難しい選挙となった。現職の中にも落選する人物が出てくるかもしれない。 小生にとって残念だったことが、若手の市議が任期途中で市民から委任された職を放り投げて、県議選に打って出たことだ。出馬理由として、市議としてできることの限界などにも言及していたが、市議の役割を知らずに立候補したのか、と却って呆れてしまう。自分の満足できる職ではなかったからやめる、というのは昨今では珍しくないが、市議会議員は転職サイトに載るような仕事ではない。県議になり、それでも「思っていたのと違う」というよ
統一教会と富山県のかかわりが全国的に注目を集めている。 我々が住む高岡市でも、市長が教会関連団体の講演会に講師として出席していたとして大きな問題となった。さらには、激戦となった昨年の選挙戦でも、現市長が教会と接触を持っていたという。 小生としては、カルト教団の高岡の政治への浸透具合に驚愕する一方で腑に落ちる面もあった。 先の市長選で、ありもしない犯罪歴などを捏造・拡散されていた敗北した方の候補は、いわゆるLGBT支援の立場であって、同性間のパートナーシップ制度導入を
国会議事堂の中央広間には三つ銅像が並んでいるが、そのほかに、一つ像がなく、台座だけ置かれている場所がある。これは、政治には完成がないことを示すためだと言われている。 どんなに偉大な宰相であっても、完全無欠な政治運営などできないというのは常識的な考えだろう。 しかし、ここに珍事が起きた。 我々の住むまち、高岡に完璧な政治が実現していると主張する人物がいるというのだ。 10月26日の富山新聞朝刊より。 高岡市議に立候補している各氏に、角田市政をどう評価するか、点数をつけ
高岡市長選からはや2ヶ月。新市政を評価するにはまだ時期尚早ではあるが、本人も職務に邁進しているようである。ただ、残念であったのが、新市長に転身したことで権力の空白地帯となった地盤に後釜として据えられたのが、至って普通の人物であった点である。もちろん、この方も人望のあり、優れた人間であることは間違えなかろう。ただ、若さ若さで選挙で押し切った割には、お膝元で若い人材を発掘できなかったのは残念だ。次世代の育成とやらが、新市政で本当に可能かどうか、初っ端から何やら雲行きが怪しい。
小生の記事で訴えたのは印象操作である。情報操作とは、何か。記事を読まないツイッター使用者に対して、わざとミスリードを誘っているのか。ここで批判したのは、他の陣営に悪印象を与える某市議のブログの書き振りや、反米谷界隈が嘘偽りを垂れ流している点などなどである。フェイクニュースを拡散するのが当然の行いなのか?小生の稚拙な駄文ではあるが、もう少しちゃんと読んで欲しい。 そんなことはどこにも書いていないのだが。ツイッターの情報に頼って一方的な誤解を与える嘘の情報を書いた人物を批判した
高岡市長選は角田氏の勝利となった。米谷氏を応援していた小生にとって非常に残念なことであった。角田氏はコミュニティバスの復活や各種の無料化などを公約と掲げていたが、実現のため財源の確保などに市民に負担をかけず努力して頂きたい。 さて、前回の記事では(意図的に)米谷氏を「悪」の権化、傀儡であるかのように位置づけ、その「圧力」に対抗する「善」が角田陣営だとする、作り出された物語が拡散されていることを指摘したが、角田氏の当選の際のツイートは、そうした物語の総仕上げであった。 圧力
明日が投開票である。 ここで小生が米谷和也氏の支持を決めた理由を書いてみたい。 何よりもまず、手堅いこれまでの実績である。様々な困難な事業をまとめ上げたその手腕と、役所の内部や地域独特の事情に精通しているその見識は他の追随を許さない。小生は学校の再編には強く反対している者であり、市内県内の学校が一貫校として一色に塗りつぶされるような事態だけは断固として避けたいと考えているが、再編をまとめ上げるのが想像を絶する困難であったことに変わりはあるまい。 もう一点が、パートナーシ
引き続き大荒れの高岡市長選について取り上げたい。 前回の記事では、主に角田陣営の市議が行っている印象操作について取り上げた。 あわせてウェッブ上で繰り広げられる、米谷氏への度を越したネガティブキャンペーンが、「圧力」や「恫喝」といった、この市議の執筆記事と共通する語彙やストーリーを元にしていることを指摘した。 もちろん、角田陣営が米谷氏への悪質なデマ拡散を指揮していると断言するつもりはない。明らかなのは、角田支持あるいはアンチ米谷のツイッターアカウントなどが、利権対改
中立を装い、特定の陣営支持へ誘導するような卑怯な真似はしたくないので最初に述べておくが、小生は今回の高岡市長選挙では米谷氏を支持することに決めた。理由はまた書きたい。今回の記事では、他陣営を応援する人々の手法への批判を行なう。米谷支持者のいうことには興味がない、という方は回れ右して帰るがよろしい。甘言に惑わされたまま、「閉ざされた言語空間」におればよい。どんな意見であろうと聞いてみよう、という市民の方は、ぜひとも老いの繰り言にお付き合いいただきたい。 今回の高岡市長選に際し
次々に米谷氏に対するネガティブキャンペーンを行うアカウントが増えてきている。 ここで取り上げたいアカウントは、他のデマを拡散するアカウントとは毛色のことなる異様さを呈するものである。 このアカウントは、なぜか独立したツイート投稿をせず、米谷氏と早稲田の学生との対談動画を紹介する「高岡さん」なるアカウントのツイートへの返信ツイートを投稿する、という形でツイッターを開始しはじめた。 これはその第二弾の連投であるが、両者の「知的レベルの低さ」などを指摘している。名誉毀損レベ
高岡市長選が良くも悪くも大騒ぎになってきた。 前からの記事で取り上げているように、ウェッブ上では法的な処罰が下り得るレベルの誹謗中傷が飛び交っている。興味深いのが、言われなき誹謗中傷の的になっているのが、もっぱら一つの陣営である、という点である。 そうした状況はツイッターを見るとより鮮明にわかる。反米谷・反自民の界隈が、虚偽の情報で米谷氏を侮辱し、それをリツイートしたり返信したりすることにより拡散を図っている。そうしたアカウントは4月以降に作られたものが多く、あるいは同
高岡市長選挙も告示が近づき、大詰めである。 前回の記事でも、訴訟にまで発展しかねないような誹謗中傷がネットを中心に行われていることを取り上げたが、それはまだまだ混迷の序の口に過ぎなかったらしい。県知事選でも、論理の飛躍どころか、論理の体すらなしていない陰謀論がツイッターを中心に出回っていたが、高岡市長選でも同様のトンデモ論が横行しようとしているようだ。 以下のツイートを見て欲しい。 この人物は、ツイートに掲載された画像をもとに、米谷氏が教育長時代に推し進めた次世代
高岡市長選の候補予定者たちの具体的な政策も発表されはじめ、小生の手元にもパンフレットなどの資料も届くようになってきた。思えば投開票まで2ヶ月もないのである。 選挙が盛り上がってくると必ずと言っていいほど出てくるのが根も葉もない誹謗中傷の類である。前回の県知事選挙でもそうであった。とある候補には全国各地に愛人がいるやらと、そういった下半身レベルの話から、その候補は中国にコントロールされているやらいう、こちらは女のみならず世界にまで股をかけたグローバルな陰謀論まであり、さす
高岡市長選は、大荒れである。角田ゆうき氏は、自民党市連の公募に手を挙げたのは壮挙であったともいえようが、党の決定に従わず、幾人かの市議を引き連れて分派してしまったのはいただけない。こうしたことは一般企業ではまず考えられない常識から逸れた行いだ。 富山県知事選の時も自民が分裂したが、その際ははじめから推薦候補の選考方法に対しての批判があり、その火種から出火したのであった。しかし、今回の高岡市長選をめぐる動きでは、造反した議員らは選考まで何ら不平も述べていなかったのに、結果
3月27日(土)に高岡市商工会議所ビルで、今年7月に行われる高岡市長選における自民党推薦候補者選びのための公開討論会が行われた。その模様はユーチューブでも中継・公開され、形式的には名実ともに「開かれた選考会」となったようである。 この討論会には自薦により元テレビ朝日の出町ゆずる氏、現職高岡市議の角田ゆうき氏、諸団体による他薦により元高岡市長教育長の米谷かずや氏が参加した。 今回の市長選に出馬が取り沙汰されている全員がこの推薦候補者選びに参加したことになる。自民党の推
わざわざこのような雑記録のためにアナウンスすることではないとは思うが、これより過去の一部の記事を非公開とし、また一部は表現を改めることとした。 昨年の県知事選を機に、このノートではこれまで数多くの事象をとりあげたが、その中には少なからぬ県内の政治家を批判的に取り扱ったものがある。大半が県知事選に伴う敵対陣営批判の行き過ぎや、的外れの非難の非道を指摘したものであった。それらの内容に誤りはなかったと思うし、またとある県議会議員には未だに許せない義憤を感じている。 しかし