2021 高岡市長選挙 怪しい人々②

次々に米谷氏に対するネガティブキャンペーンを行うアカウントが増えてきている。

ここで取り上げたいアカウントは、他のデマを拡散するアカウントとは毛色のことなる異様さを呈するものである。

このアカウントは、なぜか独立したツイート投稿をせず、米谷氏と早稲田の学生との対談動画を紹介する「高岡さん」なるアカウントのツイートへの返信ツイートを投稿する、という形でツイッターを開始しはじめた。

 これはその第二弾の連投であるが、両者の「知的レベルの低さ」などを指摘している。名誉毀損レベルのものであることはともかく、かたやたたき上げのもと教育長、かたや有名大の学生の知的レベルを云々するこの人物がどのようなことを述べているのか見てみよう。

 まず、この人物は今の高岡に必要なのは本丸御殿などの建築物の再建ではない、と主張する。それが本丸御殿を話題にするこの両者の知的レベルを侮蔑する発言につながっているようである。たしかに、今の高岡に不要不急の建築物はいらない、という意見はもっともだが、この動画を見ればわかるとおり、米谷氏は今そのような施設を作るなどとは言っていない。長いスパンでシンボルとなるものを市民と作り上げていこう、という、一種の夢を語っている(そうした点で、以前小生が書いた記事中で米谷氏の御殿再建論に疑義を呈した点を修正したい)。

そして何よりも、いつの日か再建するのは本丸御殿と物見櫓であって、守山城を再建する、などとは一言も言っていない。

 つまり、5分ほどの動画の発言すら正確に理解できていない人物がツイートしているのである。人の発言を把握する能力にすら難がある人物が、米谷氏という立志伝中の人の知性を見下している、という滑稽な光景である。さて、知的レベルが低いのは誰であろうか、初っ端から雲行きかなりが怪しくなってきた。

 この人物の怪しげなツイートはまだ続く。

さて、塩谷建設は、本丸御殿や櫓のような、伝統工法を用いた建築まで手を広げているのであろうか?そのような施工例はないようであるが…。

頭の悪い無能な人間が教育長の重責をどうやって担っていたのか、この人物の思い描いている社会像というものがよくわからない。また、漢字の表記の間違えや同じ言葉を連続して繰り返しており、言語能力に問題があり、自らの無能さを露呈している。この人物はiPhoneを使っているのだが、誤変換も目立ち、どうやらうまく使いこなせていないらしい。そういった分際で、人のことを「無能で頭の悪い男」などと言っているのだから笑えてくる。

文章の体をなしておらず、論理的な文章を書く習慣がないようであるが、それはさておき、米谷氏が校長になれたのは政治的力が動いたから、だという。一体、何を言っているのか、理解不能である。

 この連投とは別の連投で、これに関連する珍説を開陳しているので参考までに引いてみよう。

文章の接続が稚拙で、意味が不明な点が多いが、要するに米谷氏が出世するために、政治的な力が動き、試験の廃止などの便宜を図った、と言いたいらしい。

一切根拠がなく、さまざまな勘違いをしているようである。

米谷氏は県立の学校の教員である。教頭に就任する頃の若い年代から、県の制度を変えられるような力やコネを持っていたとすれば、米谷氏はまことに恐ろしいドンである。市内のスケールに収まらない、大規模な陰謀である。ぜひ、新聞社にタレコミをしてほしい。記者もさぞ熱心に聞いてくれることだろう。それに、もし米谷氏にそんな裏の力があるのならば、はじめから高校の教員試験に合格していただろう。長い修行時代は不要だったはずだが。

県の管理職試験の制度変更に陰謀のニオイを嗅ぎつけたようであるが、米谷氏の教頭就任の頃から、というようにぼかしているように、明白な論理的根拠がない。そもそも、以前から校長などの担い手が不足している状況が続いており、多くの自治体でも受験資格や選考方法などで改革が行われている。これは女性管理職の増加にもつながっており、特定の人物を上にあげるためのものではない。米谷氏のために富山県が動いた、などとする発想自体が浅はかであり、どうしたらそのような妄想を抱くようになるのか、心配になってくる。

最新の投稿から追加。

 米谷氏と橘衆議院議員はそもそも同年齢ではない。橘氏は志貴野中学である。ウィキペディアにも書いてある。基本的な情報すらアヤフヤであるのに、そうした生半可な知識でもっともらしい陰謀論を展開しようとしているからわけがわからなくなる。

古文真宝みたような四角四面な難しい言葉を引いてきたが、履き違えているのだから恥ずかしい。同窓でもなく、歳も違う。無二の親友だと、一体どこで誤解したのか。この人物の頭の中ではそうなっているのだろうか。

このような破綻した陰謀論を述べて恥としないこの人物は一体何者なのか?

ツイートにヒントがある。これ以降の記事は一種の余興である。このデマ屋のトンデモと小生の憶測とどちらの精度が高いのか、一つもの笑いのタネに見て行ってほしい。

この人物は実在の人物でも通じるようなアカウント名と、何やら今風の若者の絵をプロフィールに用いている。年齢を若くみせたいのか定かではないが、実際には老いている人物であるように見受けられる。

米谷氏の高岡高校時代の同級生や先輩筋の話を複数聞いた、という。しかしながら、同級生以上では還暦を超えている。そのような高岡高校出身の複数の人物と一般人、特に若者が会話すること自体稀である。同級生の評判などといっているが、実はこの本人がかつて高岡高校に米谷氏と同時に在籍していて、米谷氏を「トロい奴」などと思っていたのではないか。また、米谷氏の高校時代の話とは、いったいいつの話をしているのか。普通の人物なら、そのような昔のことはさして気にしない。いつまでも高校時代の成績や評判などを価値判断の基準としているような人間というのも、何か高校が人生のピークであったかと推察されるような悲哀が漂っている。この人物のツイートを見るに、日本語すらあやふやで、明快な記述というものができていない一方で、先のような故事成語や、難解な言い回しを必然性なしに使う傾向があり、歪んだ知的虚栄心が見て取れる。また、文体の統一というものがまるでない。あたかも、昔のアジ文を読んでいるような気分だ。高校時代のイビツなエリート意識を持ったまま、老境に入ってしまった人物か。

そもそも、この人物のはじめてのツイートも、私立大出身者二人の対談動画への噛みつきであった。他のツイートでも、私立大をあげつらい、国立大学を至高と見なす姿勢が見られる。古い価値観の中で、公立こそが一流という価値観に染まった人物であれば、明治大出身でありながらも、己の手腕で教育長まで上り詰めた米谷氏をやっかむ気持ちもわからなくはない。この人物も、エリート高岡高校を出て国立の大学を出たものの、見下していた米谷氏に立身出世の点ではるかに追い抜かれて、コンプレックスが爆発しているのであろうか。

また、例のプロフィール画像も、いわゆる拾い物である。

若い人間と偽りたいがために、このようなイラストを検索して引っ張りだしてきたのであろうか。なんだか、想像すると気味が悪い。

今回、暇を持て余した小生は、このイラストの作者にコンタクトを取ってみた。個人情報の関係もあり、詳述は控えるが、作者の方はこのようなイラストが無断で誹謗中傷の道具とされていることは知らなかったようである(このイラストを描いたことすら忘れているような節もあったが)。無断転用であり、著作権侵害である。人を犯罪者呼ばわりしておいて、自分が罪を犯している。

興味深いことに、このイラストの作者は隣県在住であった。あるいは、この作者の知人が、本人に言わずに転載したものだろうか。

小生も負けじと張り合い、無理な憶測をしてみたが、この人物が訴追されて身元が判明するまで、答え合わせは楽しみにとっておこう。



 

 

 

 

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