富山あるある満載？雪国・富山の克服術

こんにちは。気づけば随分と寒い季節になりました。（今は夏が恋しいです笑）

何が言いたいかというと、富山と言えば、やはり雪国だ！ということです。

雪と聞いて、ネガティブなイメージを覚える方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。プラスなこともたくさんあるので、富山あるある…いえ、ママスキーのドイ家あるあるも交えながら、雪国・富山の克服術をお送りしていきたいと思います。

富山の雪ってどんな感じ？どのぐらい積もるの？

皆さんが記憶に新しいのは昨年2021年1月の大雪ではないでしょうか？

↑カーポートの上に雪がたっぷり…。

全国ニュースになるほどの積雪量で、私自身も経験がないほどの大雪でした。一歩、外に出ようものならば、手にはスコップ、足には膝まである長靴（オシャレさはない）、ニット帽も必須アイテムでした。

除雪をして車に乗り込むだけでも、一苦労。

さらに目的地へは通常の3～4倍の時間がかかる…そんな状況に陥ってしまいました。

しかし、富山の冬のスタンダードはこうではありません。

私の感覚では、12月半ばに突然雪が降ったと思ったら、そのあと1ヶ月近く雪を見ることがなくなり、1月下旬～2月上旬に数センチ積もる程度、が富山の冬のように思います。

（もちろん中山間地域はこうではありませんが…）

しかも主要道路は夜中のうちに除雪車が通り、ほとんどの住宅地の道路には融雪装置がついているので、除雪する機会もかなり少ないように思います。

↑かまくらが作れる積雪でも、道路に雪はありません。 

除雪の始まりは、雪遊びの始まり。

さて、そうは言っても雪の降らない地域にお住まいの方にとっては1cmの積雪でも驚愕と言いますから、富山で15cmくらい積もる（割と通常）となれば、「どうしたらいいの！？」と思われることと思います。

その答えは簡単です。

富山の家庭のほとんどには、スコップ1～2本程度、スノーダンプ1台程度あることが一般的なので、冬が来る前に準備しておけばよいのです。

※雪が降ってからだと店頭から売り切れ続出になるので、雪が降る前に買うのがオススメ。

雪が積もったら、ほうき掃除をするようにササっと雪をよかすだけ。（よかす＝動かす）

子どものいる家庭なら大体の場合が「私もするー！僕もするー！」と小さなスコップを片手に持った子ども達がお手伝いを開始するので、ママは監督に早変わりすることも出来ます(笑)。

そして、家庭での除雪でテッパンなのが、除雪して出来上がった雪山が、かまくら作りへ変化していくこと。山になった雪を見て、ほとんどの子どもが「かまくらにしようよ！」「滑り台を作ろうよ！」と目を輝かせて訴えてくることでしょう。そのまま家族で雪遊びを楽しめば、楽しい“おうち時間”の始まりですよ♡

除雪が繋いでくれる、ご近所づきあいの輪

県外出身ママと話をしていて、よく質問されるのが「家の前の雪ってどこまで除雪したらよいのでしょう？」ということ。

どんな立地にあるかにもよるかもしれませんが、融雪装置のついた道路なら、道路の中央部はそれで溶けていくので、その手前当たりまでを除雪するのが一般的だと思います。（それをしないと車が出せない…汗）

我が家では、今年初めの豪雪時には隣近所の人と協力して、「除雪手伝うから、駐車場一台分、雪捨て場（除雪した雪を集める場所）にさせて」とやりとりしたりしていました。そうして出来上がった家2軒分の大きな雪山は、素晴らしい滑り台に変貌を遂げています(笑)。

コロナ禍で近所づきあいも難しい昨今、まさか豪雪時の除雪が近所づきあいを復活させてくれるとは思いもしませんでした。

思い返してみると豪雪時だけでなく、雪が降るとどの家も午前中に除雪をし始めるので、そこでコミュニケーションが生まれたり、そのまま子ども同士が遊びだしたりするので、冬は近所づきあいが活性化する季節かもしれないなぁと思ったりします。 

積雪時は移動時間に注意して計画を！

雪国・富山では、除雪以上に知っておいてほしいのが、積雪時は移動時間が倍かかるということ。これは積雪量に関わらず、数センチ積もっただけでも影響が出始めます。

片道15分かかるなら、少なくとも30分。もっと見越しておいても損はないと思います。そのくらい移動時間に影響が出るということは、日常的に行き来する場所＝職場や子どもの園などの距離は「雪が降った場合」も想定して選ぶことも重要です。

例えば、職場まで通常片道30分（車で）と思っていても、雪が降ると1時間以上になるということ。これだと子どものお迎えに間に合わない場合があるので、要注意です！

私は個人的に通勤時間は通常片道15分を目安にすることをオススメしていますが、どの道を通って通勤するのか、車以外の交通手段もあるのか、などによって異なります。ただ、雪が降ると移動時間は倍以上、これだけは忘れないでいてほしいなと思います。

いかがでしたでしょうか？

雪が億劫に感じる人もいると思いますが、雪には楽しい事やイイコトもたくさんあります！除雪をたくさんすれば、良い運動にもなりますしね(笑)。冬の美味しいものを食べた後のダイエットと思えば、一石二鳥です。

スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツも盛んで富山市中心部からなら1時間もかからずにアクセスできるスキー場もたくさんあるので、それも冬の楽しみですよね。

ママスキーでは過去に「雪かき」について紹介したYouTubeを公開しています。参考になるかは分かりませんが、視聴してイメージトレーニングしていただけたら嬉しいです♡

【ライタープロフィール】
株式会社ママスキー　土肥恵里奈

「ママになったら、ママスキー」を合言葉に未就学児ママのための情報サイトを運営。主催イベントでは1日に約10,000人の来場実績を持ち、そのノウハウで自治体・企業のイベントを企画する。2019年に法人化し、「ママを楽しく、面白く、ジブンらしく。」を理念に子育て世代と社会を繋ぐ幅広い事業を展開している。