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【公務員不適合者】情熱を持っている人にはやっぱり不向きなのかもしれない

こんにちは。
情熱派のとよぞうです。

好奇心旺盛な幼子がお手伝いをして褒められた時、自分が役に立てた事に喜びを感じてその心を満たす。
人は心を満たすことで大切な何かを得ることができる。
そうやって一つずつ階段を上っていける。

人は心を動かされるたびに一歩ずつ成長していくものだと感じる。
それは子供も大人も同じだ。

誰かの何かの役に立てた時、心から感謝されたとき人は心を育む

幸せを感じる瞬間というのは必ず心も動かされるものです。
人は心を核に生きる生物だからです。

そんな瞬間が何度も訪れるような、誰かの役に立つことで喜びを感じられるような事が仕事だったら幸せで充実した人生を送れるかもしれない。

もし、そういった理由で公務員になろうという方はぜひ読んでください。

公務員組織は人の成長を阻害する

私が社会保険庁(以下、社保庁)職員として年金事務所に勤務していた頃は対応したお客様から感謝される場面も度々ありました。
自分が役に立てたという喜びは「もっと役に立ちたい」という思いになって社会保険労務士の資格取得へと繋がった。

年金事務所が取り扱う公的年金制度や健康保険は雇用保険や労災保険、国税にも関係する部分が多いため幅広い知識を持った職員がいることは必要な事だと思っていた。

しかし公務員組織の中にはそうした努力を面白くないという目で見てくる人間もいる。
「資格なんか取って開業でもするの?」「自己満足でしょ」「暇だね」…etc

組織自体もそうした自己研鑽は評価などしない。
公務員組織とは建前と本音でできている。
公務員組織の自己研鑽はあくまで建て前であってガチの自己研鑽は意味をなさない…
「余計なことしなくていいんだよ~」「公務員はゼネラリストなんだよ~」
「管轄外の事に言及して間違ったら責任とれんの~」

終身雇用組織は30%の優秀な人間と50%の何もしない人間で構成されているそうです。
残りの20%は優秀な人間の足を引っ張っている…
そして優秀な30%はやる気を無くしていく…
企業だったら潰れていくけど公務員組織は潰れない。

公務員は人生において成功も失敗もしない
しかしその生き方を後悔する

潰れない組織の中で心を育むことができずに一歩も成長できない大人たちが足を引っ張りあう…
ミスかノーミスでキャリアを積み上げるしかない公務員の人生は、既存の秩序の中でポジション取りのための生存戦略を繰り広げる…

自分に非が無ければ他人に無関心でいられる人
自分に非が無い限り何が起きても腹を立てずにいられる人
そんな人物が適合者なんだろうか。

心を大切に生きていきたい人が組織を離れていく…

「忙しい」と書いて「心を亡くす」

コンプライアンスという言葉が良く聞かれるようになってから公務員の残業が増えたような気がします。
非正規労働者が増えた分正規労働者の負担が増えた気がしています。

この国は何をどうしたいんでしょうか。
どこに向かっているんでしょうか。
この国の民意は分断されました。
もはや投票制の選挙に意味が無くなりつつあります。
そんな今この国で公務員を目指す方はどうか心を亡くさないようにしてください。
心を亡くす前にお逃げなさい。

情熱を持って生きていくにはあまりにも不適切な公務員組織という選択。
生きるという事は心を震わされたり震えさせる事だと私は思う。

くれぐれも「死んだ魚の目をした職員」にならないように。

元公務員のとよぞうでした。

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