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「私たちの時代はそれが普通だったよね」症候群

皆さんお久しぶりです。遠山怜/作家のエージェント(人)を更新しました。

これまで何となく許容されてきた社会の「普通」が問題視され、見直されるようになってきました。女性向け書籍も市場に増え、フェミニズムや男性学に関する情報が学者からではなく一般の方からも発信されるようになってきました。差別やハラスメント、問題行為のない新しい価値観の社会に近づいているように見えますが、つい「私たちの時代はそれが普通だったのにね」と言ってしまうことがあります。そこには「いま」の被害者ではなく「過去」の被害者の否認と沈黙があるのではないか。無視されてきた被害とそれと向き合うことについて考えています。


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