県外出身ママに訊く!ママ友の作り方
みなさんこんにちは。ママスキーのありつかです。
去る2021年8月23日に、『県外出身ママに訊く!ママ友の作り方』というテーマのライブ配信を実施しました。今回は、そのライブで語られた内容を皆さんにお伝えしたいと思います。県外出身ママも、そうでないママも、ママ友作りのヒントにぜひご一読ください!
<ゲスト プロフィール>
今回は、石川県出身である私ありつかと、2人のママをゲストにお招きして語りました。
◆いずみさん…滋賀県出身。富山歴5年目。4歳・2歳のママ。
◆のぞみさん…北海道出身。数々の転勤を経て今年4月に富山へ。小1・年中・2歳のママ。
北陸・関西・北海道と様々なエリアから富山にやってきたママたち。大学進学や旦那さんの転勤など理由も様々です。友達や知り合いもいない心細い状況の中、どうやってママ友を作り、子育てを乗り切っているのでしょうか?
早速見ていきましょう。
ママ友づくりは得意?
最初のお題は、「そもそもママ友を作ることが得意かどうか」。
おそらく、中には全く抵抗がない方もいるかと思いますが、私たち3人は満場一致で『苦手』という回答に。
大人になってからいざママ友を作ろうと思っても、「なんて声かけたらいいんだろう?」「どうやって距離を縮めたらいいんだっけ」と、かなり勇気がいりますよね。ママ友に限らず、元々人見知りなので、相手から踏み込まれても戸惑ってしまうという意見もありました。(私も完全に同意です!)
ママ友作りに苦手意識があるので、家に帰ってきた頃には気疲れでもうぐったり。無理矢理テンションを上げておしゃべりするので、「あれ?結局なんの話したっけ?」なんてこともよくありました。
おそらく、この記事をご覧の方の中にも、ママ友作りに苦手意識がある人って結構多いと思います。
富山に来て最初に頼りにした場所・情報収集の方法は?
※写真は2019年のママ会の様子
いずみさんの場合、私の職場でもあるママスキーの「転勤族ママ会」に参加されたことがきっかけだったそう。転勤族ママ会は、その名の通り、転勤族のママが集まるママ会。富山歴も出身地も様々なメンバーで悩み相談やおしゃべりを楽しみます。同じ境遇のママ同士で悩みを相談できると、一気に距離が縮まりますね!いずみさんも、何度もママ会やイベントで会うママさんと、連絡先を交換する仲になったそうです。
のぞみさんの場合は、市町村から送られてくる子育て情報ガイドブックに目を通したり、「富山 子育て」などWEB検索をしたり…と、とにかく情報収集に徹していたそうです。また、リトミックや親子教室など、親子のふれあい教室によく参加していたんだとか。
実は、富山県って他県に比べてこうした「親子向けイベント」が非常に多いんです!私たちママスキーをはじめ、個人で親子イベントを企画・活動されている方はたくさんいるので、ぜひ皆さんも調べてみてください!
ちなみに私の場合、近所の児童館や支援センターをよく活用していました。他にも私の地域では、小学校区の0歳ママが月に1回集まるサークルがあり、そこからご近所づきあいがはじまりました。子どもが小さいうちから地域で集まりがあるって、いいですよね。
人付き合いで心がけていることは?
冒頭にもあったように、私たち3人はみんな人付き合いが苦手。とはいえ、県外出身ママが誰にも頼らずに1人で子育てを続けることは不可能といっても良いでしょう。誰にだって、相談できる人や話し相手が必要です。
そんな私たち3人が、ママ友作りのために心がけていることを話し合いました。
のぞみさんは、「自分から行動を起こすこと」を大切にしているそう。
それは、自身が幼少期に幼稚園の先生に言われた一言がきっかけだったそうです。その言葉を胸に、支援センター等で一人でいるママを見かけたら、自分から声を掛けるようにしているんだそう。確かに、もうすでに出来上がっているママグループに溶け込むよりも、自分と同じように一人になっているママのほうが話しやすいかもしれませんね。
いずみさんが心がけていることは、相手と話すとき、自分の意見の押しつけにならないようにすること。そして何よりも「自分から相談すること」を意識しているんだとか。悩みを相談してもらえると、誰でも嬉しい気持ちになりますよね。同じ悩みを抱えるママだからこそ、
互いに尊重しあいながら相談しあえる――そんな“対等な”関係性が築けるかもしれません。
私の場合はというと…よくよく考えると、子どものコミュニティに飛び込んでいるパターンのほうが多いかもしれません。保育園の父母会や町内の児童会の繋がりなど、「○○ちゃんママ」という立場で話し合える機会が多いです。そういったコミュニティに勇気を出して飛び込んてみると、自然と輪が広がりますよ。
県外出身ママだからこそ気付く、富山の魅力
ママ友トークの合間に、ひと際盛り上がったのが、『富山の支援センター』について。
なんでも、のぞみさんが転勤で北海道に住んでいた頃、近所の支援センターは週3日の午前中しか開いていなかったそうです。他にも、千葉に住んでいるママ友は、週2日しか開いていなかったり…と、富山の支援センターとの違いを実感したそうです。
富山県の支援センターはというと…平日9時~16時いつでも開放している、という施設が多いように感じます。(現在は感染症対策などで人数制限を講じている場合もあります)
他にも、富山の公園事情についても、県外出身ママならではの意見が。
「富山の公園は整備されていて綺麗」「駐車場が無料」「車でサッと行けるので便利」など、富山県では当たり前のことが、県外から見ると凄いことだったりするんですね!
改めて、富山県の子育て支援のすばらしさを感じたお話でした。
あっという間のライブ配信でしたが、県外出身ママだからこそ気付く、富山県の子育て事情やママ友交流のヒントを教えてもらいました。とても有意義なライブ配信になりました。
アーカイブはいつでも視聴可能なので、ぜひ動画でご覧くださいね。
【ライタープロフィール】
株式会社ママスキー 在塚美香(石川出身)
「ママになったら、ママスキー」を合言葉に未就学児ママのための情報サイトを運営。主催イベントでは1日に約10,000人の来場実績を持ち、そのノウハウで自治体・企業のイベントを企画する。2019年に法人化し、「ママを楽しく、面白く、ジブンらしく。」を理念に子育て世代と社会を繋ぐ幅広い事業を展開している。