経験者は語る!
長くなるのでここは割愛させていただきます💦ご興味がある方はまた聞いてください。
頑張れる理由(モチベーション)
ちょっと勉学から離れてスポーツの話。
繰り返しになりますが、
○○買って上げるから今度の試合は頑張んなさいとおっしゃる方も現にいました。
ホントに。
んーーーちょっと待ってね。。。
なんで、そのスポーツを始めたの?
その言葉がけが必要とあらば、その競技に費やす時間が「無意味」なのでは。
そこでしか会えない友達がいる!楽しそうにしているからやらせている!
ぜひこうした理由がある方は、その競技への「結果」は子ども達に求めないであげてくださいね。。。
楽しくスポーツすることには僕も大賛成です!しかし、上に挙げたような思考でいて、子どもには結果を求めるのはかなり酷です。
既にそうした状態であれば残念ですが・・・です。
時間は有用で有限ですよ。
僕は野球やサッカーのように通年でできるスポーツではなく、スキーというその季節でしかできない競技に取り組んでいます。
最近はトレイルランニングという相棒も見つけたので、スポーツへの意欲は20代の頃よりも一年を通して保てています。
前までは、パタっとやる気がなくなってしまう事案が多発していました。南半球に行かない限り、日本の真夏でスキーは難しいですもんね💧
それでも何とかかんとかここまで続けてこれたのも、好きだとかと言うことは飛び越して、やっぱり続ければプラスになるんだと信じていて進んでいったからだと思います。
ただスキーが上達するとうことだけでなく、それに付随してトレーニングだったり指導資格、新たな出会いがどんどん増えて、そのプラスを実感することが多くなったからです。
子ども達にとっては、「頑張る」というイメージが苦しい・続けてどうなるんだろうという不安や意味が見出せないことが多いはずです。
この記事をお読みになった方は、子どもへの声かけの何か一つ、ヒントになればと思います。
スポーツに、できること。
S.A.C.ちびっ子教室
吉谷 康志